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ご案内いろいろ

2024.04.14

当社の隣の上田城跡公園の桜が満開です。
公園内は「千本桜まつり」も開催中で、お花見客であふれています。
公園近隣の駐車場も軒並み満車で、道路は大渋滞しています。

そんな中ですが、私は事務所にこもって仕事してます。
ひと息ついてこのブログを打っています。

まずは新酒の発売状況です。
「和田龍登水(とすい)」の「美山錦」「山恵錦」は絶賛発売中。
週明けから「ひとごこち」の発売を開始致します。
また4月下旬にはトリを飾って「山田錦」が発売予定です。

また、数ヵ月完売中だった「和田龍 純米 辛口」も間もなく発売開始です。

ありがたいことに5月~6月は、今のところ6つのイベントに参加予定です。

まず最初は5月14日(火)。
毎年恒例の地酒屋こだまさん主催「長野の風に吹かれて~こだまを支える長野10蔵を五感で楽しむ会」が水道橋の海山和酒なるたかで開催されます。
今年は申込開始その日に満席になったとの事。
本当にありがたい限りです。

そして翌5月15日(水)。
こちらも毎年恒例「YOMOYAMA NAGANO 東京」です。
開場は昨年と同じく浅草ビューホテル。
時間やチケット等、詳細は長野県酒造組合HPでご確認ください。

https://www.nagano-sake.or.jp/

以降、また折々でご案内していきますね。

さて、それでは仕事に戻ります。
これから新酒のラベル貼りです。

春の旬を味わう。

2024.04.07

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「和田龍登水」の新酒「美山錦」「山恵錦」、おかげさまで多くのご注文を頂いております。

ちなみに「美山錦」720mlは最初に瓶詰めした分が完売してしまい、当社直売店では現在品切れ中です。
もちろんお酒はたっぷりとありますので、近日中に再度瓶詰め致します。

また、4月中旬には「和田龍登水 ひとごこち」を、そして4月下旬には「山田錦」を発売予定です。
詳細は追ってお知らせします。
皆様、今しばらくお待ちください。

先月、所用で東京へ行った際、大好きなワインバーで会食をしました。
前菜・メイン・デザート、それぞれから1~2品選ぶプリフィックスコースを頼み、メニューとにらめっこしていて目に付いたのが「季節の野菜料理」。

このお店の「季節の野菜料理」は毎回とても秀逸で、必ず頼むのですが、ふと思い付いて、まさにこの時期の旬「ホワイトアスパラガス」はあるか聞いてみたところ、メニュー外で追加料金になってはしまうがあるとの事。
考える間もなく即注文しました。

しばらくして出てきた丸ごと1本のホワイトアスパラガスは、丸々と太って、つややかで、目にも鮮やか。
見とれながら早速頂くと、口いっぱいに甘みと苦みとが広がって、野趣あふれる味わいに陶然とします。
冷凍は一切していない、フレッシュである事が分かります。

連日の慌ただしさで食事もおろそかになりがちな日々の中で、この日はゆったりと、まさに春の旬を堪能することが出来た楽しい夜でした。

すてきなお召し物

2024.03.28

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「和田龍登水 美山錦」に続きまして、新酒第二弾「和田龍登水 山恵錦(さんけいにしき)」を4月1日より発売致します。

上品な甘みとやわらかな旨味、そしてきれいな酸。
軽やかで優しい味わいをお楽しみください。

和田龍登水
1.8L 3,200円 (税込 3,520円)
720ml 1,800円(税込 1,980円)


ところで先日お越し下さった女性のお客様。

ご来店されるなり「これ見てください!」と差し出したのは、かわいいペアの蛙のぬいぐるみ。

よ~く見ると、何と!
当社の店頭でしか販売していない、一升瓶に着せる「和田龍 ミニTシャツ」を着ているではありませんか。

「これ着せて、いつも『和田龍』さんの宣伝しているんですよ!」との嬉しいお言葉に、しばし会話が弾みました。

それにしてもこちらのお客様。
今回が初めてのご来店のはず。
一体どこでこのTシャツを入手されたのでしょう?
うっかり聞き逃してしまいました。
でもお気持ちがとても嬉しくて、心が温まりました。

発売情報

2024.03.19

お待たせしました。
来週、3月25日(月)より、「和田龍登水」新酒第一弾「美山錦」の発売を開始します。

きれいな酸と、メロンを彷彿させる、さり気なくフルーティな香りと味わい。
フレッシュでみずみずしい「無濾過生原酒」に今年も仕上がりました。

なお価格に関しまして、720mlのみ200円アップさせて頂くことをご了承ください(全アイテム共通)。

当ホームページの「『和田龍登水』お取扱い店」様でお求めください。
ご不明な点は弊社までお問い合わせください。
(9:00~17:00 日・祝休)

和田龍登水
1.8L 3,200円 (税込 3,520円)
720ml 1,800円(税込 1,980円)

メルボルンからの来訪

2024.03.09

まず新酒のご案内です。
3月下旬より「和田龍登水」第1弾「美山錦」を発売開始の予定です。
今、鋭意準備中です。
大変お待たせして申し訳ございません。

さて、今日の話題です。

先日、驚愕の来客がありました。

Jim Coad(ジム・コード)。

今から40年以上前。
ジムは私が高校生の時、我が家に3ヵ月間ホームステイした、オーストラリア・メルボルンから来た留学生でした。
当時、我が家から上田市内の高校へ自転車で通っていました。

事務所にいた女性社員によると、ジムは突然奥様と一緒に店に入ってきて、「スミオ、いる?」「I'm looking for Sumio!」と尋ねたそうです。

しかしその時私は、何と遠方へ外出中。
すぐに戻る事ができない悔しさに、地団駄を踏みたくなる思いでした。

それからふたりは2時間ほど滞在し、当時、毎日ジムの食事や弁当を作り、部屋を掃除し続けた母と、私の妻と4人で、妻の片言の英語の通訳で楽しく語り合ったそうです。

外出していた私は、ふと思い立って妻の携帯に電話をしました。
「ジム、まだいる?」
「ちょうど今お帰りになるところ」
「良かった。間に合った。スピーカーでジムと話させて」

数秒して
「Hi!Sumio!」
「Hi! Jim!」

その瞬間、涙がこぼれそうでした。

以降はお互い、片言の日本語と英語での会話です。

「スミオ。僕は日本語があまり喋れなくなってしまった」
「いや、ちゃんと分かるよ」

話す中で、ひとつの思い出が蘇ります。

「ジム。ふたりで映画館へ行って『チャンプ』を観たこと、覚えてる?」
「オー、『チャンプ』!覚えているよ。ジョン・ボイドだよね!」

覚えていてくれました。
でもガラガラの映画館に入って「どこに座りたい?」と聞いた時、ジムは若い女の子の隣を指差して「あそこ」と言ったのを必死で制した事も、これまたいい思い出です。

10分ほど話して
「ジム!会いたかったけど、でも話せて嬉しかった!ありがとう!」
「スミオ!ありがとう!」
そして名残惜しくも電話を切りました。

40年の時を経て、わざわざ上田の我が家を奥様を連れて訪ねてきてくれたジムの気持ちを思うと、嬉しさとともに、懐かしさと愛おしさに胸が掻きむしられる思いがしたひとときでした。

会社に戻ると、ジムの直筆の住所とメールアドレスと今自分がしている仕事のイラストが書かれた紙が置かれていました。

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