記事一覧

場内アナウンス

2022.10.15

先日、親しい友人がクラシック・コンサートに出演するという事で、日曜日の午後、とあるコンサートホールに足を運びました。

そのホールはオープンから95年が経過しており、約600席の館内は、歴史の重みを感じさせる重厚な風格に満ちていました。

来場されたお客様も、そんなホールに敬意を表してでしょう、気品のあるフォーマルなドレスコードの方が多く、開演前から「クラシックを楽しむ」という雰囲気に溢れていました。

開演のブザーが鳴り客席が静まり始めると、定番の注意事項のアナウンスが始まりました。
「携帯電話の電源はお切りください。マナーモードではなく、電源をオフにするようにお願い致します」

感動したのはその次のアナウンスです。

「帽子をかぶられている方は帽子をお取りください」

そうなんです。
帽子って、前の座席でかぶられていると、その分視界が遮られて、実はものすごく迷惑な事が多いんですよね。
私も実際、映画館で前の方が帽子着用のままで、「脱いでくれよ」と思ったことが何度もありました。

しかもそのホールは古いだけあって、客席がフラットで、段差がなありません。
だから、ただでさえ前の方の頭で舞台が隠れるんです。
そんな事にも配慮した「痒いところに手が届く」アナウンスに、思わず心打たれた一瞬でした。

コンサートは「フランス」をテーマに、オペラあり、ミュージカルあり、シャンソンありの、それはそれは素晴らしいものでした。
加えて、音響設備を最新にしたばかりという「音」そのものが実にきれいで、このホールがとれだけ大切に活かされているかを実感しました。
アンコールの「オー・シャンゼリゼ」では客席から自然と拍手が鳴り響き、音楽を心から堪能した2時間でした。

蕎麦屋の習慣

2022.10.07

ファイル 850-1.jpgファイル 850-2.jpgファイル 850-3.jpg

蕎麦屋で飲むのが大好きです。

まずは「蕎麦前」を何点か選びますが、メニューにあれば頼むのが「そばがき」。
「そばがき」はお店によって違うので、どんなスタイルの「そばがき」が出てくるのか、そのつどワクワクします。

ひと通りつまんで飲んで、いよいよお蕎麦。

お腹にまだ余裕がある時は、「もりそば」と「かけそば」、両方を頼みます。

お蕎麦そのものの醍醐味、そばつゆの醍醐味、どちらも堪能出来て大満足です。

で、大抵は満腹過ぎて、お店を出てからちょっと後悔するのですけど。
でも止められない習慣です。

写真は私が大好きな、同じお店の「そばがき」「もりそば」「かけそば」です。

2回目の呑んでるか~い

2022.10.01

ファイル 849-1.jpg

地元のFMラジオに出演させて頂きました。

はれラジ「地酒屋くんちゃんの『呑んでるか~い』」。

くんちゃんて誰?
上田市にある、信州の地酒だけを取り扱う「地酒屋宮島」の店主です。

https://mssakaya.com/

この番組に出演させて頂くのは実は2回目。

1回目は「上田の蔵元特集」のひとりとして、2週に渡って喋らせて頂きました。

しかし今回は立場が違います。

今回の立場はこの番組の「ヘビーリスナー」。
そう、実は私この番組が始まって以来、一度も欠かさずコンプリートで聴いているのです。

そしてこの10月からこの番組、これまでの帯番組の1コーナーという扱いから、金曜日のゴールデンタイムに独立した番組として移動します。
そんな折に、くんちゃんから私にお声を掛けて頂いたというのが今回の経緯です。

それにしても収録、楽しかった~!

これまで聴いてきたあれこれを振り返りながら、くんちゃんの軽妙な語りに乗せられて、私も好き勝手なことを喋らせて頂きました。

2回目の放送は10月7日(金)19:00です。

はれラジ https://fmtomi785.jp/

「はれラジ」→「アプリで聴く」→「ダウンロードはこちらから」→▲を押すと、全国どこからでもすぐに聴けます。

トップページから「聞き逃し配信」もあります。

もしよろしければ、私はともかく、くんちゃんの優しい声に癒されてください。

「ひやおろし」お知らせ

2022.09.24

今年も9月9日の「ひやおろし 長野県解禁日」に発売を開始した「和田龍登水(とすい) ひやおろし」。

昨年より増量してのスタートでしたが、おかげさまで当社の在庫は残り数本となりました。

このお酒のテーマはズバリ「熟成感」!
ひと夏越えて円熟した風味と味わいとを存分にお楽しみください。

当ホームページ「和田龍登水お取扱い店」様にてお求めください。
ご不明な点は遠慮なく当社までご連絡ください(日・祝日休)。

驚愕のお値段

2022.09.17

ファイル 847-1.jpg

妻がBSで、20年前に放映された大好きなドラマ・シリーズ「相棒 シーズン1」を観ていた時のこと(この10月からは「相棒 シーズン21」がスタートします)。

フレンチ・レストランのメニューが大写しになりました。
「この値段ってどうなの?」
そう聞かれて、妻が携帯で撮ったそのワインリストを見たところ・・・。

「ロマネ・コンティ 1995 375,000円」

ええっ!

驚いたのは高いからではありません。
安すぎるのです。

ブルゴーニュ・ワインの最高峰「ロマネ・コンティ」の、しかも当たり年の「1995年」。
今は高い安いという次元以前に、その希少性ゆえに、まず入手できません。
数少ない世の在庫は世界中の愛好家やレストランが手持ちにしていて、市場には出回らないのです。

それに比べて、番組で映った値段はレストランでの提供価格ですから、入手はもっと安価だったはずです。
それにしても20年前とはいえ、この値段とは・・・。
まあ、このリストが実在すれば、の話ですが。

ためしに、すぐにネットで「ロマネ・コンティ1995」で検索してみました。

最安値 2,350,000円。
最高値 4,500,000円。

ただし最安値の2,350,000円でも、これで飛びついてはいけません。
問題はワインの状態です。
完璧な保存状態であったか、液面は目減りしていないか、信頼できるバイヤーからでないと、とても購入できません。

ちなみにネットでは「ロマネ・コンティ1995 空き瓶 98,000円」なんてのも販売されていて、驚くやら呆れるやら。

もし今、このレストランでこのメニューをこの値段で見つけたとしたら、仲間を何人か集めて即刻オーダーしているでしょうね。

ページ移動