よく、利き酒が上達するコツは何ですか?と聞かれることがあります。
そんな時は、お酒を2種類以上並べて比較して飲んでみて下さい、と答えています。
味覚は生まれ持っての才能、あるいは訓練で上達するもの、どちらの説もありますが、僕個人としては、舌は訓練でいくらでも鍛えられるものと思っています。
「訓練」というと堅苦しいですが、そんなに難しく考えないで下さい。
例えば居酒屋で、あるいは自宅で、晩酌の時に違うお酒を並べて飲んで、まず「違う」という事が分かる、続いてどこが違うのか考える、そしてその違いを簡単でいいから心の中で言葉に置き換えてみる、それを続けるだけで、知らず知らずのうちに味覚はレベルアップされているはずです。
お酒を飲みながら、相手と自分の評価を較べ合うのも、結構酒席が盛り上がりますよ。
記事一覧
舌の訓練
2007.12.10
ききちょこ
2007.12.08
お酒を利き酒する時に使用する容器が、この「利き猪口(ちょこ)」です。(お酒を「利く」という漢字は本来は左に口偏がつくのですが、パソコンにないのでご容赦下さい。)
底に藍色の「蛇の目」と呼ばれる模様があり、これによってお酒の色をより明確に判断することができます。
写真は、あえて少し色のあるお酒を入れた時のものです。
違いが分かりますか?
冷製スパゲティ
2007.12.07
上田駅からメイン通りを直進して徒歩数分のところに「レストラン葡萄屋」さんはあります。
フランス料理専門店ですが、コースだけでなく、カジュアルに食べられるアラカルトメニューも揃っています。
その中でお薦めの一品が、この「魚介類の冷製スパゲティ」。
とにかく絶品です。
テーブルに並ぶやいなや、ひたひたに浸ったスープをまずひと口すすってそのおいしさに感動、歯ごたえよくしこしこに茹でられたパスタをスープに絡めて食べて再度感動、上に乗った海の幸を味わってまたまた感動、いつの間にかお皿があっという間に空になってしまいます。
以前はランチだけのメニューでしたが、今はディナーでも食べられます。
足を運ぶ価値絶対あり!のひと皿です。
紫外線
2007.12.06
しばらく前に掲載した、酒販店さんがお酒の品質を守るために照明を落とすことに興味を持って下さる方がいらっしゃいました。
そうなのです。
蛍光灯から発せられる紫外線はお酒の化学変化を引き起こし、着色の大きな原因となるのです。
なので近頃はお酒の品質保持のため、店内もしくはお酒専用の冷蔵庫に蛍光灯を使用しない酒販店さんが増えました。
店内をあえて薄暗くしている酒屋さんは日本酒を大切に扱っている、そう思って頂いていいと思います。