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アマチュア利き酒選手権 上田予選会&上田の日本酒を味わう会

2025.06.12

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写真上:利き酒選手権 開催中
写真中:懇親会の中での成績発表
写真下:成績発表でじらしにじらしにじらす岡崎酒造 岡崎社長


「令和7年度 アマチュア利き酒選手権 上田予選 & 上田6蔵揃い踏み 上田の日本酒を味わう会」。
今年も上田東急REIホテルにて開催されました。

第1部の「アマチュア利き酒選手権」は、優勝すれば長野県大会、さらにはその先に全国大会が待っています。

1組7名ずつが最初のテーブルで7分間、6種類のお酒を利き酒して、そのあと隣のテーブルで7分間、順番が入れ替わった同じ6種類を当てるというルールです。

ただし採点方法は、詳しい説明は控えますが、当たった本数を単純に数えるのではなく、2回の利き酒で、自分が気に入ったお酒の順番に1~6までの順位を付け、同じお酒に付けた順位がどれだけ近いかを採点する「嗜好順位法」を採用しています。

この方法だと、各自が付けた2回の順位の開きによって点数にもかなりの差が付きます。
ちなみにすべて正解した時の満点は0点です。

全員が利き酒を終えたあとは懇親会。

「地酒屋宮島」店主、宮島国彦氏の軽妙な司会に聞き惚れながら、みんなで「カンパイ」!!

そのあとは上田6蔵が6テーブルを順番に回りながら楽しい歓談です。

大盛り上がりで6蔵が全テーブルを回ったところで、いよいよ結果発表タイム。

岡崎酒造の岡崎君がじらしにじらしながら(笑)3位から名前を読み上げます。

そして栄えある優勝をつかみ取ったのは、上田市内に住む男性でした。
成績は満点の0点!
上田の地酒と優勝トロフィーと、そして長野県大会出場の権利を見事手に入れたのでした。

フィナーレは原商店女将の原有紀さんによる、酔いどれの(笑)1発締め!

6蔵で皆さんをお見送りしながら、今年も楽しい宴のひとときはあっという間に過ぎていったのでした。

最後に、毎年この会を主催して下さる、上田の日本酒愛好家で作るグルーブ「"Hana" Sake」の皆さん、そしてリーダーの大野さんに心からお礼申し上げます。
今年も本当にありがとうございました。

イベント日和

2025.06.03

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この1ヵ月は東京でいくつもの素敵なイベントに参加させて頂きました。


まず5月11日(日)は地酒屋こだまさん主催「長野の風に吹かれて~こだまを支える地酒10蔵を五感で楽しむ会」(写真1枚目)。

大塚に店舗を構える日本酒専門店「地酒屋こだま」店主の児玉さんが、取り扱っている長野県の10蔵を招き、水道橋の「海山和酒なるたか」さんを貸し切りにして、毎年開催される会です。

この会の特徴は、10蔵が10卓を15分刻みにお酒を持って回って、テーブルごとにお客様と密接に語り合える事。

その密接感に、私は数日前から緊張感でいっぱいなのですが、いざ始まってしまうと、酒瓶を片手にお客様と語り合う事が楽しくて仕方がないから不思議です。

10蔵・10卓×15分で、あっという間の3時間。
お客様が飲まれたお酒の本数は10蔵×3種類で何と30種類。

ほろ酔いのお客様を出口でお見送りしながら、今年もこの会に参加させて頂いた喜びをしみじみと噛み締めるのでした。


翌日5月12日(月)は浅草ビューホテルで開催された、毎年恒例の「YOMOYAMA NAGANO 東京」(写真2枚目)。

長野県内のほとんどの酒蔵がブース出展し、蔵元とじっくり話しながら試飲できるこのイベント。
今回もチケットは完売で、私自身も新旧たくさんのお客様にお酒をお振る舞いしながら、あっという間の楽しい6時間(!)が過ぎていきました。


そして5月21日(土)は人形町「すし雅遊(がゆう)」で開催された「和田龍の会」(写真3枚目。手前が主催者の根本由貴さん)。

本格的な江戸前が味わえるこのお店で定期的にお酒の会を主催するのは、お嬢様の由貴さん。

当社は毎年、5月の最終土曜日にお招き頂き、今年で3回目。

由貴さんは以前「YOMOYAMA NAGANO」の前身「長野の酒メッセ」で和田龍をいたく気に入って下さり、帰ってお父様にその事を伝えると「それは古くからのうちのお客様だ!」と言われ、驚きながら翌朝すぐにお電話を頂いたという楽しいエピソードもあります。

当日は、過去最高の19名のお客様に集まって頂けたとの事で、お刺身やお鮨をつまみながら、おひとりおひとりとじっくり語り合う事が出来た、身も心も酔った3時間でした。


続いて5月31日(土)は「革命君 齋藤哲雄さんを偲ぶ会」(写真4枚目)。

都内の酒屋の番頭だった齋藤哲雄氏は「小さな酒蔵応援団」と称して全国を回り、いくつもの無名の酒蔵を開拓して世に送り出してきました。
当蔵もそのひとつです。

やがて齋藤氏は独立して、自らの地酒専門店「革命君」をオープン。
彼が1本1本、心を込めて丁寧に扱う銘柄は、瞬く間に都内はもちろんの事、全国に取引先を増やしていきました。

そんな矢先、彼を不治の病が襲います。
病と闘いながら「俺は酒屋をやるんだ!」と叫ぶ齋藤氏の姿は、テレビ東京の「生きるを伝える」でも放映されました。

しかし42歳の若さで無念の逝去。

でも彼を慕い続ける大勢のファンは今も健在で、齋藤哲雄氏の存在は今なお語り継がれています。

そんな齋藤哲雄氏の生粋のファン5名が立ち上げたのが今回の「偲ぶ会」です。

会場は、やはり齋藤氏の薫陶を受けた、小岩の居酒屋「魚たも」。

店内の棚には齋藤氏の写真や記念の品が飾られ、店主は毎日、違った酒を齋藤氏の盃に供えているとの事。

この日は主催者5名の呼び掛けに応えた、私を含む蔵元4名、都内の日本酒専門の飲食店主2名が集まり、合計11名で齋藤哲雄氏が世に送り出した地酒を飲み倒したのでした。

ちなみに16時から始まったこの会、一旦は18時に中締めになったのですが、その後も延々と飲み続け語り続け、実際にお開きになったのは22時30分頃でした。


そして翌日6月1日(日)は「地酒屋こだま 十五周年記念感謝祭」(写真5枚目)。

会場は練馬の「イクサ アリーナ」。

この日はここに、店主の児玉武也を慕う50の酒蔵(しかも全蔵、社長か杜氏が参加)、さらにやはり全国から25の飲食店が集結。

さらに450名の前売券は完売。

そして迎えた当日。

当社のお酒は、同じ上田市の味噌蔵「大桂商店」のブースで、味噌ベースの「冷や汁」とともに振る舞われました。

ちなみにこの大桂商店さんのお味噌は、店主の児玉さんが惚れ込み、地酒屋こだまで唯一取り扱いをしている味噌なのです。

12:00にオープンした会場は一気にヒートアップ。

私も会場を練り歩いては、目に付いたお客様と語り合い、そして飲み合い、時には抱擁し合い(笑)、何これ?楽しいなあ!

ラスト30分は、ステージに上がった児玉武也の魂のマイクパフォーマンスに全員が釘付け。

16:00の終了を迎えた時には、すべてのブースものお料理もお酒も、見事に食べ尽くされ、そして飲み尽くされていました。

1店の地酒専門店の、ひとりの店主のもとに、これだけの酒蔵と飲食店とそしてファンとが集ったこのイベント、何だか凄いものを見てしまった、そんな余韻がずっと残り続けた練馬の1日でした。

人形町 酒喰洲 (しゅくず)

2025.05.28

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・1枚目:1切れから頼める天然のお刺身。
 赤めごち造り(超貴重品)・とり貝刺し・平目えんがわ どれも2切れずつ

・2枚目:本ししゃも:手前 メス 奥 オス

・3枚目:知床産 真ほっけ開き焼き 1/2

・4枚目:かき揚げ丼(かき揚げをこの時期限定の白海老のかき揚げに変更して頂きました)

東京出張の帰り、新幹線の時間まで、大好きな人形町の「酒喰洲」に立ち寄りました。

12月に近所に移転したばかりの「酒喰洲」。
この日も満席の店内は活気で満ち溢れていました。

メニュー狭しと並んだ天然の魚介類とともに味わうのは、これまた全国から選りすぐられた地酒。

すべて平らげて、大満腹・大満足で今回もお店をあとにしました。

さて、今年も恒例の「酒喰洲会」が開催されます。
「酒喰洲」のお料理とともに、この日のために集まった蔵元がお酒をお振る舞い致します。

第16回「酒喰洲会」

日時:6月28日(土) 15:30~
場所:日本橋浜町「プラザマーム」
前売券:10,000円(税込)

詳しくは「酒喰洲」まで(03-3249-7386)

発売日のお知らせ

2025.05.18

「和田龍登水」の新酒の発売日をお知らせ致します。

・美山錦 発売中
・山恵錦 5月19日(月) 発売開始
・ひとごこち 5月26日(月) 発売開始予定
・山田錦 6月1日(月) 発売開始予定

今年は発売開始が例年より遅れてしまい、大変申し訳ございません。
その分、美味しいお酒をお届けできると自負しておりますので、ぜひお求め頂ければ嬉しいです。

回転寿司で一杯

2025.05.07

寿司は大好物ですが、お酒なしでは滅多に食べません。
寿司を単独で食べるのが、何となく味気なくて苦手なのです。

ちなみにカキフライも大好物ですが、ご飯と一緒には食べられないと言うと皆が驚きます。
あくまでも個人的な感想ですが、カキの生っぽさがご飯に合わないと思ってしまうのです。
なので「カキフライ定食」を頼んだ事がありません。

さて、近所に大きな回転寿司があります。
たまにそこへ行く時も、寿司を腹いっぱい食べるというよりは、寿司を肴に酒を飲もうという気持ちで足を運びます。

着いたら何はともあれ生ビールを一杯。
ぐびぐびとやりながらタッチパネルをザッピングして、このお店はガリも注文制なので、無料のガリを注文して、それからゆっくりと寿司を選びます。

私はもともとメニューを決めるのが遅いほうですが、このお店ではさらに遅さに輪が掛かります。

ようやく1~2皿ずつ注文して、つまみ始めたあたりで、生ビールが空になります。

それからは日本酒のお燗。

メニューには灘の大手のお燗びんがあるので、それを注文。

いつも、持つのも大変なほどの熱さで届く熱燗をちびちびと飲みながら、引き続きゆっくりと寿司をつまみます。

お燗びんを2本飲み切る頃には7~8皿が積み上げられ、時間にして1時間強が経過。
ほろ酔い気分で、ここでお勘定です。
大体3,000円ちょっとで済むのが、何とも得をした気分です。

で、自分が食べ終わってからずっと待っていてくれる妻には、いつも申し訳ない思いでいっぱいになる毎回なのです。

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