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齋藤さん、ありがとう。

2022.02.19

昨日2月18日は、地酒界の至宝、「革命君」の齋藤哲雄氏の一周忌でした。

以下は、生前の齋藤さんの新しい店舗を訪ねた日と、齋藤さんの訃報を知った日の当ブログです。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/662.html
https://www.wadaryu.com/blog/archives/770.html

思い起こせば、いつも齋藤さんから電話が掛かってくるのは大抵午後5時過ぎ、齋藤さんが出荷作業を一段落させたあとでした。
齋藤さんは日本酒業界や酒蔵への溢れんばかりの愛情や思いを語り続けて、あっという間に30分~1時間が経過するのが常でした。

私はそんな齋藤さんの語りを聞くのが本当に楽しかった。
そして、私という人間を選んで電話をしてきてくれた、齋藤さんの思いに感動する毎回でした。

齋藤さんの声が、そして笑顔が、今でも鮮明に蘇ってきます。

最後に会ったのは、齋藤さんが亡くなる1年前の春。
上田の若手蔵元4人が集まって、齋藤さんを囲んで飲んだ一晩でした。
大いに語って笑ってしこたま酔って、21時過ぎの新幹線に乗る齋藤さんを、みんなで上田駅の改札まで見送りました。
こちらを振り返って手を振る齋藤さんの姿を今も忘れません。

齋藤さんは今も私の心の中で生き続けています。
何だか涙が溢れてきます。

「地酒屋くんちゃんの『呑んでるか~い』」

2022.02.12

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ラジオの収録に行って参りました。

地元のFM局「はれラジ」の「地酒屋くんちゃんの『呑んでるか~い』」。

信州長野県の地酒のみを扱う「地酒屋 宮島」店主、宮島国彦(くんちゃん)がパーソナリティを勤める、お酒のあれこれをテーマにした、楽しく知的好奇心に満ちた番組です。

今回は地元上田市の蔵元を招くという特集の一環で、私もゲストとしてお呼ばれして参りました。

で、収録はどうだったかというと、と~っても楽しかったです。
くんちゃんにコーディネイトされながら、Q&A形式で話を進めるうちに、あっという間にタイムオーバーになってしまいました。

収録は2回に分けて放送されます。

・1回目 2月24日(木)17:40~17:55
(再放送 2月27日(日) 17:30~17:45)

・2回目 3月3日(木)17:40~17:55
(再放送 3月6日(日) 17:30~17:45)

アクセスは簡単です。
お使いの携帯電話もしくはパソコンから

はれラジ https://fmtomi785.jp/

に入り、

「アプリで聴く」→「ダウンロードはこちらから」で簡単に聴くことができます。

とっても楽しくてためになる番組です。
昨年3月の放送開始以降、1回も欠かさず聞いている私が言うのだから間違いありません。
未聴の方はぜひ一度お試しあれ。

地酒屋 宮島ホームページ https://mssakaya.com/

お知らせ

2022.02.07

おかげさまで本年度分の「和田龍 純米搾りたて生原酒」は、当社の在庫は完売致しました。
引き続きこのHPの「『和田龍登水』お取扱い店」様にてお買い求めください。
ご不明な点は遠慮なく当社までお問い合わせください。
皆様のご愛顧に改めまして心よりお礼申し上げます。

「見抜く力」

2022.02.04

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ベストセラー「「人は見た目が9割」の著者、竹内一郎先生の新刊「見抜く力」が発売になりました。

竹内一郎先生。
劇作家・演出家・評論家であり、「さいふうめい」の名前で漫画の原作者としても活躍されています。

さらには竹内先生、実は娘が助手を務める大学の教授でもあります。

そんな訳で、今回は個人的に先生への応援も込めてのご案内です。

「見抜く力 結果を出す人はどこを見ているか」 KAWADE夢新書

成功を導き出すためには何をどう見るか、目の付け所をどこへ持っていくべきかを、具体的な例示を多数用いて説いた、ビジネスにも日々の生活にも生きる一冊です。
よろしければぜひご一読ください。

スタバでバナナ

2022.01.29

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上田に2店舗あるスターバックスにはよく行きます。

秋のとある日、スターバックスのヘビーユーザーである友人がSNSで「スタバでわざわざこれを買うのはどんな人なんだろう?」と投稿したのは、バナナ。

そう、スタバでは時折レジの横の籠の中に、むき出しのバナナが数本置かれているのです。
しかもプライスカートもないままに。
まるで買われるのを恥ずかしがるようにひっそりと。

ショーケースに豪華絢爛なデザートが並ぶ中、たしかに普通はわざわざバナナは買いませんよね。
でも私は彼の投稿に触発されて、コーヒーを頼んだあとに衝動的に「これください」と、バナナを1本レジに置いたのでした。

分かったこと。
まず値段は100円(税別)。
そして写真の通り、ちゃんとお皿を添えて出してくれます。
ナイフやフォークは付いてきません。

レジのお姉さん(スタバではスタッフのことを「パートナー」と呼ぶそうです)は「バナナとコーヒーって合うんですよね」と、たぶん私を気遣いながら(笑)、笑顔でトレイを渡してくれました。

で、バナナ。
久々に食べたバナナはとても美味しかったです。
ちなみに普段バナナはまったく食べません。

後日談があります。

彼が投稿したSNSにも同様の内容と最後の一文「ちなみに普段バナナはまったく食べません」と書いたところ、数日後、それを読んだ親友の青果店の社長が「特別美味しいのを選んできたから食べてみて」と、バナナをひと房持ってきてくれました。
感涙とともに頂いたバナナ、とってもとっても美味でした。

しかしその日以来、スタバにバナナが置かれているのを目にしていません。
見つけたらまた注文しようと思っているのに。
あれから友人と私は、スタバのバナナをひそかに「ラッキーバナナ」と呼んでいます。

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