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「キヤノンボール」

2022.01.12

大好きな映画館にまったく行けずにいます。
直近で観たのが昨年6月のジャッキーチェン主演「プロジェクトV」(これは往年のジャッキー映画を彷彿させて大当たりでした)。
以降、大好きな「ワイルドスピード」も「007」も結局見られずじまい。

そんな中で先日せめてもと、でも疲れているから頭をまったく使わずに軽く観られる1本ということで、WOWOWで録り溜めた中から選んだのが「キャノンボール」。
ね、知っている人からしてみればナイスな選択でしょ?
1981年に正月映画で公開されたこの「キャノンボール」、大ヒットしたんですよね。

で、内容はといえば、バート・レイノルズ、サミー・デイビスJr、ディーン・マーチン、ロジャー・ムーア、ファラ・フォーセット・メジャーズ、ジャッキー・チェン、マイケル・ホイ・・・といったそうそうたるメンバーが、ゴールのカリフォルニア目指して、警察の執拗な検問をくぐり抜けながらカーチェイスを繰り広げるという、ただそれだけ。
本名で出演しているロジャー・ムーアが登場すると007ばりのテーマ音楽が流れたり、日本人役を演じるジャッキー・チェンがまったく日本語を喋れなかったり・・・でもそんなB級ぶりが逆に板に付いた、まさにB級映画の王道です。

誰が優勝したか、なんていうのは愚問とすらいえるラストシーンもこの作品ならでは。
配給にゴールデンハーベストが名を連ねているためか、エンドロールのNGシーンにはいつもながら大笑いできました。

公開された高校生当時を思い出しながら、ほんの束の間、頭の中を柔らかくすることが出来た1時間35分でした。

あけましておめでとうございます。

2022.01.06

あけましておめでとうございます。
今年も皆様に美味しいお酒をご提供していけるよう、精一杯頑張る所存です。

これからもお問い合わせやご感想等ございましたら、トップページ右下のバナーから遠慮なくメールをお送りください。
すべて私が目を通させて頂きます。

おかげさまでこの年末年始も、県外のお客様からあたたかなメールが何通も舞い込み、たくさんの元気を頂戴したところです。
皆様から頂けるこのようなご縁が、この仕事をしている醍醐味だと常々感じております。
今年も素敵な出会いがたくさんありますよう。

それでは今年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

年の瀬に当たって

2021.12.28

あっという間の年の瀬です。

振り返ると、コロナ禍という前代未聞の大事の中、今年も本当に多くの方に助けられてきました。

酒販店の皆様、飲食店の皆様、そして個人のお客様の皆様・・・皆さんも大変であろう中、お声掛けやご注文を頂くたびに、涙が出るくらい嬉しい思い、ありがたい気持ちでいっぱいでした。

業者の皆さんも然りです。
資材や備品が至急必要な時、欠品で困り果てている時、発注数が微量の時、皆さん笑顔で助けてくださいました。

3日前、飛び込み営業の若い男性が訪れました。
電話やメールでの安易なセールスが蔓延(はびこ)る中、やはり飛び込みの大変さを経験した私としては、飛び込み営業は少しでも話を聞くようにしているのですが、さすがに年末の酒屋への訪問は時期が悪く、丁重に断る以外ありませんでした。
でも帰りがけに彼に掛けた「頑張れよ!」というエールは届いたと思います。

先日、中部電力ミライズに電話をしました。
内容は、ずっと違っていた郵便物の宛て名の変更という簡単なものだったのですが、宮城→岐阜→岐阜と、3回もたらい回しされました(電話を掛けるたびに発信先の場所を聞きました)。
さすがに3回目の回線で不満を伝えると丁重にお詫びはされましたが、回線の混雑で待たされていた時間も含めて、手続き完了まで1時間以上を要しました。

世の中のサービスはどんどんシンプルに簡素化されていきますが、結局心を揺さ振るのはアナログな人と人との繋がりでありホスピタリティなのだと、折ある毎に改めて感じる今日この頃です。

これからも人への感謝の思いを常に忘れずに日々を過ごしていきたいと思います。

近況およびお詫び

2021.11.26

おかげさまで毎日忙しい日々を過ごさせて頂いております。
なかなか時間が取れず、今週のブログは1回お休みとさせてください。
その分、いいお酒をお届けできるよう日々頑張ります。

驚愕のラインナップ

2021.10.30

各地で緊急事態宣言が解除され、街に人が戻りつつあります。
当社にも多くのお客様がご来訪されるようになり、ありがたい限りです。
ただ、普段は喜んでお受けしているお酒の試飲をコロナ禍で中止させて頂いており、心苦しい限りですが今しばらくご理解頂ければ幸いです。

今日の話題はWOWOWからです。

送られてきた来月の番組表を見ていたら、驚愕のラインナップを発見しました。
何と「日活ロマンポルノ」屈指の名作の連続上映。
思わず鳥肌が立ちました。

プログラムは以下の通りです。

・「白い指の戯れ」

松田優作主演「遊戯」シリーズ、「野獣死すべし」、映画版「あぶない刑事」シリーズの村上透監督デビュー作。脚本は神代辰巳。

・「四畳半襖の裏張り しのび肌」

ロマンポルノの枠を越え邦画の大傑作といわれる「赫い髪の女」(原作は中上健次「赫髪」)を生み出した神代辰巳監督の「四畳半襖の裏張り」第2弾。

・「暴行儀式」

「遠雷」「探偵物語」「永遠の1/2」の根岸芳太郎監督作品。

・「犯され志願」

「桜の園」「12人の優しい日本人」の中原俊監督デビュー作品。

・「宇野鴻一郎の濡れて打つ」

「平成ガメラ」シリーズ、「デスノート」シリーズの金子修介の劇場初監督作品。本作は「エースをねらえ!」のパロディ。

・「ザ・マニア 快感生体実験」

「コミック雑誌なんかいらない!」「眠らない街 新宿鮫」「おくりびと」の滝田洋二郎監督作品。

・「天使のはらわた 赤い教室」 監督 曾根中生
・「天使のはらわた 名美」 監督 田中登
・「天使のはらわた 赤い淫画」 監督 池田敏春
・「天使のはらわた 赤い眩暈」 監督 石井隆(原作者)

説明不要!日活ロマンポルノが誇る、石井隆の劇画「天使のはらわた」を映画化した名シリーズ。

ね、凄いでしょう?

ちなみに私は大学時代、オールナイトで入った蒲田にっかつで滝田洋二郎の作品に出合い、濡れ場さえ描けばあとは自由な表現が許される「ロマンポルノ」の魅力にハマったのでした。

当時、「日活ロマンポルノ」よりもワンランク下に見られていた、いわゆる独立ピンク系からも、渡辺護や若松孝二や高橋伴明(高橋恵子の夫)といった、のちに数々の名作を生み出す名監督が暴れまくった、当時は成人映画黄金時代でした。

それにしてもWOWOW、よくぞこんな企画を実現してくれました。
全部録画だな。

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