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「ひやおろし}の季節

2020.08.22

連日の猛暑の中、夏も過ぎようとしています。

そして9月9日は長野県の「ひやおろし」の一斉解禁日。
当社も「和田龍登水 ひやおろし」を発売致します。

ひと夏越して貯蔵し、円熟味が乗った秋の代名詞をお楽しみ頂ければと思います。

ちなみに長野県で定められた9月9日という「ひやおろし」解禁日。
これは「重陽の節句」に由来するものですが、それではこの解禁日とは

・開栓日
・店頭発売日
・蔵元出荷日

どれを指すかというと、正解は開栓日。
つまりボジョレー・ヌーヴォのように、事前流通はOKで、開栓は9月9日0時を守ってください、というものです。

それでは季節ならではの美味しい味覚が出そろうこれからの季節。
ぜひ「ひやおろし」とともに「秋」をご堪能ください。

なお「和田龍登水 ひやおろし」お取扱店様に関しては、当ホームページの「和田龍登水ブランド」のページをご覧ください。

全国新酒鑑評会

2020.06.06

前回のブログを読んで「SAKETIMWS」にアクセスして頂いた皆様、ありがとうございます。

ご報告です。

記事にもありますが、私も毎冬蔵に入り、自社のお酒も含めて製造に携わっている長野銘醸が、このたび「全国新酒鑑評会」で「入賞」を頂きました。

ちなみに今年は新型コロナの影響で「金賞」「銀賞」を決める結審が中止となり、「入賞」が最高位となります。

受賞した純米大吟醸酒を昨日改めて飲みましたが、香りも味わいもフルーティかつ軽快、とてもきれいでバランスの良いお酒に仕上がっています。
搾った直後よりもお酒が円やかになっていて、今のほうがさらに美味しいです。

杜氏や頭はじめ蔵人みんなの思いと努力が結実した結果と、嬉しさを分かち合っています。

これからもより上質な味わいのお酒をご提供できるよう、みんなで頑張っていきたいと思います。

「SAKETIMES」再掲

2020.05.30

4月1日よりレギュラー酒・生酒の完全純米酒化に伴い、ホームページをリニューアルしました。
全商品の内容・価格、そして「和田龍登水」は限定流通なので最新のお取扱い店様一覧等、すべて一新致しました。

せっかくの機会なので、改めて当社の酒造りを知って頂きたく、日本で一番読まれている日本酒の専門サイト「SAKETIMES」に今年の1月28日に掲載された当社の記事を再掲させて頂きます。
未読の方はお目通し頂ければ幸いです。

https://jp.sake-times.com/knowledge/sakagura/sake_g_wadaryushuzo

ライターの空太郎さん、心のこもった文章をありがとうございます。
佐藤デザインの恵子さん、いつも素敵なホームページをありがとうございます。

そしてずっとずっと私を支えて下さっている大勢の皆様、改めて心から感謝申し上げます。

皆様のお気持ちを励みにこれからも頑張ります。

納豆菌ガム

2020.05.15

妻が買った口臭スプレー。
成分に「納豆菌ガム」なるものが入っていることを妻が見つけました。

ご存じの方も多いと思いますが、日本酒の製造に納豆は厳禁。
納豆菌が麹菌を駆逐してしまうのです。
なので仕込みの期間、造りに携わる者は納豆を食べません。

さて、この「納豆菌ガム」とはいかなる物質か、調べてみました。

納豆菌ガム(別称:ポリグルタミン酸)。
「納豆」のネバの成分のひとつ。
アミノ酸の高分子体。
カルシウムをはじめとしたミネラルの吸収促進などの効果があるため、健康食品で使われる。
口臭剤では「湿潤剤」として使われ、口にうるおい感が得られる。

との事です。

それにしてもこんなところにも納豆の成分が使われているとは。
驚きのひとコマでした。

テイクアウト

2020.04.30

新型コロナウイルスの影響で飲食業界は大打撃を受けています。
そんな中、日頃からお世話になっている皆様の力に少しでもなれればと、地元のテイクアウトの情報に目を走らせる毎日です。

本日は旧知の東京の地酒専門酒場から購入したペアリングディナーチケットが届きました。
これは日本酒と料理のペアリングコースのチケットを前もって購入するもので、1年間有効です。
こちらのお店からこの案内が届いた時、迷うことなく申し込みました。
今からお伺いできる日を心待ちにしています。

また、30年来のお付き合いのフレンチのシェフからもお電話を頂き、ビーフシチューのテイクアウトを注文。
届いた日に早速頂いたところ、いつもお店で食べるシェフの味がそのまま家庭で蘇り、誇張でなく思わず涙してしまいました。

地元上田市では商工会議所が「もっテイク上田」という、テイクアウト&デリバリーの情報サイトをこのたび開設しました。
各店のメニューを眺めながら、今日はどれにしようかあれこれ迷う毎回です。

ちなみに今回の事態を受けて、国税庁の大英断で、飲食店に「期限付き酒類小売業免許」が付与されることになりました。
この免許を取得することで、飲食店も(6ヵ月の限定ではありますが)酒販店同様にお酒の販売が許可されます。
これにより、テイクアウトの際にお持ち帰り用としてお酒を一緒に売る事が可能となるのです。
既に関東圏では多くの飲食店さんがこの免許を取得しています。
信州でもこの動きがもっともっと広がることを願っています。

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