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「8番出口」

2025.09.06

最初にお知らせです。
9月9日に発売開始の「和田龍登水 ひやおろし」ですが、酒販店様からのご予約で1.8Lは完売しました。
なお720mlはまだ在庫がございますので、若干量ではございますが当社直売店での販売も致します。
発売まで今しばらくお待ちください。

さて、今日の話題です。

日曜日の午後、数時間空いたので、思い立って近所の東宝シネマズへ行き、何の予備知識もない映画を観ました。

「8番出口」

切符を買った瞬間、何でこんなに混んでいるんだろう?というのが最初の感想でした。
これから観る回だけでなく、夜までほぼ満席。
二宮君が主人公だから?
とはいっても、私は嵐も二宮君もほとんど分からないのですが。
余談ですが、嵐で唯一見分けが付くのが大野君だというと、結構な割合で驚かれます。

あとで娘と息子から、この作品が人気ゲームの映画化だと聞いて合点が行きました。
ああ、だから地下道の「異変」を探し当てる展開になっているのか。

映画は地下鉄の駅と見つからない8番出口を結ぶ、たった数百メートルの地下道だけを延々と映し出す展開となっているのですが、これで観客を惹き付けるのは、あとは監督の力量です。
個人的には、それなりに面白かった、でも95分という短い上映時間は適正だった、というのが感想です。
何たって「国宝」の2時間55分は時間の長さを感じる事なく、本当にあっと言う間だったのですから。

ちなみに途中で主人公たちを津波が襲ってくるシーンがあるのですが、これが3.11を想定させるので、事前の注意喚起が必要だったという意見がネットで溢れているそうです。
確かに溺れかけている表情とか、津波が引いたあとの残骸とか、かなリアルなシーンである事は確かです。
制作側は公開から数日後に、警告の通知を出しました。
これから先、このようなモラルリテラシーはもっと求められるようになるのでしょうね。