今年も東京・名古屋・福岡で開催されてきた、長野県の酒蔵が一堂に会する「YOMOYAMA NAGANO」。
そのトリを務める「長野」が先日、ホテルメトロポリタン長野で開催されました。
オープン前にロビーに出てみると、すでに大行列が出来ています。
身が引き締まる思いです。
第1部は13:30から、第2部は16:00から。
開会とともにお客様が一斉に入場されると、最初から私のブースはそれほど混む事もないだろうという思いは裏切られ、旧知の皆さん、初めての皆さん、次々にお酒を求められて本当に嬉しい悲鳴です。
そして、それをお手伝いして下さるのが、このイベントの最大の特徴のひとつ、ボランティアの存在です。
毎回、募集とともにあっという間に埋まってしまうほどの人気のボランティア。
今年も48名のボランティアの皆さんが各蔵のブースに割り振られ、蔵元とともに接客に汗を流します。
今回私のブースに付いてくれたのは、わざわざ三重県四日市市から来て下さった、日本酒の造詣が極めて深い、若手男性のSさん。
私の手が回らない時、私がお客様と話している時に、笑顔で次々とお客様のお相手をして下さって、先ほど知り合ったばかりとは思えない連携プレーです。
毎回ボランティアの方には恵まれる私ですが、今回も私のブースに付いて下さったのがSさんで良かった、しみじみとそう感じながらの接客でした。
もうひとつ嬉しかったのは、和田龍をお店に置いているという飲食店の方が何人もお見えになったこと。
これはとても大きな励みになりました。
合わせて5時間の長丁場のイベントも、過ぎてみればあっという間でした。
最後の片づけまでしっかりと手伝ってくれたSさんと固い握手を交わして見送り、いつもながら完全燃焼で燃え殻のようになった私は、そのまま上田に戻って、馴染みのお店の片隅で今日の感激をしみじみと味わうのでした。