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「人と人を繋ぐそば会 in 上田」

2017.09.09

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3枚目:左から塙さん・福崎さん・私(閉会後だったので、若林さんは電車の時間があり残念ながら帰られました。)


「人と人を繋ぐそば会 in 上田」が上田市内の蕎麦店「くろつぼ」さんで開催されました。

主催は

・山形村「木鶏(もっけい)」店主 塙 (はなわ) 和貴さん
・上田市「くろつぼ」店主 福崎 直人さん

どちらも今をときめく蕎麦の名店です。

そこに千曲市の地酒専門店、生坂屋商店の若林 数矢さんプロデュースのもと、ありがたい事に当社のお酒が振る舞われる事になりました。

限定20名で募った参加枠はあっという間に満席。

そして当日驚いたのは、県外から来られたお客様の多いこと。
群馬・東京・京都・・・皆さん、おふたりの蕎麦に惚れてわざわざのご来訪です。

お料理はこの日のために贅を尽くしたひと品ひと品で、松茸の初物や、長野県南信地方特産の巨大な「鈴ケ沢なす」といった特産品も登場。
そして締めは2店の店主が腕によりをかけて作った蕎麦4種。

そのお料理や蕎麦に、「和田龍登水(とすい)」をはじめとする5種類揃えたお酒を合わせて頂く幸せ。

いつの間にか知らぬ者通しの垣根も取れて、文字通り「人と人を繋ぐそば会」の夜は更けていったのでした。

「ひやおろし」続報

2017.09.02

前回ご案内した「ひやおろし」。
おかげさまで9月9日の発売を前に、酒販店様からのご予約でほぼ完売状態となっております。
当HPに掲載の「和田龍登水(とすい)取扱店」様にてぜひお買い求め頂ければ幸いです。

今日も大勢のお客様が当社の小売部へご来店下さいました。

しばらく前にいらっしゃって、美味しかったからまた買いに来たというお客様。
初めてお見えになって、会話が弾んで最後は名刺交換をさせて頂いたお客様。
どのようなお客様にも、ご試飲して頂きながら、社員一同誠心誠意対応させて頂いております。

先日はふらりと入ってこられたお客様が、やけにお詳しいなあと思いながら話していたら、私が日頃から興味を抱いている遠方の蔵元の製造担当の方と判明。
偶然地図で当社を見つけて来られたとのこと。
そのあとじっくり腰を落ち着けてしばし語り合ってしまいました。

ご試飲頂いたあと、買うかどうか迷っているお客様には「ご購入頂かなくても結構ですよ」とひとこと添えます。
試飲したからには買わなくては、というプレッシャーを感じてほしくないからです。
カッコつけ過ぎですが、上田に来たいい思い出のひとつと感じて頂ければと思っています。

あとで当社のお酒が飲みたくなった時は、お取扱い酒販店様や飲食店様をご紹介しますのでご一報ください。

「ひやおろし」発売

2017.08.26

日本酒の秋の風物詩「ひやおろし」。
「和田龍登水(とすい)ひやおろし」を9月9日(土)から発売開始します。
(長野県では「重陽の節句」に合わせて、9月9日が「ひやおろし」の解禁日となっています。)

ちなみにこの「ひやおろし」。
厳格な定義はありませんが、一般的には「純米酒」で、通常2回行なう「火入れ」を春先に1回のみ行なういわゆる「生詰酒」。
これを熟成させて、秋に出荷するものです。

当社も秋の開封を見据えて、春先の火入れの時期や貯蔵温度等、試行錯誤を重ねましたが、おかげさまで納得の行く味わいになったと思っています。

使用米は長野県産「ひとごこち」100%。
ただし今発売している「和田龍登水(とすい)ひとごこち」とは別タンクなので、味わいも別物です。

きれいな果実香。
キレのある酸。
そして熟成からくる繊細で柔らかな味わい。

昨年は発売前のご予約で完売してしまいましたので、今年は増量しました。
当ホームページ「和田龍登水ブランド」に掲載のお取扱い店様でぜひお買い求めください。

信州プロレス in 上田

2017.08.17

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長野県を中心に活動する「信州プロレス」を観戦しに行ってきました。

グレート無茶(もちろんグレート・ムタをもじってます)率いるこの「信州プロレス」、「安全第一・台本重視・入場無料・雨天検討」というマニュフェストが全てを物語るエンターテナー集団で、信州では絶大な人気を誇っています。

私はといえば、以前は新日本・FMW・W☆ING(かなりマニアですが)はじめ会場にも足を運んでいましたが、ここのところはさっぱり。
そんな私が久々にプロレス観戦に赴いたのは、ひとえに今回の「信州プロレス 無茶フェス in 上田」を2年間掛けて計画・設営してきた実行委員長が私の後輩だったからです。

で、結論を言うと、すごかった。
感動しました。

満席の上田市体育館。
そこに登場したレスラーは、信州プロレスのメンバーだけでなく、私の世代なら学生時代に心躍らせた

・ケンドー・カシン
・NOZAWA論外
・安生洋二
・青柳政二
・AKIRA
・齋藤彰俊
・越中詩郎
・船木誠勝
・藤原喜明

ね、知ってる人ならすげぇ~っ!て思うでしょ。
メイン・イベントの「U.W.F vs 平成維新軍」では、年甲斐もなく私も「船木~!」とか「組長~!」とか、大声を張り上げておりました。

でも今回私がそれ以上に感動したのは、先ほども書いた私の後輩の実行委員長をはじめとする実行委員会が、興行のプロでもないのにここまで大きな大会を成功させたこと。

2年間の設営期間には様々な苦労があったことでしょう。
そして数日前からは、少ない人数で会場をすべて作り上げた事も知っています。
だからこそ、N実行委員長がグレート無茶の呼び掛けでリングに上がりお礼を述べる姿には、思わず涙が出る思いでした。

そしてもうひとつ素晴らしかったのは「信州☆総タイガーマスク計画」。
みんながタイガーマスクになろう。
今回は上田地域の子供たちの施設に寄付するものを持ち寄ろうとの声掛けで、私も自宅で埃をかぶっていた「こち亀」を50冊ほど持っていきました。

「長野を元気に」をモットーに旗揚げされた「信州プロレス」も今年で10周年。
そしてその記念興行に位置づけられた今回の「無茶フェス」の大成功。
いろいろな意味でたくさんの感動をもらった1日でした。

信州プロレス http://swfnagano.com/

ホテル・アンケート

2017.08.11

東京の定宿のホテルに泊まると後日メールでアンケートが送られてくるので、出来るだけ答えるようにしています。
特に文章で感想を書き込む欄には、素敵なサービスを受けた時はスタッフの名前も添えて、その時の場面を出来るだけ詳しく回答するようにしています。

ある時、親しいスタッフの方に「あのアンケートって役に立っているんですか?」と聞いたところ、お褒めの言葉があった時はすべてバックヤードで掲示されるとの事で「大いに励みになっています」と教えられました。

また逆に、ちょっと不愉快な思いをした際も、感情的にならずに極力客観的な文章で伝えるようにしています。
それは期待の裏返しである事を分かってもらえればと思っていると、次の訪問の際はしっかりと修正されているからさすがです。

ところで、大学生の息子が偶然同じ系列のホテルのメインダイニングでバイトをしています。

ある日息子から「この方、知ってる?」というメールが送られてきました。
そこには上司の名前と一緒に私の名刺の写真が添えてあり、「前のホテル(私の定宿のホテル)でお父さんに注意された時にもらった名刺だって」とのひとこと。

その瞬間、その時の様子がすぐに脳裏に蘇りました。

場所は朝食のバイキング・レストラン。
ただしいつもは席に座ると飲み物だけは希望を聞いて持ってきてくれ、それが朝の優雅なひとときに繋がるはずなのに、今回はそれがない。
近くにいるスタッフに聞いてみると「飲み物もすべてセルフサービスにさせて頂きました」との返事。

それだけのサービスがあるだけで快適さや格も随分と違うのにと残念がっている私のすぐ隣で、別のスタッフが座ったばかりの外国人の夫妻に「お飲み物はどうしますか?」と聞いているではありませんか。

百歩譲ってそれは外国人ゆえのサービスであったとしても、私はそういう、客を見て変える、むらのある接客が大嫌い。
しかもそれはたった今「廃止しました」と言われてがっかりしている私のすぐ横で広がっている光景だし。

すぐさま黒服のスタッフを呼び、経緯を説明して、「このレストランに楽しみに朝食を取りに来る客の気持ちを裏切らないサービスを心掛けてほしい」と伝えました。
その時に、言いっぱなしにならぬよう名刺を渡した彼が、別のホテルでバイト先の息子の上司になっていようとは。

名刺の写真を拡大してみると、私の名前の横に彼の手書きでその時の様子がひとこと走り書きされていました。
私は決して怒ったのではなく、より素敵な空間になるよう励ましたつもりだった気持ちがきちんと伝わっているのが分かって、今さらながらほっとした次第です。

それにしても縁ってすごい・・・。

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