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純米酒化のご案内

2020.01.24

この4月より

・清酒和田龍
・和田龍生酒
・和田龍大吟醸

以上の3品目につきまして、現行のアルコール添加酒から純米酒へと移行させて頂きます。

現状の味わいでも十分なご評価を頂いている中で、大きく舵取りを変えるのは正直申し上げて勇気が要りましたが、弊社のような小さな地方蔵が自分らしさをしっかりと打ち出していくためには、私自身が求めるスタイルをぶれることなく突き詰めていく事こそが肝要と、今回の純米酒化を決めました。

新しいお酒をご賞味頂く皆様には、これも和田龍酒造が求める味わいとお感じ頂きながら、変わらぬご愛顧を賜りたくお願い申し上げます。

また、純米酒化に伴い若干の値上げをさせて頂きますが、さらなる品質とサービスの向上に力を注いで参りますので、ご理解の程よろしくお願い致します。

間近になりましたら詳細を改めてご案内差し上げます。

「謙太郎米」登場

2020.01.18

「和田龍登水」の新酒第1弾として、間もなく「ひとごこち」が登場です。

さて、その「ひとごこち」。
上田市の隣の東御市八重原の台地で栁澤謙太郎氏が作る、その名も「謙太郎米」を今年から使用できる事になりました。

栁澤謙太郎氏が作る農作物は、酒米・食用米・大豆に至るまで、その品質はトップクラスとの評判をはるか以前から聞いておりました。
彼の農作物が和食にとどまらずイタリアン等のワールドワイドな分野で採用されたと聞くたびに、いつか私も使わせて頂きたいという思いに駆られておりました。

その夢が叶いました。
まだまだ数量的にはわずかですが、今期の「和田龍登水ひとごこち」は契約栽培の「八重原産謙太郎米」を使用しています。

また一皮むけたお酒が出来上がってくるはずです。

発売が決まりましたらまたご案内致します。
乞うご期待!

神田松之丞から中上健次まで

2020.01.10

寝酒がわりに読み始めた神田松之丞「絶滅危惧職 講談師を生きる」。
面白すぎて、眠れなくて困っています(笑)。

神田松之丞の著書というよりはインタビュ-形式の対談集なのですが、インタビュアーの女性の言葉の引き出し方が巧い!
思わずぐいぐいと引き込まれて、いつの間にか神田松之丞という芸人の虜になっています。

同じように聞き手が極めて秀逸な一冊として、かなり前ですが評論家か誰かが挙げていたのが矢沢永吉「成りあがり」。
思わず膝ポンです。

矢沢永吉をほとんど知らなかった高校生の私が、この本をどれだけボロボロにして矢沢永吉の生きざまに魅せられたか。
今もページが茶に変色した1冊が書架に並んでいます。

この「成り上がり」、確か聞き手は糸井重里だったと思います。
当時の糸井重里はコピーライターとしても絶頂期で、週刊文春に連載された「糸井重里の萬流コピー塾」では、天才と凡人の言葉のセンスの差を毎週思い知らされたものでした。

さて、そして矢沢永吉。
私が敬愛する中上健次が自身のエッセイの中で触れています。

中上が矢沢永吉と静岡のライブの日に初めて出会った日の風景。
リハーサルでは、矢沢がステージに上がった瞬間すべての音や空気が引き締まるのを肌で感じ、ライブでは矢沢のステージに身も心も奪われ、ライブ後の酒席では、酔って一方的に話し続ける中上の言葉に矢沢はずっと耳を傾け続け、矢沢がぽつりと話した一言に中上が口を挟むと矢沢はまた静かに耳を傾ける・・・。
「成りあがり」への賛辞と合わせて、中上健次がどれだけ矢沢永吉に心酔していったかが如実に分かる、粋な文章です。

そういえば昨夜、BSの旅番組で、紀伊半島を縦断しながら新宮駅が登場しました。
中上健次の出身地であり、彼の作品の核となった土地、新宮。
そして私と妻とで、中上が吸っていた空気を少しでも感じたくて、上田から片道7時間掛けて二度訪れた新宮。
その新宮駅は当時と変わらぬまま、テレビの画面の中で佇(たたず)んでいました。

今日は指が流れるままに脈絡なく打ってしまいました。
神田松之丞から中上健次まで・・・。
表現できる力を持っているって素敵だなあと思います。
今日はそんな締めで失礼します。

あけましておめでとうございます。

2020.01.07

あけましておめでとうございます。
今年も引き続き、皆様の笑顔が見られるようなお酒をご提供していきたいと思いますので、ご愛顧の程よろしくお願い致します。

年末年始は大勢のお客様がお見えになりました。

よく知ったお客様、初めてのお客様・・・。
どのお客様もご希望があればお酒をご試飲頂き、その間に会話に花を咲かせるこの時間が大好きです。

お酒の話から上田の魅力の話、そしてお客様のお仕事や趣味の話へとどんどん広がって行き、あっという間に時間が経っていることもしばしばです。

お泊りのお客様にはホテルの近くの美味しいお店をご紹介するのですが、実際に訪問されたという一報をあとから聞くとやはり嬉しい思いです。

年末にいらっしゃった外国の男性が、お酒を試飲されるやいなや、満面の笑みを浮かべながら6本お買い上げ頂いた時は、改めて日本酒がワールドワイドであることを実感した喜びに包まれました。

また昨日は、お話の内容ばかりでなく立ち振る舞いまで洗練されたお三方がご来店され、只者ではないなと察していたところ、お名刺を出されて、あとで検索したら東京のそうそうたる和食店の総店長であることが分かり震えました。

このように、日本酒を通じて日々多くの皆様と出会え、そしてそのご縁が繋がっていく、これがこの仕事のたまらない醍醐味のひとつです。

今年もさらにそのご縁が増えていきますよう、より一層頑張っていきたいと思います。

フォースと共にあれ

2019.12.30

前回書いた「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」、早速観に行きました。
そうしたら素晴らしい出会いが・・・。

ラストシーンの余韻と共にジョン・ウィリアムスの音楽による壮大なエンドロールが流れ、館内に灯りが付くと、数列前に親友家族の姿を見つけて、思わず大興奮。

そう、彼こそが前回のブログに書いた、中2の時、「スターウォーズ」第1作を観るためだけに銀座のテアトル東京まで一緒に行った友なのです。

彼とは中学の時、ブログに書いた「世界が燃えつきる日」「エイリアン」の他にも、一緒に映画館に通い合う仲でした。

東京では「ロッキー」「宇宙空母ギャラクティカ」「銀河鉄道999」・・・。
地元の上田では「大地震」「風とライオン」「タワーリング・インフェルノ」「大陸横断超特急」「エアポート77」「007 私を愛したスパイ」「ジョーズ2」「ナバロンの嵐」(高校受験が終わった日に行きました)・・・etc。

そんなふたりを繋いだ最初の映画が「ポセイドン・アドベンチャー」だったり、上田で「コンボイ」を観た時にパンフレットが売っていなくて、ふたりで東京へ映画を観に行ったついでに渋谷パンテオンまで足を運んでパンフレットだけ買い求めたり。
当時の映画を巡るエピソードはキリがありません。

そして今日。
「スターウォーズ」シリーズ第1作と完結編を、42年の時を経て、同じ空間で一緒に観る事が出来た喜びを、ふたりで分かち合ったひとときでした。

これぞまさにフォースの力。
Hちゃん(幼稚園時代から50を過ぎても今でもお互い「ちゃん」付けです。だから私は「すみおちゃん」)、ありがとう!

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