弊社のラベルに関する話を何回かに分けて掲載します。
まずは写真の「吟醸生酒」。
商品説明のページにもあるように、これはグラフィックデザイナー林規章氏に作って頂いたものです。
出会いは突然でした。
ある日、人を介して林さんからお電話があり、ぜひ一度日本酒のラベルデザインを手掛けたいのだけれど、うちのお酒を題材にさせてもらえないだろうか?という内容でした。
ちなみに林さんは、それまでにも某大手化粧品のデザインをいくつも制作されていると知ったのは、それからすぐの事でした。
私としてはこんなに光栄な話はないと思い、ただちにお受けしたのですが、嬉しい事にこの作品で林さんは、その年の「日本グラフィックデザイナー協会新人賞」を受賞されました。
それを受けて弊社もすぐにこのデザインを商品化させて頂き、今に至ります。
今やますます油が乗ってご活躍の場が増えている林規章氏、このご縁をいつまでも大切にさせて頂ければと思います。
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ラベルの話1
8時だョ!
先日、ネット通販で買ってしまったDVDがこちら。
実は前から欲しかったのでした。
それにしてもこれを観ると、ザ・ドリフターズがいかにお笑いのプロフェッショナルとして偉大だったか、改めて分かります。
だって、当時は生放送ですぜ、これ。
一発勝負でこれだけの笑いを提供できるグループが今どれだけいるでしょうか?
そして、言い方は悪いけど、能力があるがゆえの逆に馬鹿に徹するカッコよさ。
男のダンディズムさえプンプンと感じてしまいます。
「酒の春日」さん
折に触れ、私がお薦めしたいお店や場所を、ジャンルにとらわれず紹介していきたいと思います。
第一号としてご紹介するのは、長野市の「酒の春日」さん。
日本酒専門店として、早くからその地位を確立しています。
私自身、店主の春日さんには、厳しくも暖かいご指導を頂き続けて15年以上、いまだに教えられることばかりです。
知り合ったばかりの頃、春日さんに連れられて勉強に行った九州でのひとときは、今でも私の大きな財産になっています。
お店の外観を撮ったのですが、ちょうど入口でお出迎えしてくれたのは愛犬のレノン、名前は「レノン」ですがお嬢様です。
すべての日本酒がリーチインで温度管理されている店内を撮ろうとしたら、春日さんから、それよりこっちを撮ってくれと頼まれたのが、店内の一角にあるこちらの写真。
ビートルズとジョン・レノンをこよなく愛する春日さんならではのディスプレイなのでした。
にごり酒
にごり酒とは、お酒をしぼった時に粗い目で漉した白濁したお酒のことです。
当社の「純米にごり酒」はご覧の通り、あえてにごりの部分をたっぷりと入れて、とろとろに仕上げてあります。
こんなの濃すぎて飲めない!という方が半分、逆に、このにごり酒しか飲めない! という方が半分、そんな個性たっぷりの「にごり酒」です。
まあ、決して飲みやすくはありませんけど、でも日本酒のエキスがたっぷりと入った、芳醇なひと品です。