昨日の話に関連して。
僕自身、晩酌では勉強も兼ねて、できるだけ多くの蔵元のお酒を並べて飲むようにしています。
その都度、たくさんの感動や発見があって楽しいですね。
どれを飲んでもその蔵元だと分かる、そんなはっきりとした主張のあるお酒がひとつの目標です。
写真は、今日お得意先へ伺った際に購入してきたお酒です。
小さく見えますが4合瓶です。
あえて銘柄は隠しますが、宮城と愛知の蔵元のものです。
開栓して最初のひとくちは、いつもわくわく心躍ります。
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今日の晩酌
舌の訓練
よく、利き酒が上達するコツは何ですか?と聞かれることがあります。
そんな時は、お酒を2種類以上並べて比較して飲んでみて下さい、と答えています。
味覚は生まれ持っての才能、あるいは訓練で上達するもの、どちらの説もありますが、僕個人としては、舌は訓練でいくらでも鍛えられるものと思っています。
「訓練」というと堅苦しいですが、そんなに難しく考えないで下さい。
例えば居酒屋で、あるいは自宅で、晩酌の時に違うお酒を並べて飲んで、まず「違う」という事が分かる、続いてどこが違うのか考える、そしてその違いを簡単でいいから心の中で言葉に置き換えてみる、それを続けるだけで、知らず知らずのうちに味覚はレベルアップされているはずです。
お酒を飲みながら、相手と自分の評価を較べ合うのも、結構酒席が盛り上がりますよ。
ききちょこ
お酒を利き酒する時に使用する容器が、この「利き猪口(ちょこ)」です。(お酒を「利く」という漢字は本来は左に口偏がつくのですが、パソコンにないのでご容赦下さい。)
底に藍色の「蛇の目」と呼ばれる模様があり、これによってお酒の色をより明確に判断することができます。
写真は、あえて少し色のあるお酒を入れた時のものです。
違いが分かりますか?
冷製スパゲティ
上田駅からメイン通りを直進して徒歩数分のところに「レストラン葡萄屋」さんはあります。
フランス料理専門店ですが、コースだけでなく、カジュアルに食べられるアラカルトメニューも揃っています。
その中でお薦めの一品が、この「魚介類の冷製スパゲティ」。
とにかく絶品です。
テーブルに並ぶやいなや、ひたひたに浸ったスープをまずひと口すすってそのおいしさに感動、歯ごたえよくしこしこに茹でられたパスタをスープに絡めて食べて再度感動、上に乗った海の幸を味わってまたまた感動、いつの間にかお皿があっという間に空になってしまいます。
以前はランチだけのメニューでしたが、今はディナーでも食べられます。
足を運ぶ価値絶対あり!のひと皿です。