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悲しみを乗り越えて

2016.11.08

先週末は弔事が重なりました。

まず土曜日は大宮で、約20年前に亡くなった大親友を偲ぶ会でした。

当日は80歳を過ぎてますますお元気なお父様が参加され、30歳も若い我々と共に飲んで歌って(お父様はバリトンのソロリサイタルも開かれたセミプロです)語り合った半日でした。

親友が亡くなったあとも、あえて悲しみを表に出さずに、いつも笑顔で我々と接して下さる素晴らしいお父様です。
そのお父様が、親友の思い出話になると思わず涙が溢れ出るその姿を見て、我々が彼を決して忘れないことこそが何よりの供養だと改めて噛み締めたのでした。

翌日の日曜日は地元上田で、私が公私ともどもお世話になっている方のお父様のご葬儀でした。

私は朝からお手伝いで駐車場係。

3年前、私の父が急逝した際には、多忙を極めるこの方が「和田のためなら何だってやるからな」と涙が出るお言葉を頂き、事実父の葬儀まではこの方に電話をするとワンコールで出て下さり、当日は母と私のたっての願いで直会(なおらい・葬儀のあとの会食)の司会を快諾して頂いたのでした。

今回この方から直々にお手伝いの依頼の電話があった時、思わず「ご恩返しをさせてください」と叫んでおりました。

ご葬儀はご家族のお父様への愛にあふれた素晴らしい式でした。

近しい方のご逝去は本当に悲しい出来事ですが、何が大切か、何が必要か、そして欠かせぬ存在とは何なのか、いろいろなことを考え直させてくれる機会でもあります。

長崎ちゃんぽん

2016.10.30

前回の長崎の話題をもうひとつ。

お昼前に長崎空港に到着した我々は高速バスで50分かけて長崎市内へ。
午後1時からの会議に間に合うためにはゆっくり昼食を取っている時間もなく、飛び込んだのは「リンガーハット」。

いくら長崎ちゃんぽんを食べたいと言っても、何も「リンガーハット」で・・・と思われるかもしれませんが、本当に時間がない。
が、これがことの他うまい。
えっ、上田で食べる「リンガーハット」と味が違うの?

そうしたら、先日の「秘密のケンミンSHOW」で、長崎市民がイチオシの長崎ちゃんぽんは「リンガーハット」との特集が組まれていてびっくり。
もちろん編集はあるかもしれませんが、それでもインタビューで口々に「リンガーハット!」と言っていたのには驚きました。
でも味は全国、まったく違いはないそうです。

ちなみに翌日、長崎市に住む親友夫妻がドライバーを買って出てくれて、一緒に昼食を取ったのは長崎空港内の長崎ちゃんぽん。
私が食べたのは「太麺皿うどん」でしたが、これが美味しかった。
ご夫妻によると、長崎空港の長崎ちゃんぽんは実は穴場、だそうです。

「ケンミンSHOW」では、長崎市民は皿うどんにソースをかけるとのことですが、私は酢をたっぷり。
本場の味を堪能したのでした。

長崎雑感

2016.10.22

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会議で長崎へ行って参りました。
1泊2日のタイトなスケジュールでした。

ここでは道中の話題をいくつか。

羽田-長崎の往復は、初めて乗った「ソラシドエア」。
ANA傘下の、九州便に特化した新規参入航空会社です。
パステルの機体がおしゃれです。

面白かったのは機内のドリンク。
「あごだしスープ」なる一品があるのです。
早速飲んでみると・・・魚のだしと柚子の香りが口いっぱいに広がって、これがおいしい。
帰りの機内でも注文しちゃいました。

長崎市の市街地は路面電車が東西南北に走っています。
運賃を聞いたら120円均一とのこと。
へたに車に乗るよりも路面電車が速くて安いと地元の皆さんが口々におっしゃるのを聞いて納得です。

せっかく長崎に来たのだからと、夕食は2軒をハシゴ。
1軒目は仲間と地元の和食を堪能したあと、2軒目は生け簀料理屋へ。
どうしても食べてみたかった、いか(この日はやりいか)の活き造りに感動。
追加で注文した長崎名物うちわ海老の活き造り、これまたシコシコねっとりとした新鮮な味わいに、一同感嘆の声を上げたのでした。

その後タクシーを読んで、今回唯一の観光ともいえる長崎市の夜景を見に、稲佐山山頂展望台へ。
ちなみに長崎の夜景は昨年、香港・モナコとともに世界新三大夜景に選ばれたそうです。

それにしてもすごい坂道です。
さすが長崎。
聞いたらタクシーで15分ほどの山頂は標高333メートルとのこと。
上田と100メートルしか違わないではないですか!

そして展望台は夜9時を回ったというのに駐車場はほぼ満車で展望台も人でびっしり。
そんな中に混じって、私も壮大なパノラマの夜景を堪能して参りました。

帰り道、タクシーの運転手さんが福山雅治の自宅を教えてくれました。
その矢先、同じく山頂から降りてきたタクシーがそちらへ曲がっていきます。
運転手さん曰く「女性客だな。福山の自宅はすっかり観光名所になっているんだわ」

長崎みやげは何がいいか聞いてみたところ、回答は揃ってカステラ、かまぼこ、そして角煮まんじゅう。
角煮まんじゅうが面白いと老舗の支店を訪れて、店長さんの送料無料の粋な計らいに感激しながら、少しでも気持ちを返そうと大量に買い込んだのでした。

秩父の龍勢祭

2016.10.13

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今年も参加して参りました。
毎年10月第2日曜日に開催される埼玉県秩父市(旧吉田町)の「龍勢祭」。

この地の男衆はこの「龍勢祭」を中心に1年が回っていきます。
そしてこの日のたった一瞬のために全力を注ぎ込むその男意気に惚れ込むのです。

詳細は以下の過去ブログで。

http://www.wadaryu.com/blog/archives/245.html
http://www.wadaryu.com/blog/archives/189.html
http://www.wadaryu.com/blog/archives/138.html

酒縁に囲まれて

2016.10.07

慌ただしい毎日でブログの更新が遅れました。

10月1日は「日本酒の日」、全国一斉に乾杯イベントが開催されました。
「カンパイFES」として全国に先駆けて始まった長野県でも、各地でカンパイが繰り広げられました。

私はといえば、この日めがけて青森から友人とその知人が来訪。

そもそも彼と知り合ったのは数年前の真夏の「大長野酒まつり in 四谷」。
それから親交が深まり、昨年に引き続き、わざわざ青森から駆けつけてくれたのです。

3人でカンパイの場所に選んだのは、私も初訪問の鳥料理専門店。
初めてとはいっても、若旦那とは2年前、共通の友人の結婚パーティで隣同士になっているのですが、さて、気が付いてくれるかどうか。

すぐに気が付いてくれました。
嬉しい限りです。
しかもメニューには「和田龍登水 ひやおろし」の文字が。

カンパイのあとはせっかくなので長野らしい一品をと、鳥だけでなく鹿・猪・馬と、信州のジビエを堪能して頂きました。

そして昨日は、地元の酒販店の若主人が主催する日本酒の会にお招き頂きました。

「日本酒の会」とはいっても、焼鳥屋さんの小上がりで串と鍋をつつきながら語り合う、気軽な雰囲気のもの。

「和田龍登水 ひとごこち」で乾杯したあとは、お酒の話、プライベートな話、初めて会った皆さんとすぐに打ち解けて、いつの間にか杯も進んでいくのでした。
あっという間にお酒が尽きて、若主人が慌ててお酒を取りに戻る光景も。

皆さんとのご縁に囲まれて過ごす毎日です。

お知らせ。
「長野の酒メッセ」が開催されます。

10月13日(木)
ホテルメトロポリタン長野
酒販店様・料飲店様 14:00~19:30
一般来場者様 15:00~19:30
当日券 2,000円(500円割引券、当社にあります)

皆様のお越しをお待ちしています。

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