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新店オープン!

2016.11.26

今日はニューフェイスの地酒専門店をご紹介します。

千葉県市川市「日本酒専門酒屋 刻和(ときまさ)」。
日本酒を熱烈に愛する若き店主、岩田和士さんが満を持してのオープンです。

店主のSNSから抜粋です。


【刻和 -TOKIMASA-】

「目まぐるしく時を刻むこの現代社会において、
日本酒を通じて、多くの方々の和みの存在となれるように願いを込めて」

刻和(ときまさ)の、和(まさ)という読み方は、
自身の名前である、和士(まさし)から取りました。

屋号にしては読みづらい、との意見も当初はありましたが、某はこれに賭けてみたいと考え、この名を冠しました。


岩田さんとは、彼の修行時代からともに悩みともに語り合った、10年来のお付き合いです。
彼が店を持ちたいという熱意、そして今日に至るまでの努力を折に触れ目の当たりにしてきました。

なので数ヶ月前、彼からオープンの知らせを受けた時、その嬉しさはいかほどばかりだったことか。
彼の日本酒に賭ける思いがひとりでも多くのお客様に伝わることを願っています。

http://www.geocities.jp/sakayatokimasa2016/

上田城、桜満開

2016.04.09

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弊社から歩いて数分、上田城跡公園の桜が満開です。

折しもNHK大河ドラマ「真田丸」は今まさに上田合戦の真っ只中。

相乗効果で、上田城には過去最高の観光のお客様が訪れています。
まるで原宿なみ、いや決して大袈裟でなく。

公園内にある「真田丸 大河ドラマ館」も長蛇の列で大入り。
オープン3ヶ月で、前作「花燃ゆ」のドラマ館の1年間の観客数を抜いてしまったそうです。

さて、その大河ドラマ「真田丸」。
実は私は大河ドラマを見るのは初めてなのですが、これが滅法おもしろい!

最近感動したのは、上田城のセットから窓外がたびたび写るシーンで、遠くの山並みがCGにより今我々が見ることができる山並みそのものであったこと。

さあ、今まさに勢いに乗る上田市に、皆さんもぜひお越しください。

そして新着情報。
「和田龍登水」ですが「山田錦」「美山錦」「ひとごこち」の順番で着々とリリース準備中です。
今しばらくお待ちください。

お勧め2店

2015.12.30

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写真上:カフェ「ムジカヴェルデ」
写真下:「Confiture mimi Gerateria」


素敵なお店を2店ご紹介します。

まずは昨年春に移転した上田市民会館「サントミューゼ」内に、この12月にオープンしたカフェ「ムジカヴェルデ」。

日頃から親しくさせて頂いているOさんが開店に携わっている事を知って駆けつけました。

写真の通り、開放感のある素敵なオープンスペース。
そして笑顔のOさんが出迎えてくれました。

大好きなカウンターに座ると、目の前の千曲川の堤防の景色が何とも魅力的です。
そこに運ばれてきた、コーヒーのスペシャリストOさんが入れてくれた一杯がこれまた美味。

落ち着いた魅惑的な空間とともに、このカウンターでコーヒーを飲みながら本を読むひとときが癖になりそうな予感です。

もう1店は、上田市の隣の坂城町、その坂城駅前のジェラート店「Confiture mimi Gelateira(コンフィチュール・ミミ・ジェラーテリア)」。

つい最近知り合いになった女性Yさんが経営されているということで、仕事の帰りに飛び込みで訪問しました。

驚きながらも歓待して下さるYさんに勧められて、数ある中から試食した「プラチナミルク」。
そのなめらかで繊細な味わいに思わず歓声を漏らしてしまいました。

さらに追加で迷いながら購入した「カラメラート(キャラメル)」「いちごミルク」。
素材を活かした上品な味わいと甘みとに、妻と舌鼓です。

どちらも知り合いのお店という事で初訪問しましたが、そのこと抜きでお勧めの2店です。

THE BAR Straight

2015.01.17

DMが届くたび、どうしても足を運びたくなるお店があります。

京都市祇園「THE BAR Straight」。

このお店を知ったのは30代、青年会議所(以下「JC」)メンバーとして燃えていた頃でした。

毎年1月下旬、京都市で全国のJCメンバーが会する「京都会議」が開催され、私も40歳でJCを卒業するまで参加していました。
会議のあとは定番の京都の夜。
仲間と共に散々飲み食いしたあと、もう少し京都の余韻を楽しみたくて、ごく親しい友人と深夜にフラリと入ったのが祇園の小路にあるこのお店でした。

落ち着いた店内、バラエティに富んだお酒のラインナップ、そしてバーテンダー山根さんの醸し出す雰囲気にいっぺんで虜になってしまった私たちは、毎年「京都会議」の締めの1軒として訪れ、そんな1年に一度しか顔を出さない私たちを山根さんは必ず覚えていて歓待して下さったものでした。

しかし40歳でJCを卒業してからは京都に行く機会がなくなり、このお店からも足が遠のきました。
そして次にこのお店を訪問したのは6年後でした。

長野県酒造組合の研修で滋賀県大津市に泊まった際、夜の懇親会のあとに私はひとりこのお店に行くために京都へ向かいました。

久々の「THE BAR Straight」。
思い切ってドアを開けた私と6年ぶりに目が合った山根さんが発した最初のひとこと、それは「あ、和田さん。いらっしゃいませ」でした。
覚えていて下さった・・・、何という感激。
打ち震える思いでした。

それから今日まで、残念ながらお店には行く事が出来ていません。
しかし途中で一度、DMに必ずひとこと書き添えて下さる山根さんのお気持ちに応えたくて、連絡を取ったことがあります。

今年は春以降に仕事で関西に行く機会がありそうです。
その時は「THE BAR Straight」への再訪を叶えられればと思っています。

風林火山

2015.01.03

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あけましておめでとうございます。

さて、年が変わって、早速昨日からお世話になっている方々への新年のあいさつ回り。

とはいっても今日はまだお正月。
日頃は車で飛び回っている長野県内も、こんな日ばかりはお酒を呑んでもよかろうと、列車に揺られての道中です。

ちなみにこの日上田駅で買い求めた切符は、長野県内のJR乗り放題の「ワンデーフリーパス」、2,570円也。
お得感満載の1枚です。

朝から県内をぐるりと回り、午後6時過ぎに辿り着いたのは松本市。
さあ、今日はここで一杯です。

目的のお店は松本駅前「風林火山」。
今や全国区になりつつある大人気の日本酒酒場です。
このお店の店主、中村さんも、私を日頃から育てて下さっている大切な恩人のひとりです。

外から店内を覗き込むと、おっ、中村さんがいらっしゃいます。
早速暖簾をくぐって、アポなしの訪問に驚く中村さんにまずはご挨拶。

聞けば今日は予約で満席との事。
恐縮する私に1席作って下さった中村さんの思いに感謝しながら腰を落ち着けて、まずは熱燗を注文。

料理に迷っている私に、お薦めをワンプレートに乗せますね、という、これまた嬉しいお言葉。
ほどなく出てきた、元旦入荷のまぐろの刺し盛りをはじめとする数々の酒肴の、うまいのなんの!

熱燗をあっという間に空にして、お薦めの日本酒をお言葉に従って頂きます。
今や稀少酒になった東北の蔵元の元旦しぼり、このお店のためにびん詰めされた金賞受賞酒の「無濾過生原酒」・・・素晴らしいのひとことです。

それにしても次から次へと入ってくるお客様の数の何と多いことよ。
しかし満席ということで、中村さんはひと組ひと組丁重にお詫びしています。

これだけのお客様がご来店の中で長居は禁物と、そこそこのところで席を立ちましたが、中村さんのお姿と店内の活気、そして素晴らしいお酒とお料理とに、新年早々大いに元気を頂いた松本の夜でした。

それでは皆様、今年も頑張りますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

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