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「さけてりあ べじた坊」オープン

2021.07.10

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私が大のお気に入りの長野市の地酒処「べじた坊」。

このたび大幅なリニューアルを施し、「さけてりあ べじた坊」として生まれ変わりました。

早速行って参りました。

まず入口の看板が一新しています。
利き猪口の「蛇の目」のロゴが眩しいです。

そして中に入ると、料理担当の若林さんとお酒担当の石垣さんが笑顔で迎えてくれます。
この温かさはいつになっても不変です。

店内を見渡すとまず目を引くのが、新しく設置された一人用カウンター。
「黙呑みカウンター」と名付けられたこのスペースは、各席にコンセントが設置され、Wi-Fiも完備で、呑みながら仕事もできてしまうという優れものです。
ひとり呑み大好きな私にとっても、この席は大歓迎です。

聞くと、換気機能も思い切った設備投資をされていて、このご時世に安心して呑んで頂こうというおふたりの心意気がビシバシと伝わってきます。

そしてお料理の提供方法も大幅に変わりました。

2~3人前あったポーションを少し小さめの食べやすい1人前に変更し、さらには感染対策とお客様を待たせないという利便性からカフェテリア方式を採用されました。

提供方法は変わっても、野菜を中心とした数々のお料理の美味しさは変わりありません。
この日も4皿をあっという間に空にしてしまいました。

そして「べじた坊」といえば、何といっても地酒のラインナップの豊富さ。
この日も圧巻でした。

私はいつものように45mlのグラスで(スリーサイズから選べるのもありがたいサービスです)、オン・メニューの銘柄、そしてメニューにはない石垣さんおすすめの銘柄を片っ端から堪能しながら、楽しい「べじた坊・ナイト」は過ぎていったのでした。

新装オープンとなった「さけてりあ べじた坊」。
長野市へ行かれた際はぜひ立ち寄ってみてください。
素敵なお酒と美味しいお料理と、そして若林さん・石垣さんのホスピタリティー溢れる心地よいサービスが皆様をお待ちしています。

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いよいよ解禁

2021.06.12

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上田名物「鮎のつけば」。

千曲川のほとりに建つ小屋で、獲れたての天然鮎のフルコースを堪能できます。

今年も千曲川の鮎の解禁日に合わせて、いよいよ6月26日からオープンです。

私がおすすめの「つけば鯉西」。

初めて訪れた人がまず驚くのが、最初に出される「鮎刺し」です。
鮎の身の上に透き通った刺身が乗って、姿造りの形で供されます。

その後も、鮎の塩焼き、鮎の天ぷら、鮎の田楽・・・まさに鮎尽くしで、千曲川の旬を堪能できること請け合いです。

ちなみに夜も更けた頃になると、名物社長の西澤さんが「ごゆっくり!」といいながら潜水服で千曲川に潜っていきます。
そう、これから鮎の漁を仕掛けるのです。

実はこの「つけば鯉西」、2年前の秋の大型台風で、跡形もなく流されてしまいました。
「もはやこれまでか」という周囲の声をよそに、西澤社長は翌年、つけば小屋を見事に復活させました。
そのバイタリティたるや、ただただ素晴らしいのひとことです。

一番下の写真で遠くに見える赤い橋は、やはりその時の台風で崩落した上田電鉄別所線の鉄橋です。
その時の様子は全国ニュースでも繰り返し流されました。
しかしこちらも多くの支援を得て、今年の3月に見事に復活を果たしました。

鮎のつけば。
我々上田市民が胸を張ってお薦めできる、初夏から秋の上田の風物詩です。
千曲川のせせらぎを聞きながら、鮎と酒とを堪能するひとときは絶品です。
よろしければ足を運んでみてください。

No.13cafe

2019.07.28

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猛暑の中での東京出張。

午後3時を過ぎた頃、汗だくになりながら向かったのは新宿歌舞伎町。
「健康プラザ ハイジア」4階に素敵なお店があるのです。

「No.13cafe」。

その名の通り、おいしいデザートと共にカフェタイムも過ごせるのですが、実はここは絶品の干物と選りすぐりの地酒が有名な、飲み処の名店なのです。

その証拠に、ここには折に触れ全国の蔵元が顔を出します。
昨日も、私も敬愛する茨木の蔵元が立ち寄よったと、その方のfacebookに載っていました。

さて、店内に入り片隅のテーブルに腰を落ち着けた私は、調理をしている彼の姿を見つけて「ノブさんの手が空いたら声を掛けて頂けますか?」とサービスの女性にお願いします。

待つこと数分、誰が来たのかと訝しながらテーブルまで来てくれたノブさんの驚く顔を見ながら、再会を喜び合います。

ちなみにこのお店の干物をはじめとした酒肴の数々や、地酒の品揃えは、すべてノブさんプロデュース。

でも今は午後3時過ぎ・・・「のぶさん、今日はデザートでもいい?」とお許しを得て選んだのは、スペインはバスク地方のチーズケーキ「バスクケーキ」とアイスコーヒー。

運ばれてきた、この「バスクケーキ」の美味しさといったら。
濃厚なチーズの風味、サックリした外側とトロリとした内側の舌触りの妙味。
そこにホイップクリームを付けると軽快な甘さも加わって、あっという間にお皿は空になりました。
これで600円は安いし、しかも50円追加でチョコレートソースがトッピングてきるそうです。

ノブさんによると、このバスクケーキも酒と合わせられる事を前提にしているそうで、しばらく前も、とある蔵元がこのケーキと合うお酒をマリアージュしていったそうです。

歌舞伎町の喧騒の中、静かなビルの4階に佇む干物と地酒の名店「No.13cafe」(カフェタイムはもちろんデザートとドリンクでもOK)。
よろしければぜひ足を運んでみてください。

メニューは3品、が・・・

2019.01.07

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
当ブログも頑張って更新していきたいと思いますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

さて、今日は私が足繁く通う名食堂をご紹介します。
千曲市の「あさひや」。

このお店、昼間はメニューが何と3品しかありません。

・<鶏がら黄金スープ>しょうゆらーめん(ちゃーしゅーらーめんもあります)
・<野菜たっぷり白あんかけ>さらしな焼きそば
・ソースかつ丼

これだけです。

しかしその3品がどれも絶品!
加えてボリュームの凄さは写真のソースかつ丼を見て頂ければお分かりかと思います。

清潔感あふれる店内はいつも満席で、寡黙でダンディなご主人とちゃきちゃきで美人の女将さんがお店を仕切っています。

実は先日もお客様を連れて行って、かつ丼を堪能してきたばかりです。

繊細で透明感に満ちたスープのしょうゆらーめんも、野菜がたっぷり入った白あんが乗った上田流の焼きそばも大好き。
お伺いした際には、家族の分の焼きそばを持ち帰りで追加する事もしばしばです。

そして夜の宴会料理がこれまた美味しい。
しばらく前の宴会では、もつ鍋の美味しさに感動。
これまで食べたもつ鍋の中でもトップクラスの味わいでした。

住宅街にさり気なくたたずむ「あさひや」。
でも店内は美味しいお料理に舌鼓を打つお客様の熱気でいっぱいです。

ネットで検索して、お近くをお通りの際はぜひ一度行ってみてください。

四谷三丁目「くりや」

2017.08.05

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今年も大盛況だった「大長野酒まつり in 四谷」。
真夏の四谷エリアを長野の地酒がジャックさせて頂きました。

そして当社がブースを構えたのは3年連続となる四谷三丁目の「くりや」。
素敵な女将さんが営む日本酒専門の居酒屋です。

このお店を紹介して下さったのは、四谷三丁目の会員制地酒専門店「鎮守の森」(元「酒徒庵」)のオーナー竹口さんです。

数年前、「酒徒庵」でお酒の会に参加させて頂いた折、打ち上げで数名の蔵元とともに連れていって頂いたのが「くりや」でした。
女将さんの笑顔、そして美味しい酒肴にたちまちぞっこん。

それがご縁で、ここ数年は相思相愛(笑)で「くりや」にブースを構えさせて頂いております。

今回も「大長野酒まつり」の前日に、敬意を表して一般客として訪問。

この日のお目当てはパスタ。
こちらのお店、和食に混じって、さり気なくパスタメニューや火曜日限定の(酒に合う)カレーとかがあるのです。

女将に聞いたら今日はいい雲丹(うに)があるというので、それをスパゲティにしてもらったところ、これが美味いのなんの。
前のお店でかなりお腹は膨れているというのに、あっという間にひと皿完食。
ついお替りまでしてしまう始末でした。

翌日の「大長野酒まつり」で、お客様に振る舞われた酒肴は名物「牛すじの煮込み」と「揚げなす」。
厨房で汗だくになりながら(そしてエネルギー補給でお酒を呑みながら)腕を振るう女将の料理には、人だかりが絶えませんでした。

ちなみにこの日「くりや」で隣にブースを出されていた蔵元は、「信濃鶴」を醸す敬愛する長生社の北原さん。
真摯なお人柄はもちろんのこと、いつもながらのぶれない安定した酒質に今回も感動でした。

くりや http://kuriya.epice-inc.com/

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