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X-JAPAN @ 横浜アリーナ

2014.11.01

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1ヶ月前ですが・・・「X-JAPAN@横浜アリーナ」に妻と行って参りました。

発売開始1秒で売り切れたこのライブ、チケットは娘からのプレゼントでした。
常日頃は私がチケットを取って妻と娘が観に行く「X-JAPAN」、私にとっては初参戦でした。

そして待ちに待った当日のライブ。
とにかく素晴らしかった、そのひとことに尽きます。

セットリストも音響も、5人のメンバーの姿も、そして今は亡きHIDEやTAIJIへのオマージュも含めて、パーフェクトな3時間半でした。

2度目のアンコールでいつもの「ENDLESS RAIN」が演奏され、客席の大合唱とともに終演となると思ったその瞬間、SUGIZOのバイオリン・ソロのあとにYOSHIKIがピアノで弾き始めたのは・・・何とあの「ART OF LIFE」。

30分の大曲で、私にとってはX-JAPANベストの1曲。
この日演奏されたのはその後半のみでしたが、ひたすら官能的でハードな旋律とプレイに、私は興奮と感激とでただただ立ち尽くすのみでした。

カーテンコールで、YOSHIKIとTOSHIが延々と子供のようにじゃれあって微笑み合う姿は、これまでの2人の思いを知るファンにとっては涙溢れる光景であったことでしょう。

「X-JAPAN」が再び世界を目指し、そして大きな転換期となったこのライブに立ち会えた幸運に、心震えた一夜でした。

その10日後、彼らはニューヨークのマディソン・スクウェア・ガーデンでライブを行い、アジア人アーティストとして初めて同会場を満員の観客で埋め尽くしました。

「うまい日本酒はどこにある?」

2014.10.24

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会社の事務所の片隅に置いて、折に触れ引っ張り出してはページを開く1冊があります。

「うまい日本酒はどこにある?」増田晶文著(草思社)

著者が蔵元・酒販店・居酒屋などの現場を取材して、「本物」の日本酒とそこに携わる人々を丁寧に描き出したノンフィクションです。
傑作です。

私はこの本を、「うまい酒を飲ませる処」の章に登場する日本酒専門居酒屋の若主人に頂きました。
彼の姿が等身大でいきいきと書かれていて心打たれたものです。

出版は2004年。
あれから10年。
本はぼろぼろになっています。
しかし何度読んでも、ここに書かれた内容はいまだに色褪せることはありません。
本をめくるたびに、同じ感動と、そして前向きな姿勢とをもらいます。

同じ草思社から文庫にもなっています。
お勧めです。

長野の酒メツセ2014

2014.10.18

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毎秋恒例の「長野の酒メッセ」が今年もホテルメトロポリタン長野で開催されました。

この日は長野県下より68蔵が参加。
そして20回目を迎える今年は、20歳の方は無料という特典付きです。

午後2時オープン。

ありがたい事に、弊社のブースもすぐにたくさんのお客様でいっぱいになります。
いつも胸が熱くなる瞬間です。

ひとりひとりのお客様と1秒でも長く話していたくて、そして今年は例年以上にお客様が途切れる事がなくて、あっという間に喉が枯れてくるのが分かります。
でも贅沢な悩みです。

夕方からは会社帰りのお客様が加わって、場内は立錐の余地もないほどの熱気に包まれます。

持ってきたお酒も次々に空になっていきます。
そして午後7時30分、無事終了の時間を迎えました。

今年は昨年を300人ほど上回る、2,000人を越えるお客様にご来場頂きました。

顔馴染みのお客様そして新しいお客様、頂いた1枚1枚の名刺、すべてが私の明日からの大きな財産と活力とになるはずです。

日本料理 草如庵

2014.10.11

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公私に渡ってお世話になっている男性おふたりとの定期的な食事会。
ここで今回も素晴らしいお店に出会いました。

日本料理「草如庵」。

上田市の隣の東御市、合併する前は北御牧村の田舎の古民家を再生して最近オープンした、一軒家の和食料理店です。

カーナビを駆使しても出てこない片田舎のお店。
しかしようやく探し出して車を降りた瞬間から、素晴らしい非現実の世界は始まっていました。

和の趣きに彩られた玄関までのアプローチ。
畳に上がると、室内の磨き込まれた調度品の数々。
通された和室から眺めた、照明に映える庭の眺め。

そして技術と真心とを駆使したお料理のひと品ひと品。
お皿だけでなく徳利やお猪口・ビールタンブラーに至るまで、厳選された器の数々。

さらには女将の暖かく心のこもった接客。
最後には調理をされたご主人も出てきて下さり、歓待して下さいました。

お伺いすると、ご主人は京都から車で2時間の名店「美山荘」(私でも知っていました)で働いていらしたとの事。
自分でお店を持つに当たり、最初は軽井沢の古民家を考えていたのが物件が見つからず、最終的に探し当てたのがこの家だったそうです。

ちなみにこのお店は1日3組限定。
ぜひ再訪したいと強く思った素晴らしいひとときでした。

お店に着いた時に始まっていた月食が、ご主人と女将に見送られながらお店をあとにした時もまだ続いていて、和の世界の余韻に花を添えてくれました。

Hana "Sake" 日本酒の会

2014.10.04

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恒例の「Hana "Sake" 日本酒の会」が先日開催されました。

何、その会?
ご説明致します。

上田市の中心地に「HanaLab.」(ハナラボ)というフリースペースがあります。
上田市の有志が立ち上げた、誰もが使える広々とした快適な空間です。

その「HanaLab.」の一角を担う大野さんという男性が、お酒を通じて楽しい時間を共有しようという趣旨で立ち上げたのがこの会です。

アドバイザーは、上田市で地酒専門酒販店を営む宮島国彦さん。
県内外の飲食店や日本酒ファンに絶大な人気を誇る若手経営者です。

そこに毎回いろいろな蔵元がゲストで呼ばれて、お客様との交流を楽しみます。
お酒はもちろん宮島さんが厳選したその蔵のお酒です。

ちなみに私は前々回は単独でゲストにお招き頂き、また前回は地元上田の3蔵ということで岡崎酒造さん・沓掛酒造さんと一緒に再度呼んで頂くという光栄に預かりました。

そして今回は、前回の上田3蔵が推薦する蔵元ということで、隣の佐久市から古屋酒造店の荻原深君が登場。
銘柄は「深山桜」と「和和和」。
弱冠36歳、将来を渇望される人気の若手です。

ちなみにこの会は料理もすべて手作り。
毎回同じ女性が手掛けるバラエティに富んだひと皿ひと皿を、お酒と一緒に堪能します。

会がスタートすると、まずはアドバイザーの宮島さんから日本酒に関する楽しいレクチャー。
そのあとは、この日持ち込まれた荻原君のお酒6種類を順番に利き酒します。
中には今日のために用意された「大吟醸30年秘蔵古酒」なんてのもあります。

お酒が一巡したあとはお料理の説明があり、めいめいがビュッフェスタイルでお酒と料理とを取り分けながら楽しい宴会のスタートです。
ここでも、途中で宮島さんの楽しいトークとアドバイスが入ります。

テーブルの仲間と話が弾み、やがてテーブルの垣根を越えて、今日初めて会う方々とも交流の輪が広がります。
これぞお酒の持つ魅力・魔力です(笑)。

夜も更け始めた頃、お開きとして、これまた恒例の全員での写真撮影。
でも皆さん、なかなか帰ろうとはしません。
この会がいかに楽しくて立ち去り難いか、そんな思いを物語る一面です。

次回もまた、長野県の素晴らしい若手蔵元が登場する事と思います。
こんな素敵な日本酒の会が開かれていることに、主催の大野さん、そしてアドバイザーの宮島さんに感謝する毎回です。

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