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イベント2日間

2018.05.11

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下の写真は原商店 原有紀さんご提供


今週、東京で2日続けてイベントに参加してきました。

5月8日(水)。
大塚の地酒屋こだまさん主催による「長野10蔵の会」を水道橋「海山和酒なるたか」さんにて。
当社は3年前から参加させて頂いています。

こだまさんのHPより当イベントの案内文を抜粋します。

「いわゆる有名な蔵はひとつもありませんが(笑)10蔵すべてが僕にとって誇りであり、扱わせていただくことを光栄に思っています。今回はそんな10蔵から蔵元や杜氏を一堂に迎えての会を開催します。」

おかげさまで今年も早々に満員御礼との事で、ありがたい思いでいっぱいです。

この会の特徴は、10蔵が3本の酒を抱えて、15分ずつ各テーブルを回って歓談すること。
そこに「なるたか」さん厳選の魅惑の料理が彩りを添えます。

どのテーブルでも様々な話題で盛り上がって、15分なんてあっという間。
後ろ髪を引かれる思いで次のテーブルへ移る、その連続です。
すべてのお客様をお見送りした時、時計の針は11時を指しておりました。

翌日5月9日(水)はグランドプリンスホテル高輪にて、毎年恒例の「長野の酒メッセ in 東京」。

今年から、業界関係者様の第1部と、一般来場者様の第2部との2部制です。

開会の13:00から閉会の20:00まで7時間の長丁場。

今年もブースにはお客様が途切れることなくお越しになり、妻とふたりでお酒を注ぎながら喋りっぱなし。
お酒も1滴残らずきれいに無くなりました。
計算すると、ざっと1,000杯以上お酌をした事になります。

わざわざ当社のブースに足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
昼食抜きである事、声が枯れて出ない事も忘れて、楽しく過ごせた素敵な時間でした。

2日間続けて、お目に掛かれた皆様に心から感謝です。

「ラ・フォル・ジュルネ」

2018.05.05

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3枚目の写真はベートーベンのあと聴いた、ジャズ・ライブ会場


前回から続きます。

で、行ってしまいました。
「ラ・フォル・ジュルネ東京」。

5月3日。
お昼過ぎに、東京で大切な方と会う約束が出来たので妻と出掛け、せっかくの機会だからとインターネットでチケットを購入したのでした。

「ラ・フォル・ジュルネ」のHPを眺めながら、数え切れないほどのプログラムの中から選んだのは、その日の夜7時から5000人収容の東京国際フォーラムAで行なわれた「ベートーベン ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」でした。

プログラム

ロイヤル・ノーザン・シンフォニア
ラルク・フォールト(p・指揮)

シベリウス:アンダンテ・フェスティーボ
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op.73「皇帝」

初めて聴くラルク・フォールトは、ピアノを弾きながら指揮をするんですね。

「皇帝」はいきなり力強いピアノ・ソロから始まるのですが、ピアノのパートが終わると立ち上がって指揮を、そしてピアノが始まる直前にはやおら座ってまた弾き始める、その連続です。

どちらかといえば小編成の、しかしシャープかつダイナミックなオーケストラと、柔らかく流れるようなタッチで演奏するピアニスト(謙指揮者)の競演とで、あっという間の45分が過ぎ、しばしカーテンコールが鳴り止む事はありませんでした。

興奮冷めやらぬままホールを出ると、目の前に広がる360度ガラス張りのワンフロア低い会場で、ピアノ・ベース・ドラムの3ピースのジャズの演奏が始まるところでした。

聞けば、今回のチケットを持っている人は誰でも入れるとの事。
我々ふたりはすぐさま階下へ降りて行って、ベートーベンに引き続いて、今度はジャズの響きを楽しませてもらいました。

ゴールデンウィークの3日間、丸の内と池袋をクラシックの渦で包み込む「ラ・フォル・ジュルネ」。
間違いなく、音楽の「熱」をひしひしと肌で感じ取ったひとときでした。

ゴールデンウィーク始まる。

2018.04.29

信州上田では今日、毎年恒例の「上田真田まつり」が開催されています。

街のメイン通りでは、朝から東京ディズニーリゾート35周年のディズニーパレードが行なわれています。
早朝から、ディズニーキャラクターを手にしたファミリーやカップルが、続々と街へと向う光景にも出会いました。

このあと引き続き、草刈正雄をはじめとする「真田丸」出演者によるスペシャルパレードも開催されます。

そんな中、私は休日の会社でひとり事務仕事です。
とにかく仕事が間に合わなくて。

せめてテレビでもあれば、NHKの将棋対局か、もしくはヤンキース田中が投げている大リーグ中継でも見ながら気分転換できるのですが・・・。

まあ例年ゴールデンウィークはこんなものです(笑)。

ところで、ゴールデンウィークで毎年心を動かされるのは、東京で開催されている「ラ・フォル・ジュルネ」。

5月3~5日の3日間に、丸の内エリア、そして今年からは池袋エリアも加わって行なわれるクラシック音楽祭です。

1公演45分という短時間で低料金の有料コンサートが200公演弱、それ以外のイベントも併せると400公演ものコンサートが開催されます。

規模も、大きい公演は5000人を収容する東京国際フォーラムAから、小さい公演はそれこそ街角の広場や公園まで、まさに丸の内と池袋の街がクラシック一色に染まる、そんな素敵な3日間です。

ちなみに今まで一番行きたかったプログラムのひとつが、4年前のミシェル・コルボ指揮のフォーレ「レクイエム」。
CDで何度も聴いているこの組み合わせが東京で聴けると知って震えました。

ふと気になって上野鈴本演芸場のHPも見てみたら、繁忙期だけ指定席となる入場券は5月3~5日までほぼ完売。
近頃は寄席も座れないのです。

しばらく前、上田出身の三遊亭鬼丸が鈴本演芸場でトリを努めるという事で本人から招待券が届いたので、開演から30分遅れて足を運んだところ、既に「立ち見」の看板。
ギッシリ詰まった客席の一番後ろの壁にもたれながら、それでも鬼丸はじめプロの話術に酔いしれたのでした。

さて、せっかくのゴールデンウィーク。
何か刺激に触れてみよう。
そう思う毎年です。

「ラストエンペラー」再び

2018.04.21

深夜に、WOWWOWで録画しておいた「ラストエンペラー」を久々に見直し、あまりに見事な映像美とダイナミックかつ繊細な演出に圧倒されました。

初めて観たのは大学生の時、今はなき、全国で最大の客席数を誇った新宿ミラノ座でした。
座った座席の位置まで覚えています。
が、当時はここまでの感動には至りませんでした。
たぶん自身が刻んできた人生経験の差もあるのでしょう。

国家に翻弄されてきた愛新覚羅溥儀やそれを取り巻く人物が丁寧に、しかも過去と現代を行き来して描かれる脚本の素晴らしさ。
そしてそこに流れる坂本龍一の壮大なBGM。
あっという間の2時間30分でした。

キャストも、主役のジョン・ローンはもちろんですが、ピーター・オトゥール、そして個人的に坂本龍一、端役ではありましたが立花ハジメ・・・心躍らせてもらいました。
(ちなみに高校時代、ピーター・オトゥールが世紀の問題作「カリギュラ」に出演すると知って、腰を抜かしそうになった思い出があります。)

そして坂本龍一が今もライブで毎回のように演奏する「ラストエンペラー」のテーマ。
最初の短調の和音が弾かれるだけで拍手が沸き起こる名曲です。
初めて演奏された神奈川県民ホールでのライブ(「NEOGEO TOUR」初日)を、私は2列目で聴いていた、というのがささやかな自慢です。
それと劇中、第二皇妃が溥儀のもとを雨の中立ち去るシーンで流れる「Rain」も、坂本のお気に入りという事でしょうか、よくライブで弾かれます。

ですが、軍人甘粕役で出演した坂本龍一がベルトリッチ監督から作曲依頼を受けたのは、実は撮影が終了して半年が経ってから、というエピソードが驚きです。

そのあと、坂本は「シェルタリング・スカイ」「リトル・ブッダ」と、立て続けにベルトリッチの作品の音楽を担当するようになります。
楽曲のあまりの素晴らしさに、「ラストエンペラー」と「シェルタリング・スカイ」はスコアを買ってしまいました。

ところで5年前、社員旅行で初めて行った東武ワールドスクエアに私はハマッてしまったのですが、中でも私の心をとらえて離さなかったのが中国の故宮のミニチュアでした。
その時の様子の過去ログです。
何と「ラストエンペラー」の撮影シーンなんですよ。

http://www.wadaryu.com/blog/archives/368.html

恩人を訪ねる

2018.04.13

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今から10年ほど前。
当社が東京エリアに進出するきっかけを作ってくれた恩人のひとりが、写真の齋藤哲雄さんです。

その時、齋藤さんは都内の有名地酒専門店の番頭でした。

酒質には厳しく、しかし心はあたかかく、いつも多くのご指導や未来へのビジョンをご提案下さる姿勢は、当時も今も変わりません。

しかし突如、齋藤さんを生死の堺をさまよう大病が襲いました。

長いこと面会も許されず、業界関係者で作る「齋藤さん応援団」に私も加わって、ただただ回復を待つ日々でした。

そして我々の期待に応えて、齋藤さんは帰ってきました。

「日本酒の世界に戻りたい」
齋藤さんが生きる支えとした信念がそれでした。

そして齋藤さんはその夢にさらに一歩近付くために、自身で小売酒販免許を取り、会員制酒販店「革命君」をオープンします。

商品は発送のみで基本的に来店客を見込んでいないゆえ、別称「秘密基地」と呼ばれるこの小さな店舗には、齋藤さんがセレクトした日本酒が最高の状態で管理された数機の冷蔵庫と、宅配便を作るスペースと、事務用のテーブルがあるだけですが、齋藤さんの情熱は溢れんばかりに詰まっています。
そして、そんな齋藤さんの復帰を待ち侘びた飲食店の方々からの注文が日々舞い込んできます。

そんな齋藤さんの生きざまは、テレビ東京のドキュメンタリー番組「生きるを伝える」でも放映されました。

今も齋藤さんは病気の後遺症と闘い、通院を繰り返しています。
でも齋藤さんと話すと、日本酒を生涯の仕事と出来た喜び、そして生きている喜びがひしひしと伝わってきて、私も頑張ろうという勇気と元気をいつも頂けるのです。

写真は先週「秘密基地」へお伺いした時の1枚です。
話が尽きず、あっという間に数時間が過ぎていきました。

私の大恩人、齋藤さん。
これからもよろしくお願い致します。

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