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私のひと皿

2025.07.26

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人生を変えた大好きな一皿を久々に味わってきました。

「レストラン ヴァンサン」の城悦男シェフがつくるコンソメ。

銀座「レカン」でトップシェフを努め、六本木に「レストラン ヴァンサン」をオープンした城シェフ。

創業以来クラシックフレンチのスタイルを守り抜き、彼が作る料理は返ってきた皿のソースがまったく残っていない事から「ソースの城」の異名を今も取り続けています。

かくいう私も、30代で城シェフの料理に出会ってからは、シェフのお人柄もあいまって、とにかくぞっこん。

ワインも含めれば決して安くはないお支払い額とはなりますが、そこは無理してでも至福の一皿を追い求め続けてきました。

そんな中で先日も、長年懇意にしているご夫妻からお誘いを頂き、お伺いする事が出来ました。

王道のクラシックフレンチ。

そしてこの日も出てきました。
伝説のコンソメスープ。

お皿が近づいてくるだけで、香りで分かります。

黄金色に澄んだこの透明なスープを作るために、何日間もの時間と手間暇とを惜しまず作られている事は、最初のひと口を飲んだ瞬間に分かります。

複雑で濃厚で、極限まで抽出されたさまざまな材料の味わいが口中を踊って・・・そして飲み干したそのあとは上質なコラーゲンが唇を覆う、その快感といったら。

味わって大切に飲もうと思いながら、いつも気が付くと空になってしまっている毎回です。

この日のメインは、これも城シェフのスペシャリテ「子羊のパイ包み マリアカラス風」。

しかも付け合わせは、大好物の、今年はこれが最後との事のホワイトアスパラ。

食後の城シェフとの楽しい会話もあいまって、4人での至福の夜は少しずつ、しかしあっという間に更けていくのでした。

YOMOYAMA NAGANO 名古屋

2025.07.14

明後日7月16日(水)、名古屋市の「ANAクラウンプラザホテル グランコート名古屋」で、名古屋では2年ぶりとなる「YOMOYAMA NAGANO 名古屋」が開催されます。

当日は長野県から41蔵が参加し、各々のブースで各蔵の自慢のお酒を存分にお楽しみ頂けます。

またこのイベントは、各蔵にボランティアスタッフが配属されるのも特徴で、募集と同時に毎回あっという間に定員に達してしまう人気の企画です。

かくいう当社のブースにも、2年前には極めて日本酒への知的好奇心旺盛な若い女性が付いてくれて、ふたりで一緒にお客様にお酒を振る舞ううちにすっかり意気投合。

その後も「YOMOYAMA NAGANO」の違う会場でお手伝いをしてくれたり、わざわざ上田まで遊びに来てくれたりと、今ではすっかりマブダチです。

そしてそんな彼女が、その後日本酒の栄えある資格を取得して、今は一線で活躍している姿が眩しくて仕方ありません。

明後日はまだまだチケットはあるそうです。
イープラスで絶賛発売中です。

たくさんの長野の蔵元や地酒とじっくり触れ合えるこの機会にぜひお越しになりませんか。

「YOMOYAMA NAGANO 名古屋」

・会場 ANAクラウンプラザホテル グランコート名古屋

・開催時間 13:00~18:00

・入場時間 13:00~ 酒販店(卸・小売)
      14:00~ 飲食店
15:00~ 一般

・入場料 3,000円(税込・イープラス前売券)/4,000円(税込・当日券)

酒喰洲会

2025.07.03

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人形町にある人気海鮮居酒屋「酒喰洲(しゅくず)」。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/980.html

この「酒喰洲」が年に一度、近くの大きな会場「プラザマーム」を借り切って、100名を越えるお客様を招いて開かれる「酒喰洲会」が今年も盛大に開催されました。

お料理はオープンキッチンで供される「酒喰洲」自慢の海鮮の数々。
開会と同時に長蛇の列です。

そして地酒は、普段「酒喰洲」に置いてある銘柄の蔵元が、この日は全国から集結して、お客様に直接お酒を注ぎます。

お客様と蔵元とが会話に花を咲かせながら注ぐお酒は、量もどんどん進みます。

途中からは、ご主人のお仲間のバンド演奏が始まり(これがまた上手い)、宴もいよいよたけなわです。

気が付けばオープンキッチンはすべて空っぽ。

お酒も、どの蔵元の酒瓶も残りわずかとなっています。

それでも多くのお客様が、1杯・2杯では物足りず、何度もブースに足を運んで下さるので、お酒を注ぐ手にも力がこもります。

そうこうしているうちに、あっという間の4時間半が過ぎて、会もお開きの時間となりました。

「酒喰洲」のスタッフの皆さん、蔵元の皆さん、みんなでお客様を見送りながら、既に1年後の「酒喰洲会」での再会を誓うのでした。

「気むずかし家」

2025.06.23

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長野市のラーメン店「気むずかし家」さんに食事、というよりは飲みに行って参りました。

「気むずかし家」さんは昨年の8月に「和田龍登水の会」を開催して頂いた、プライベートでも大好きなお店です。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/952.html

昨年は開催の折に、参加して下さったお客様ほぼ全員とLINEグループを作ったのですが、その直後から1年経った今も、引っ切り無しに皆さんから応援のメッセージを頂くのです。

この会を主催して下さった三邨さんや店主の松木さんはじめ、大勢の皆さんが、「和田龍登水」を買った時や飲んだ時に報告や感想を送って下さり、それを受けて他の皆さんも次々にコメントを寄せて下さる毎回です。

そのつど、それがどれだけ嬉しく、そして励みになっているか、計り知れません。

今回お伺いした際も、「今『気むずかし家』さんで、皆さんに感謝しながら飲んでます」と送ったところ、すぐに反応を頂き、LINE上で次々に会話の花が咲きました。

締めの食事は、その中のおひとりが太鼓判を押された辛いラーメン「赤龍」と、やはりお勧めの「半チャーハン」を注文。

皆さんとの会話を楽しみながら、オンリーワンの美味しい料理に舌鼓を打ったのでした。

でもそれで終わらないのがこのLINEグループ。

日が変わっても延々と会話は続き、翌日わざわざお店に足を運んで頂いた方までいらっしゃいました。

20名の方が参加して下さっているこのLINEグループ、これからも皆さんからの応援を糧に、より一層頑張れりたいと思います。

皆さん、いつも本当にありがとうございます!

アマチュア利き酒選手権 上田予選会&上田の日本酒を味わう会

2025.06.12

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写真上:利き酒選手権 開催中
写真中:懇親会の中での成績発表
写真下:成績発表でじらしにじらしにじらす岡崎酒造 岡崎社長


「令和7年度 アマチュア利き酒選手権 上田予選 & 上田6蔵揃い踏み 上田の日本酒を味わう会」。
今年も上田東急REIホテルにて開催されました。

第1部の「アマチュア利き酒選手権」は、優勝すれば長野県大会、さらにはその先に全国大会が待っています。

1組7名ずつが最初のテーブルで7分間、6種類のお酒を利き酒して、そのあと隣のテーブルで7分間、順番が入れ替わった同じ6種類を当てるというルールです。

ただし採点方法は、詳しい説明は控えますが、当たった本数を単純に数えるのではなく、2回の利き酒で、自分が気に入ったお酒の順番に1~6までの順位を付け、同じお酒に付けた順位がどれだけ近いかを採点する「嗜好順位法」を採用しています。

この方法だと、各自が付けた2回の順位の開きによって点数にもかなりの差が付きます。
ちなみにすべて正解した時の満点は0点です。

全員が利き酒を終えたあとは懇親会。

「地酒屋宮島」店主、宮島国彦氏の軽妙な司会に聞き惚れながら、みんなで「カンパイ」!!

そのあとは上田6蔵が6テーブルを順番に回りながら楽しい歓談です。

大盛り上がりで6蔵が全テーブルを回ったところで、いよいよ結果発表タイム。

岡崎酒造の岡崎君がじらしにじらしながら(笑)3位から名前を読み上げます。

そして栄えある優勝をつかみ取ったのは、上田市内に住む男性でした。
成績は満点の0点!
上田の地酒と優勝トロフィーと、そして長野県大会出場の権利を見事手に入れたのでした。

フィナーレは原商店女将の原有紀さんによる、酔いどれの(笑)1発締め!

6蔵で皆さんをお見送りしながら、今年も楽しい宴のひとときはあっという間に過ぎていったのでした。

最後に、毎年この会を主催して下さる、上田の日本酒愛好家で作るグルーブ「"Hana" Sake」の皆さん、そしてリーダーの大野さんに心からお礼申し上げます。
今年も本当にありがとうございました。

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