記事一覧

新酒発売のお知らせ

2022.04.02

4月の「和田龍登水」新酒発売ラッシュを前に、弊社の店頭の冷蔵庫や棚がガラガラで、お越し頂く皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
第1弾の「ひとごこち」、いよいよ4月11日発売予定です。
そのあと引き続き「山田錦」「美山錦」「山恵錦」と順次リリースを予定しております。
今年も全量、無濾過生原酒です。
乞うご期待ください。

なお新酒の「和田龍純米しぼりたて生原酒」は、当社の在庫は完売しております。
引き続き当ホームページ内の「『和田龍登水』お取り扱い店様」にてお求めください。
お買い上げ、お召し上がり頂いた皆様に心からお礼申し上げます。
引き続き頑張ります!

「和田龍登水」をぬる燗で。

2022.03.26

「和田龍登水(とすい)」のぬる燗がめちゃくちゃ美味しいです。

えっ?
「無濾過生原酒」をお燗してしまうの?

実は少なくない飲食店さんが「和田龍登水」をぬる燗にしてご提供して下さっています。

そして私自身、その美味しさを改めて実感した機会が、ここ最近で2回ありました。

1回は江戸前のお鮨屋さんでの事。
こちらのお店は、このブログでも頻繁に登場する「小さな酒蔵応援団 革命君」の齋藤さんがご存命の時から「和田龍登水」をお取り扱い頂いております。

ペアリングを重視するこのお店では、先日お伺いした時も「『和田龍登水』はお鮨の時にお出しするようにしています」との事で、ご主人がおつまみのあとにお鮨を握り始めると、酒燗器で丁寧に温められた「ひとごこち」が供されました。

そのぬる燗の美味しかったこと!
熟成による旨味がお燗によって増幅して膨らんで、口いっぱいに広がる柔らかな味わいと、赤酢のシャリで握られた繊細なお鮨とが見事に調和して、思わず杯がぐいぐいと進みました。

もう1回は地元の有志で定期的に開かれている飲み会での事。
ビールで乾杯したあとに、皆が気を遣って「和田龍登水」を注文してくれて、「でもお燗したお酒も飲みたいなあ」。

そこで「ぜひ和田龍登水をぬる燗で飲んでほしい」と供したところ、皆が「美味い!」と大絶賛してくれて、結局6人で二合徳利が10本以上空いてしまいました。

無濾過生原酒のもうひとつの楽しみ方として、ぜひぬる燗も試してみませんか?
お勧めです。

浅田彰登場

2022.03.18

「和田龍登水(とすい)」新酒のご案内です。
「山田錦」「ひとごこち」は4月上旬~中旬。
「山恵錦」「美山錦」は4月下旬の発売を予定しています。
詳細は追っておしらせ致します。
お問い合わせ頂いた皆様、もうしばらくお待ちください。

さて、今日の話題です。

平日夜のBSフジLIVE「プライムニュース」にハマっています。

キャスターの反町理(おさむ・フジテレビ報道局解説委員長)と、その日のテーマに沿ったゲストとの丁々発止のやり取りがあまりに面白くて、思わず画面に釘付けになる毎回です。

特筆すべきは反町理の「聞き上手」っぷりです。
キャスターとして話題を展開しながらも、ゲストが話し始めると自分が話すのをピタッと止めて、時折「なるほど⤴」と彼特有のイントネーションで相槌を打ちながらひたすら耳を傾けます。
そしてゲストを気持ちよく喋らせたあとは是々非々で自分の意見を述べ、次の展開へと繋げていく、その見事なコーディネイトぶりに毎回聞き惚れています。

ゲストとして出演する豪華で多彩な政治家や専門家の顔ぶれも楽しみのひとつです。

数日前は「ウクライナ情勢と世界 プーチンの国家感とは」というタイトルで、批評家の浅田彰(現・京都芸術大学教授)が登場し、大いに感動したところです。

我々の世代は、学生時代に彼の著書「構造と力」「逃走論」を購入して、ニュー・アカデミズムに染まった人も多いのではないでしょうか。
かくいう私もそのひとり・・・と言いたいところですが、私自身はその難解な内容が理解できずに、買ってはみたものの途中で投げ出してしまいました。
でもあの頃はジャック・デリダ、ドゥールーズ、ガタリといった現代思想が時代を熱気で包み込んでいたような気がしています。

そんな浅田彰が延々と展開する自説を、やはりキャスターの反町は「なるほど⤴」「なるほど⤴」と見事な「聞き上手」っぷりで気持ちよく語らせ、結果として浅田彰の魅力をさらに際立たせるという才を発揮したのでした。

毎日見られる訳ではありませんが、この「プライムニュース」と、その直前に放送される30分番組「プライムオンラインTODAY」をチェックすれば、個人的にはその日のニュースは見尽くした感があります。

新酒、もうすぐです。

2022.03.12

「和田龍登水」の新酒ですが、今すくすくとタンクの中で育っています。
リリースまでもう少しお待ちください。
出荷準備が出来次第ご案内させて頂きます。
県内・県外からのたくさんのお問い合わせに心よりお礼申し上げます。

コロナ禍の前のような、リアル・イベントが毎週のように開催される日々が戻ってくる事を切望しています。
皆さんの顔が見たいです。
皆さんとお話しがしたいです。
皆さんに感謝の言葉を直にお伝えしたいです。
そして皆さんと酒を酌み交わしたいです。
あと少し、あと少しと自分を励ましながら、日々を過ごしています。
皆さんとお目に掛かれることを元気の糧として、今日も頑張ります。

床屋さんのこと

2022.03.05

20歳後半から若ハゲが目立つようになり、30歳を過ぎて思い切って坊主頭にしてからずっと丸刈りです。
でもたぶん他の男性より散髪代は掛かっていると思います。
なぜなら2週間に一度、床屋さんに行くからです。
坊主頭は、髪の毛が伸びてくるとかえって中途半端で気持ちが悪いのです。

だったら自分でバリカンを購入して刈ったほうが安上がりじゃないかとよく言われますが、違うんですね。
そこはやっぱり床屋さんの技術と心地良さには勝てないんですよ。

私は物心付いた時から今日まで、会社から歩いて10秒の床屋さんに通い続けていますが、先代も今のご主人も技術はピカイチ。
亡き先代はお弟子さんが何人も独立してお店を構えていますし、ご子息である今のご主人になってからは、相変わらずの人気っぷりから完全予約制になっています。
そして私はといえば、散髪を終えて帰る時に必ず2週間後の予約を入れる毎回です。

18歳から26歳まで東京に約8年住みましたが、盆暮れに帰省するまで我慢してこの床屋さんに行っておりました。
髪の毛が伸び過ぎて、数回だけ東京の近所の床屋さんへ行きましたが、やっぱり何か違うのですね。

東京にいた時に一度だけ美容院なるものに行ったことがあります。
入ってすぐに、あまりにオシャレな空間を見て後悔したのですが、何より驚いたのは洗髪の際に椅子がうしろに倒れたことでした。
えっ、えっ?
洗髪って前に倒れるんじゃないの?
何が起きたのか分からず、呆然と天井を見つめる自分がいました。

さて、今日も仕事が一段落したあと、いつもの床屋さんに行って参ります。
坊主頭とはいってもバリカンではなく、剃刀でしっかりと剃ってもらい、頭だけでなく気持ちもリフレッシュしてきたいと思います。

ページ移動