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「しぼたりたて生原酒」発売開始

2012.12.17

「和田龍純米しぼりたて生原酒」、本日より発売を開始致します。

レモンやライムを思わせるフレッシュな柑橘系の香り、そしてしぼりたてのシャープな鮮烈さとお米の旨みから来る芳醇な味わいとのコラボレーション。

もちろん搾ったまま一切手を加えていない「無濾過」です。
ぜひご賞味下さい。
この時期だけの限定商品です。

お取扱酒販店様等、遠慮なくお電話またはメールでお問い合わせ下さい。


和田龍 純米しぼりたて生原酒

・精米歩合:70%
・アルコール分:19度
・日本酒度:+3
・酸 度:2.1

価格 1.8L 2,520円/720ml 1,260円

絶品の「芝浜」

2012.12.15

クラシックの「第九」に匹敵する落語の年末の代名詞「芝浜」。
私も大好きな人情噺ですが、先日、久々に絶品の「芝浜」を聴くことができました。

立川談慶。

上田市出身で、慶応大学を出たあとワコール勤務を経て立川談志へ入門したという変わった経歴の落語家です。
でもその実力は正統派。
東京はもとより地元長野県も大事にし、その高座の数に比例して評判も年々うなぎ登りです。

今回聴いたのは、上田市でしばらく前に閉館したレトロな映画館「上田映劇」で開催された立川談慶独演会でした。

ちなみにこの映画館は、小学生の時観て大感動した「タワーリングインフェルノ」をはじめとして今日に至るまで、数多くの映画に邂逅する事ができた、私にとっても思い出のハコです。
古い映画館ゆえ決して空調も万全とはいえない中始まった独演会は、まずは「金明竹」「看板のピン」の2席のあと、中入りを経て、いよいよ本日のメイン「芝浜」。

素晴らしかったです。
鳥肌が立ちました。

まず何より、今まで聴いてきたどの「芝浜」よりシャープで、情景や人物描写のメリハリに優れ、まさに「エッジが立っている」という表現がピッタリの熱演でした。

そして登場人物の存在や言動を徹底的に掘り込んで独自の解釈を持たせ、噺に一段の説得力を持たせて観客をぐいぐいと引きずり込んでいく、まさに立川流の真骨頂を見た思いでした。

「夢になっちゃいけねえ」というサゲを聴いた瞬間、惜しみない拍手を送り続けた今回の「芝浜」、立川談慶という落語家の大きな成長を感じさせる素晴らしい一席でした。

師匠、これからも追い掛けますよ。

「しぼりたて生原酒」ご報告

2012.12.13

お待たせしております。
「和田龍 純米しぼりたて生原酒」、おかげ様で無事搾れました。
来週早々に発売予定です。
出荷準備が出来次第、改めて詳細をアップ致します。
今しばらくお待ち下さい。
お問い合わせ頂いた皆様、本当にありがとうございます。

人という財産

2012.12.08

新酒が詰まったら味を利いて頂きたい酒販店さん・料飲店さんを列挙したメモが目の前にあります。
昨日書き記したものです。
それらのお店の名前を眺めていたら、不覚にもこみ上げて来るものがありました。

これらのお店、そして経営者の皆さんは、まさに私の蔵元人生の歴史そのものです。
どん底の時、苦しい時、このメモに書いた皆さんにどれだけ助けられ、そして勇気と元気を頂いたことか。
それも決して甘い誉め言葉とかではなく、あえて厳しい叱咤激励をその都度頂いてきました。

「今の和田からはお酒は取れないよ。でもここから一歩踏み出せたら、たとえそのお酒が100点満点でなくても、その時は必ず取るから頑張れよ」
そうやって背中を押され、歯を食いしばった時もあります。

あるいは厳しい評価を頂いたあと、そこで終わりでなく、自分が知っている事はすべて教えるからと1年間ずっと励まされ、その結果初取引に繋がった方もおひとりではありません。

お伺いするたびにたくさんのヒントを頂き、それをひとつずつ形にしていく事で売れる喜びを教えて頂いた方は「登水」を生み出すきっかけも与えて下さいました。

また、存在は以前から知っていて、どうしてもその方とお知り合いになりたくて私から押し掛け、腹を割って会話を交わしたその日から私を支え続けて下さる方は、今も折に触れ励ましのお言葉を頂きます。

さらには、お前のお酒を取りたいからとご連絡を頂き、直接お目に掛かってお話しする事でむしろ私がその方に惚れ込み、逆に私が日々支えて頂きながら今に至る皆さんがいらっしゃいます。

共通するのは、どの方も厳しさと優しさとを併せ持つ、お酒に関わる同士として、そしてそれ以上に人間として魅力に溢れた方々ばかりだという事です。
そして言うまでもなく、そんな皆さんは私にとって大きな財産です。

これからもお酒を通して、このような素晴らしい方々とひとりでも多く知り合えるべく頑張っていきたいと思います。
新酒の第一弾「和田龍 純米しぼりたて生原酒」、間もなく発売です。

新酒のご報告

2012.12.05

新年度の「和田龍 純米しぼりたて生原酒」新酒、順調に行くと12月20日前後には発売を開始できそうです。

詳細が決まりましたらアップ致します。
今しばらくお待ち下さい。

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