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「カンパイFES 2012」無事終了!

2012.09.16

昨夜、長野県下一斉に「カンパイFES 2012」が開催されました。

ルールは至って簡単。
9月15日午後7時ジャストに信州地酒でカンパイしよう!ただそれだけ。
この瞬間のために、今年も長野県下からたくさんの飲食店・旅館・ホテル、そして一般参加者の皆様が事前登録して下さいました。

ちなみにこれまでの結果は、第1回の一昨年は約6,000人。
第2回の昨年は、目標の10,000人をついに突破。
さて、今年は何人の方が同時カンパイして下さるでしょうか?

今年の本部会場は、松本市美ヶ原温泉「ホテル翔峰」。
私も設営部隊としてこちらに待機です。

そしていよいよ迎えた午後7時。
開場へ駆けつけて下さった大勢のお客様が息を飲む中、NTTの時報が7時ジャストをコールした瞬間、場内は「カンパイ!」の声とグラスの音の嵐!

しかし我々設営側は浮かれている間もなくすぐに別室に移動し集計作業に入ります。
登録して頂いた飲食店・旅館・ホテル1軒1軒に電話を入れ、人数の申告をお願いします。

さあ、そして午後8時過ぎ、ついに集計結果が出ました。

15,036人!!!

感動の数字です。
長野県一斉にこれだけの皆さんが信州の地酒でカンパイをして頂いたと思うと、まさしく鳥肌が立つ思いです。
ご協力して下さった15,036人の皆様にはただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

そして今年は長野県の「東信・北信地区 vs 中信・南信地区」ダービー、更にはそれに勝利した地区から来年度の開催開場を抽選で選ぶ抽選会という企画も行なわれました。
詳しくは「信州醸熱和酒の会」HPをご覧下さい。

 http://jyouwa.exblog.jp/

もうひとつだけ。
今年は「カンパイFES」の趣旨に賛同して下さった東京の居酒屋8軒も、同時刻に信州地酒でカンパイしてご協力頂いたことを付記しておきます。

信州地酒はこれからも熱い!

秋のイベント3題

2012.09.08

今日は秋のイベントを3つご紹介させて下さい。

まずは、秋の風物詩「ひやおろし」が9月9日から長野県下一斉に発売されます。
冬に搾った純米酒をじっくりとひと夏越して寝かせ、円熟味が頂点になったところで出荷される「ひやおろし」。
この季節ならではの味わいです。
弊社の「登水(とすい)・ひやおろし」もまろやかに、そして熟成豊かに仕上がりました。
おいしい秋の味覚とともにぜひお試し下さい。

続きましては、9月15日(土)開催の「カンパイFES 2012」。
今年3回目を迎えるこのイベント、趣旨は「長野県同時に信州地酒で一斉にカンパイしよう!」といういたってシンプルなもの。
本年は9月15日19:00の時報に合わせて、県内一斉に「同時カンパイ」が行なわれます。
昨年は目標の10,000人を越え、今年は更なる盛り上がりを見せています。
詳しくは以下へアクセス!
長野県の皆様はぜひご参加下さい。
そして長野県外の皆様もぜひお目通しをお願いします。

 信州醸熱和酒の会 http://jyouwa.exblog.jp/

そしてもうひとつ、9月22日(土)~23日(日)に小諸市で行なわれる「大黒祭」(だいこくまつり)。
このブログでもたびたび登場の「JAP工房」(ロックバンドや映画の衣装・シルバーを製作し、最近では「カゴメ「野菜生活」のAKB48の全員の衣装を担当)が中心となり開催されるこのお祭りは、「人のこと、生きること、地球のことを考えよう」をテーマに、2日間に渡り多彩なイベントが繰り広げられます。

・4つの野外ステージでの「音楽祭」
・ものつくりフェア
・子供と大人のための「ワークショップ」
・ライブペインティング
・新鮮野菜の直売会
・フリーマーケット
・森でキャンプ
・フードコーナー
etc.

ちなみに弊社も全面協力しています。
詳しくは以下のインフォーメーションへ。

http://blog.livedoor.jp/geisin/

以上の3題、よろしくお願い申し上げます。

サービスの落差

2012.09.02

長年愛用していた携帯電話がついにダメになり、機種変更をしようと某携帯電話の営業店へ出向いた時のことです。

休日ということもあり店内は大混雑する中、スタッフの皆さんはそれはそれは懇切丁寧に、私のあまりにも初歩的な質問にも嫌な顔ひとつせず答えてくれ、その心地よい対応はデスクに移ってからも変わることなく、私は接客の素晴らしさに満足したままお店をあとにしました。

さて、その日はその営業店のすぐ隣の道路で、町内の夏祭りが開催されていました。
駐車場からもその様子がよく見えます。

私は、普段はいない、この日に限って立っていた駐車場整理の男性社員に「今、機種変更を終えてきたのですが、ちょっとだけ隣のお祭りを見てきたいので、車をもう少し置かせて頂けますか?」と頼みました。
「もちろんどうぞ」という言葉が当然返ってくると思っていた私に彼が発した言葉は「今日は混雑していますので、すみませんが終わったのでしたら車を移動して下さい」という冷たい物言いの心無いひとことでした。

ちなみに私が彼の立場だったらこう言います。
「もろちん大丈夫です。ただし今日はお店が混雑していますので、大変申し訳ありませんが少し早めに帰ってきて頂ければありがたいです」

しかし、不満の思いをあらわにする私に対して、駐車場整理の彼は次のように追い討ちを掛けます。
「駐車スペースが満杯なもので」
「いや、でもまだ何台も空いてるじゃない?」
ここまでで来ると私も意地です。
「それじゃ、どこか近所で停められるところを教えて」
もはや敬語さえ使う気になれない私に彼が最後に放った言葉がこれです。
「私は関知していません」
私だったらお客様にためにどこかないか考えるよ。
もはや言い争う気も失せて、私はお店をあとにしました。

それにしても彼の傲慢不遜な態度が、店内のスタッフのサービスをすべて台無しにしている事に、彼や会社は気が付かないのでしょうか。
そう考えてみると、この日駐車場係が出ていたのは、お店に訪問するお客様の車を整理するためではなく、お祭りに来た方の無断駐車を取り締まるためだったのでしょうね。

店内の対応が素晴らしかっただけに、その落差に心底がっかりした、サービスの在り方を考えさせられる一場面でした。

パーク・アンド・ライド

2012.08.25

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先日、西軽井沢のお得意先から注文を頂きました。
できるだけ早くというご要望でしたので、翌朝、休日を返上してシーズン真っ只中の軽井沢へ出発、無事納品を完了しました。

時間はまだ10時過ぎ。
このまま帰るのはもったいないと、旧軽井沢に立ち寄ろうと急遽思い立ちました。
ただしこのオンシーズンに自家用車で旧軽井沢に入るのは自殺行為、駐車場の確保どころか街への車の出入りさえままならないこと必至です。

そこでいつも利用するのが、しなの鉄道を使ってのパーク・アンド・ライド。
少し手前の駅で車を預けて、あとは電車で軽井沢駅へ向かうという方法です。

私が向かった最寄り駅は、軽井沢駅より2駅手前の信濃追分駅。
駅前にお店1軒ない小さな無人駅です。
そして車を預けた駅前駐車場はパーク・アンド・ライドを推奨しているだけあって、12時間までは100円という激安価格に感激です。

駅舎に入ると、オフシーズンには人っ子ひとりいない小さな駅が今日は観光客で溢れています。
ちなみにこの駅は、駅員がいないどころか切符の券売機も設置されていないので、乗客はバスに付いているような小さな発券機から整理券を抜き取り、車内か降車駅で清算することになります。
これもまたローカル駅の醍醐味です。

やがて到着した電車もこの日は超満員でラッシュ並み、この区間で座れなかった事は久しぶりです。
そうこうしているうちに電車は軽井沢駅のホームに滑り込み、乗客は真夏の陽射しが降り注ぐ軽井沢の街に三々五々散っていきました。

かくいう私が寄った場所はというと、

・SIN(「JAP工房」軽井沢店・店長としばし歓談)
・茜屋珈琲店旧軽井沢店(お気に入りのコーヒー2杯)
・ブーランジェリー浅野屋(お土産にパンを山ほど)
・鳥勝(お土産に名物「鳥の丸焼き」1羽)

以上、充実した時間を過ごして参りましたとさ。

酒は人なり

2012.08.20

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今私が自宅で飲んでいるお酒の1本です。
長野県は小布施町にある高沢酒造「豊賀」。
私が尊敬する若き蔵元、高沢さんご夫妻が醸す渾身のお酒です。

香り、旨み、キレ、すべてのバランスが見事で、芳醇かつ飲み飽きしない、見事な味わいです。
高沢さんご夫妻と接していると、まさにこのおふたりの「和」が生み出した逸品である事をその都度実感します。

以前、関東の日本酒専門居酒屋で一杯のお酒をブラインドで出され、その香りと味わいの深みに感銘を受け正体を聞いたところ、それが高沢さんのお酒だった事もあります。

酒は造り手を体現する、そんな素晴らしい1本です。

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