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2013.08.21

映画「風立ちぬ」で、日本禁煙学会が喫煙シーンが多すぎると抗議の声明を出しました。

私もこの映画は観ましたが、確かに喫煙シーンは多いし、どのシーンも煙草を美味しそうに吸ってはいるけれど、そこまで重箱の隅をつつかなくてもというのが率直な感想でした。

が、実は私には偉そうなことは言えない前科があります。

今から20年ほど前、当時数年間禁煙をしていたにもかかわらず、有楽町マリオンで「アンタッチャブル」を観た直後のこと。
ケビン・コスナーのあまりのカッコよさに痺れるあまり、映画館を出た数分後には目の前の西銀座デパートで煙草とライターを購入。
「成り切りケビン・コスナー」の気分で、数年間の禁煙期間をものともせず、銀座の街で一服ふかしておりました。

ちなみに今は煙草は止めております。
ただしシガーは吸います。

続いて、某出版社が読者プレゼントを水増ししていた事が発覚しました。

この出版社が発刊していた「少年チャンピオン」は「がきデカ」「魔太郎が来る」「ドカベン」など愛読している作品が多かったので、そんな大手出版社がなんでこんなセコい真似を?と、まあちょっと首を捻ってしまいました。

それはさておき、読者プレゼントといえば忘れられない景品があります。

小学生の頃の、とある「少年サンデー」。
表紙は当時人気絶頂だった桜田淳子がプラムを食べている写真のアップでした。

そしてその時の読者アンケートの1等賞が、何と1名様に、その時桜田淳子が食べたプラムの種をプレゼント!

今思えばすごい景品ですよね。

ちなみに当たった人はその種をどうしたのでしょう?
そして今回の景品偽装から考えれば、当選した人に贈られた種は本当に桜田淳子が食べたものだったのでしょうか?

上田駅の駅そば

2013.08.14

忙しくて昼食を取る暇もない時、重宝するのは「立ち食いそば」。

昨日も午後3時頃、ちょうど上田駅前を通り掛ったので軽トラを駐車エリアに突っ込み、駅構内の立ち食いそばに直行しました。

ちなみにこのそば屋さんは正確には「立ち食い」ではなく、ガラスの壁で仕切られた店内のカウンターにはちゃんと椅子が設置されていて、座って食べられるとっても小奇麗なお店です。

そして、さすが信州の駅そばです。
長野新幹線の開通とともにオープンしたこのお店は品質にもこだわり、そば粉比率の多い生そばを使い、ちゃんと茹でるところから始めるので、出てくるのにも時間が掛かるのです。
開店当初はそれを知らないお客さんが、「まだ?」とか言いながらイライラしているのをよく見かけたものでした。

しばらくすると、自動券売機に「当店は茹でるところから始めますので3~4分ほどお時間を頂きます」という表示が登場し、さらには「お急ぎの方におすすめです」とという説明とともに、いわゆる通常の立ち食いそばと同じ、小麦粉比率の多い、既に茹で上がったものをお湯で湯がくだけのそばが登場しました。
よっぽどイラつくお客様が多かったのでしょう。

現在は前者のそばを「特上そば」、後者のそばを「駅そば」と称して販売しています。

私は立ち食いそばは断然「掻き揚げ」派なのですが、昨日は時間も遅かった事もあり「特上鴨そば」(490円)を注文。
瞬く間に間食し、いつものおばちゃんの気持ち良いあいさつを背にお店をあとにしたのでした。

この駅そば屋の名前は「そば処・ちくま」。
立ち食いそば(座れるけど)としてはとてもおいしいと思います。

四谷三丁目「やまちゃん」の衝撃

2013.08.05

前ブログでご紹介した通り、昨日は「大長野酒祭り in 四谷三丁目」が開催されました。

どのお店も最初から最後まで、外まで人が溢れるほどの混雑ぶりで、参加者数は昨年の400名をはるかに上回る1,000人越え。
真昼から夕刻まで四谷界隈はまさしく暑かった、いや、熱かったです!

そんな中、今年弊社がブースを出させて頂いた「やまちゃん」、これがまた出色のお店でしたので、ぜひご紹介したいと思います。

店内にあった「夕刊フジ」7月23日号から抜粋します。

タイトルは「日本初 飲み放題セルフ角打ち」
(以下「」内は記事から抜粋)

「ある日の四谷三丁目。」
「立て看板に書かれた《56銘柄 どれだけ飲んでも3000円(税別)》の文字。」
「そして扉が開くと、そこは何とも殺風景な会議・・・室?テーブルにパイプ椅子がある以外・・・あっ、大型冷蔵庫が3つ。確かに大好きな一升瓶がズラリと並んでいるではありませんか。」
「優しそうなオジサンに入場料の3150円を払って90mlのお猪口をもらうと、後は一気に日本酒の放置プレイに突入です。」
「自分で一升瓶を取り出し、自分で注ぐ完全セルフ制。」
「季節の夏吟や活性にごりも混じり、18時の開店から22時半の閉店まで、最長4時間半も延々とプレイを楽しめるのです。」

ここで「ある日の銘柄」と称して、その日揃っていた全日本酒リストが載っていたのですが、嬉しい事に「和田龍 登水」もその中に入っておりました。

「こんなことをするのは、この人しかいない。四谷荒木町にあって半年以上、いや1年先まで予約で埋まる伝説の店、居酒屋やまちゃんを経営していた山上博三さんだ。」
「家の事情で2年ほどイタリアに渡るため、昨年6月に閉店したが、自身は予定より早く今年5月に帰国。(中略)飲み放題の店をひとまず始めたのだ。」
「もうひとつの特徴は食事のメニューがないこと。店が提供するのはお酒と水のみで、肴は自分が好きな物を持ち込むかデリバリーを利用する。」
「もちろん小皿、箸、醤油、グラス、おしぼりなどは用意されている。」
「ちなみにちょっとだけ立ち寄って飲みたいという人のために、日替わりで6銘柄を1杯400円で提供している。」

ね、凄いお店でしょ?

私はこのお店の存在を、すぐ隣の伝説の日本酒酒場「酒徒庵」のオーナー竹口さんからお伺いして知ってはいたのですが、イベント当日ご主人のやまちゃんに初めてお会いして、その実直で朗らかなお人柄に一遍で大ファンになってしまいました。
そしてお店に入った瞬間に目に飛び込んでくる大型冷蔵庫には、日本酒ファンなら垂涎の銘柄が、確かにズラリと惜しみも無く置かれておりました。

この日もイベント終了後は貸切が入っているとかで、後始末に大わらわ。
と思いきや、ブースの片付けをしたら「あとはお客さんがやってくれるから」と机も椅子もそのまんま。
このギャップがまた「やまちゃん」のたまらない魅力なのでしょう。

場所は四谷三丁目駅前の四谷消防署から新宿方面へ歩いて1分。
大通り添いのビルの4階です。
日本酒好きの皆さん、お薦めですよ!

今年も「大長野酒祭り in 四谷三丁目」

2013.07.31

毎年恒例となりました東京の「大長野酒祭り in 四谷三丁目」、今年もいよいよ8月4日(日)に開催です。

今年は規模も一段と大きくなり、長野県から何と44の蔵元が参加。
そして会場となる店舗もぐ~んと増えて、四谷~四谷三丁目のエリアにその数なんと16店。
それぞれの店舗に数蔵ずつが分かれて皆様のお越しをお待ちしています。

ちなみに時間は13:00~18:00。
お値段は前売り5,500円(当日6,000円)で、各店舗回り放題、飲み放題です。

ちなみに弊社は四谷三丁目「やまちゃん」におります。

さあ、真夏のさなか、長野県の地酒を堪能ながら暑さを吹き飛ばしましょう!

詳しくは「大長野酒祭り」で検索してください。

初呑み切り

2013.07.27

先日、佐久・上田酒造協会合同で「初呑み切り」が行なわれました。

「初呑み切り」とは酒造業界の専門用語です。
ひとことでいうと、夏を迎えるこの時期に熟成途中の酒質をチェックする、蔵元にとって大変重要な行事です。

この日は関東信越国税局から鑑定官の先生がおひとり、そして長野県工業技術総合センターから専門の先生がおふたりお見えになり、全社のお酒を利き酒された上で、1社1社個別に面接をして頂きました。

あらかじめ配られた「品質評価用紙」には、3人の先生それぞれが書かれた講評がすでに記されています。
それをもとに個別指導をして頂くのですが、私もここぞとばかり、酒質に関して分からなかった点をいくつも質問させて頂きました。

ちなみに出品された各社のお酒は我々も利くことができます。
これだけ多くのお酒を一度に利き酒できるのは、滅多にない貴重な機会でもあります。
私も、他の蔵元が個別指導を受けている時間を使って、片っ端から1本残らず利かせて頂きました。
そして他社のお酒の素晴らしさに大いに刺激を受け、明日への活力とした次第です。

「新酒」のおいしさももちろんですが、これからは「熟成酒」のおいしさを堪能できる時期でもあります。
秋には「ひやおろし」の発売も待っています。
日本酒はこれからも、もっともっと熱くなりますよ。

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