記事一覧

「大利き酒会2015」

2015.06.12

ファイル 467-1.jpgファイル 467-2.jpg

写真上:開場直前(真ん中のテーブルの一升瓶は仕込水)
写真下:閉会直前にパチリ

今年も開催されました。
信州佐久の熱き男、小山英浩がプロデュースする「酒舗 清水屋 大利き酒会2015」。

会を重ねること4年目。
その第1回から参加させて頂いてる私としては、お声掛け頂くそのたびに感謝の思いでいっぱいの毎回です。

この日参加した蔵元は長野県内から22蔵、県外から7蔵の計29蔵。
そこに酒器専門の業者さんが加わって30ブースがお出迎えします。

スタートと同時に会場は超満員。
顔馴染みの皆様、今日初めての方々、歓談しながらお酒を注ぎ続けます。

この日出色だったのはお客様が各々持ってこられた酒器の数々。
実は今回、主催の小山さんが「マイ酒器」の持参を呼びかけたのに対して、多くのお客様が応えて下さったのでした。
ざっと見てもその数半数以上。
お酒を注ぐお客様の手に添えられた色とりどりの酒器の美しさといったら・・・。
相乗効果で隣の酒器のブースにも大勢のお客様が集まっていらっしゃいました。

そうこうしているうちに、あっという間の4時間。
弊社のブースの締めのお客様は、小山さんを通じて出会った和食処の店長さんとスタッフの皆様。
閉会時間を惜しむようにして皆さんに注いだ1杯で、今日持参したお酒がすべて空になりました。

ご来場者数、驚きの400名。

今日もまた、信州佐久「酒舗 清水屋」の燃えたぎる思いを大いに体感させてもらえた素敵な1日でした。

「美魔女の10年美容」

2015.06.06

ファイル 466-1.jpg

「美ST」という月刊誌があります(写真は表紙)。
40代からの女性のライフスタイル誌です。

この本に知人の女性Mさんがカラー1ページで掲載されました。
ご本人からご連絡を頂き、その足で書店へ駆け込み購入。
早速ページをめくると・・・。

「美魔女の10年美容」と題し、「セラピスト」として活躍しているMさんの姿が大きくアップで写っていて、その眩しさに感動です。
と同時に、Mさんの仕事ぶりを目の当たりにすることができて、思わず嬉しさがこみ上げてきました。
本当はそのページの写真もここに載せたいくらいです。

知人、と書きましたが、実はMさんとは一度しか会ったことがありません。

今から数年前、ご友人の女性と連れ立って突然ご来社頂いたのがMさんでした。
束の間の休息で上田市郊外の温泉を訪れ、そこで飲んだ弊社のお酒が美味しかったからとわざわざご訪問頂いたのでした。

今回は温泉に入ることだけが目的で、観光もしないですぐに帰ろうかと思ったけれど、と語るMさんに、せっかくだからと私は次から次へと利き酒を勧めます。

お酒が入るにつれて会話も尽きる事なく盛り上がり、気が付けば私はおふたりを車に乗せて上田観光のドライバーをしておりました(とはいっても弊社の近くを回るだけの短いものでしたが)。

それから数日後、Mさんから丁重なお礼の連絡があり、彼女が関東で起業されていることを知ります。

以降、Mさんと私はSNSを通じて折に触れ連絡を取り合うようになりました。
決して頻繁ではありません。
でもさり気なく送られてくる短い文章からは、あの日ご一緒した時の思い出が蘇り、私も嬉しさとともにお返事をする毎回です。

そんな中での今回の誌面掲載のご連絡。
私は取るものも取らずに書店へ走った次第です。

たった一度きりの邂逅が今も変わらず続いていることに感謝の思いでいっぱいです。
そしていつかまたMさんと再会できる日を心待ちにしている私です。

今宵再訪

2015.05.30

ファイル 465-1.jpg

久々に関西に出張した際、夜の京都に降り立ちました。

目指すは祇園の「THE BAR Straight」。
このお店に行くためだけの京都途中下車です。

経緯は以下の過去ブログ。

http://www.wadaryu.com/blog/archives/443.html

6年ぶりの「THE BAR Straight」。
四条通りから細い路地を入ってビルの3階。
足は覚えています。
興奮を抑えてゆっくりとドアを開けると・・・オーナー・バーテンダーの山根さんが変わらぬ笑顔で出迎えて下さいました。

まずはギムレットで口開けをして、しばし歓談。
30代後半に毎年一度足を運んだあの頃が、お店の空気と共に蘇ります。

2杯目からはモルト・ウイスキー。
この素敵な時間をじっくりと噛み締めたくて、一緒にシガーを所望します。

と、入ってきたお客様は目にも眩しい芸妓さん。
今京都の空気を吸っている事を改めて実感します。

引き続き入ってくるお客様。
山根さんの邪魔をしてはならぬと、カウンターでの居心地をひとりゆっくり楽しみます。

締めは大好きな「マッカラン」の18年。
山根さんのお酒への愛情あふれた説明を聞きながら飲むうちにタイムアウトです。

この10年間で2回しか訪問していない私は、決してこのお店の常連ではありません。
でもはるか京都の地で心安らげる「THE BAR Straight」そしてバーテンダーの山根さんと知り得たことは大切な心の財産です。

飛び込み営業

2015.05.22

今日、飛び込み営業が2人続きました。

どちらも買うことはできませんでしたが、最近は営業といえば電話かメールがもっぱらの中、わざわざ足を運ぶ営業が新鮮で、会社の指示とはいえその心意気を思わず褒めてしまいました。

飛び込み営業といえば大阪での修行時代を思い出します。

購買心理を学ぶ時間があって、セールスのトップを極めた講師からお客様の購買心理を叩き込まれました。

一連の講義の最後の日、「みんなちゃんと頭に叩き込んだか?」
「はい!」
「本当に覚えたな!」
「はい!」

翌朝、我々14名の前にずらりと並んでいたのは醤油のびん。

「よし。みんなちゃんと購買心理を頭に叩き込んだという事だから、今日は飛び込みでこの醤油を売ってこい!ただしチラシやPOPは一切使用禁止!言葉だけで売り切ってくるように!」

各自醤油を2本ずつ持たされ、吹田の街に飛び出します。
しかしこのたった2本が売れません。

家のベルを鳴らして、インターホンで「醤油の訪問販売なんですが・・・」と言った途端すぐに切られるその連続。
しかも慣れない大阪弁で容赦なく言い返されるものですからダメージは倍です。

どれだけ断られ続けたか、でも段々とコツは分かってきました。
まず一軒家よりもマンションやアパート。
隔てるのはドア1枚なので、直接話せる機会が格段に増えます。

あとは叩き込まれた内容を忠実に、慌てずに、誠実に。
そして半日経って、1本売れた時の喜びといったら。

2本売り切って戻ると、既に戻っている者、そしてあとから戻ってきた者。
でも全員が完売です。
講師から「よくやった」と褒められて、あの時の2本でたった千円ちょっとの売り上げの重みは忘れません。

今回も飛び込み営業の2人の姿を見ながら、あの頃を懐かしく思い出したひとときでした。

「長野の酒メッセ in 東京2015」

2015.05.16

今年も「長野の酒メッセ in 東京」がグランドプリンスホテル高輪で開催されました。

まずひとこと。
凄いお客様の数でした。

最終集計では、昨年の1800人から今年は一気に2300人ほどにご来場者が増えたとか。

午後2時~午後5時までは業界関係者の方のみだったのですが、最初の1時間で既にお酒が数本カラになるハイペース。

いつもお世話になっている方、新しくお見えになった方、多くのお客様が弊社のブースにもご来場頂き、感激しながらもそこは真剣勝負です。
試飲して頂きながら、今年のお酒に込めた真心をきっちりお伝えします。

午後5時から一般のお客様の入場が始まると混雑はさらに激しくなります。

途中、ゲストの「ミス日本酒」が突然弊社のブースに入ってお酒を注ぎ始めるとお客様の輪が2重・3重に・・・。
私たちもこの求心力を見習わなければいけません。

ふと目の前を見ると、長野県のゆるキャラ「アルクマ」君がお客様の中を縫ってのそのそと闊歩してるし。
いやあ、何だか楽しいぞ。

気が付けば昨年よりも1.5倍多く持ってきたお酒が、午後7時にはすべて無くなってしまいました。
名刺入れもカラっぽ。
こんな事は初めてです。

それから閉宴の午後8時までは、ブースにお越し頂いた皆様にひたすらお詫びで頭を下げ続けた1時間でした。
お酒をお注ぎできなかった皆様、本当に申し訳ございませんでした。

思い起こせば6年前。
初めてこの「長野の酒メッセ in 東京」に出展させて頂いてから少しずつ広がっていった関東のお客様やお取引き様との輪。
これからもこれらの邂逅を大切な財産として頑張っていきたいと思います。

ご来場頂いた皆様、そして弊社のブースに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

ページ移動