本年度の「和田龍登水」、いよいよ仕込みが始まりました。
今年は従来の「山田錦」「美山錦」に、量はわずかですが新たに「ひとごこち」が加わります。
写真は洗米前の山田錦です。
春の暖かさを感じる頃、新酒を皆様にお届けできる予定です。
楽しみにお待ちください。
信州上田 ほろ酔い社長がつづる日々の記録
本年度の「和田龍登水」、いよいよ仕込みが始まりました。
今年は従来の「山田錦」「美山錦」に、量はわずかですが新たに「ひとごこち」が加わります。
写真は洗米前の山田錦です。
春の暖かさを感じる頃、新酒を皆様にお届けできる予定です。
楽しみにお待ちください。
あけましておめでとうございます。
さて、年が変わって、早速昨日からお世話になっている方々への新年のあいさつ回り。
とはいっても今日はまだお正月。
日頃は車で飛び回っている長野県内も、こんな日ばかりはお酒を呑んでもよかろうと、列車に揺られての道中です。
ちなみにこの日上田駅で買い求めた切符は、長野県内のJR乗り放題の「ワンデーフリーパス」、2,570円也。
お得感満載の1枚です。
朝から県内をぐるりと回り、午後6時過ぎに辿り着いたのは松本市。
さあ、今日はここで一杯です。
目的のお店は松本駅前「風林火山」。
今や全国区になりつつある大人気の日本酒酒場です。
このお店の店主、中村さんも、私を日頃から育てて下さっている大切な恩人のひとりです。
外から店内を覗き込むと、おっ、中村さんがいらっしゃいます。
早速暖簾をくぐって、アポなしの訪問に驚く中村さんにまずはご挨拶。
聞けば今日は予約で満席との事。
恐縮する私に1席作って下さった中村さんの思いに感謝しながら腰を落ち着けて、まずは熱燗を注文。
料理に迷っている私に、お薦めをワンプレートに乗せますね、という、これまた嬉しいお言葉。
ほどなく出てきた、元旦入荷のまぐろの刺し盛りをはじめとする数々の酒肴の、うまいのなんの!
熱燗をあっという間に空にして、お薦めの日本酒をお言葉に従って頂きます。
今や稀少酒になった東北の蔵元の元旦しぼり、このお店のためにびん詰めされた金賞受賞酒の「無濾過生原酒」・・・素晴らしいのひとことです。
それにしても次から次へと入ってくるお客様の数の何と多いことよ。
しかし満席ということで、中村さんはひと組ひと組丁重にお詫びしています。
これだけのお客様がご来店の中で長居は禁物と、そこそこのところで席を立ちましたが、中村さんのお姿と店内の活気、そして素晴らしいお酒とお料理とに、新年早々大いに元気を頂いた松本の夜でした。
それでは皆様、今年も頑張りますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。
今週発売を開始した「和田龍 純米しぼりたて生原酒」、おかげさまで好評です。
それでは料理との相性は?というと、オールラウンドな料理と幅広く合います!
まず、この季節ならではの鍋料理にばっちり。
出汁と素材から来る旨みとお酒とが見事に調和します。
その他にも、サッパリした食材から、油や肉を使ったコッテリしたメニューまで、どんな料理にも相性バツグンです。
試しに先日、地元の居酒屋で忘年会があったので、このお酒を持ち込ませて頂き、実際に相性を較べてみました。
出ました料理は以下の通り。
・刺身(まぐろ・はまち・鯛・たこ・こはだ酢)
・漬物(野沢菜・白菜)
・八宝菜
・木くらげ玉子炒め
・モツ鍋(この店名物!)
・レバニラ炒め
・スペアリブ
・焼きおにぎり
結果はというと、どの料理ともピッタリでした。
これはひとえにこのお酒が、フレッシュな軽快さと、そしてきれいなキレとを併せもっているからに他なりません。
焼きおにぎりでさえ、おこげの風味がお酒の旨みと調和して、これまた旨し。
次の一杯に進むのでした。
季節限定の一品です。
ぜひお試し下さい。
お待たせしました。
12月22日(月)より「和田龍純米しぼりたて生原酒」を冬季限定で発売致します。
しぼりたてのフレッシュな香りと味わい。
軽やかで透明感あふれるみずみずしさ。
あと味さっぱりのキレのよさ。
まさに搾ったばかりの新酒の醍醐味をご堪能頂けます。
お料理との相性もバッチリ!
お刺身や漬物といったサッパリとしたものから、出汁をしっかり取った鍋物、油や肉類のコッテリとしたお料理まで、オールラウンドで合います。
この季節だけの旬の一品。
ぜひお試し下さい。
和田龍純米しぼりたて生原酒
・1.8L 2,400円(税込2,592円)
・720ml 1,200円(税込1,296円)
元外交官にして文筆家の佐藤優が滅法面白いです。
その圧倒的な筆力と、同志社大学神学部大学院卒という経歴からも来るインテリジェンス溢れる文章は、鈴木宗男事件で自ら逮捕された顛末を描いたデビュー作「国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて」から今日まで、一貫して変わることはありません。
そんな佐藤優の最近文庫化された「紳士協定-私のイギリス物語―」、こちらも一気読みの面白さでした。
著者が外務省に入省して2年目に英語とロシア語の研修で訪れたイギリスで、ホームステイ先の少年との交流を描いたドキュメンタリーです。
いつも通り知的好奇心に溢れる内容に加えて、この作品のもうひとつの魅力は随所に登場するロシア料理やイギリス料理の描写です。
レストランやホームステイ先での食事の事細かな描写は、まさに行間から匂いや味が飛び出してくるようで、空腹の時は要注意です(笑)。
現に私はこの作品を読んだあと、イギリスの名物「フィッシュ アンド チップス」がどうしても食べたくなって、この料理を出すお店に飛び込んでしまったほどです。
カラリと揚がった魚の白身とポテトのフライ。
これをいつもならタルタルソースで食すのですが、この日は作品に書かれた通りに、別添えのモルトビネガーをたっぷりとかけて、熱々をガブリ。
タマりません。
結局この日は「フィッシュ アンド チップス」ひと皿で満足してお店を出てしまいました。
次なる目標は、やはり作中に登場するイギリス名物「キドニー(腎臓)パイ」。
内臓料理好きの私としてはぜひチャレンジしたい料理です。
ただし普通だったらアンモニア抜きをするキドニーも、イギリスではそんな手間暇はかけずに調理するので筆者はアンモニア臭くて食べられないと嘆いていました。
どなたか、これを食べられるお店、知りませんか?