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「レモンハート」?

2008.04.09

だいぶ前の話ですが、出張で東京へ行った時のことです。
時折伺う銀座のワインバーに、真夜中にひとり、ふらりと立ち寄りました。
いつもならば豊富なグラスワインの中から2~3杯飲んで帰るのですが、この時はふと思い立って、このお店には日本酒は置いてないのか聞いてみました。
今思えばかなり酔っていたとはいえ、ワインバーで随分無茶な注文をしたものです。
しかしオーナーのGさんはにこっと笑って「そういうお客様を待っていたのですよ」とセラーの片隅をガサゴソ探して、おもむろにカウンターの上に1本の瓶を置きました。
それは私も大好きな、北陸の某蔵元の純米吟醸酒でした。
Gさんは未開封の栓を空けてお酒をグラスに注ぎ、黙って私の前に差し出しました。
いつ来るか分からない日本酒を頼むお客、なのにそのお酒は飲み手に心地良い最適な温度で提供され、随分と感激したものです。
それからしばし日本酒談義に花が咲き、私はいつもにも増していい気分でそのお店をあとにしました。
今思うと、それはまるでお酒とバーを描いたマンガ「レモンハート」の一コマのような出来事でした。

そのお店はその後もお客様を増やされ、今も大変繁盛されています。
先日、その系列のビストロオープンのお知らせが届いたのを機に思い出した出来事です。

カザルスホール

2008.03.19

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春の暖かさに包まれた日曜日の午後、東京御茶ノ水のカザルスホールへ足を運びました。
お目当ては、当HPでもリンクさせて頂いているエレクトーン奏者、神田将(ゆき)さんのソロ・リサイタルを観に行くため。

ちなみに皆さんはエレクトーンというとどんなイメージがありますか?
真っ先に思い浮かべるのは昔ながらの、例えば結婚式などでBGMを奏でるあの音色だと思います。
しかし、現代のエレクトーンはまったく別物。
聴いた瞬間、それまでのエレクトーンの概念は、驚きとともに完全に覆されること必至です。
例えばフル・オーケストラが演奏する何十もの楽器の音を、現代のエレクトーンはたった一台で、驚きの迫力と繊細な表現力とを持って奏で上げます。
演奏者はさながらオーケストラを率いる指揮者と一緒です。

神田将さんはそんなエレクトーン奏者の若手の第一人者です。
専用の楽器「STAGEA」を駆使し、クラシックに留まらずジャズ、映画音楽、ポップスなど幅広いジャンルを多彩な表現で演奏します。
この日もラベルから始まって、「椿姫」「サムソンとデリラ」「トスカ」といったオペラ、「ペールギュント組曲」「四季」「アヴェマリア」などクラシックの名曲、映画音楽から「ニューシネマパラダイス」、そしてクライマックスは「もう1本腕がないと弾けないと思った」と語りながら演奏した「モルダウ」まで、あっという間の2時間が過ぎたのでした。

神田さんは演奏活動で全国を飛び回っています。
もし機会があったらぜひ一度聴いて頂いてこの衝撃を感じて頂ければ、ファンとしてはそんな思いでいっぱいです。

11代目金原亭馬生

2008.03.08

リンク、1件追加しました。
落語の11代目金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)師匠のホームページです。

例えば東京に行った時、わずかな時間が空くと最近は上野の鈴本演芸場に足を運び、寄席の世界に浸ることが多くなりました。
いつ入ってもいつ出ても自由、好きな時間だけ座席に身を沈め、目の前に広がる落語を楽しむひととき、そんな中でも、何気なく入ってみたらお目当ての噺家さんが出演していた時の喜びは格別です。

僕の中でのそんな特別なひとりが11代目金原亭馬生師匠。
10代目没後ずっと空位だった名跡を、11代目が継いだのが今から8年前。
その時の襲名披露で池袋演芸場に連れて行ってもらい、初めて聴いた師匠の高座に感動し、その日から大ファンになりました。
古典の人情噺ではその艶やかさは特筆もので、またお噺だけでなく踊りや謡いにも精通したその名人芸には毎回ただただ唸るばかりです。
ブログにも書きましたが、昨年末の馬生一門会での出し物「文七元結」では、最後で思わず涙が溢れてしまいました。
落語ブームと言われる昨今ですが、その魅力を知るとそれもよく分かる気がする今日この頃です。

「酒舗 清水屋」さん

2008.02.14

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小諸と小淵沢を結ぶ高原列車で名高いJR小海線。
その中間にある小海町の駅前通りに、今回ご紹介する「酒舗 清水屋」さんはあります。
このお店の存在と発信力は以前から響き渡っていて、ご主人の小山さんとはぜひ一度お目にかかりたいと思っていた、その願いが叶ったのが今から2年前でした。
わざわざ弊社まで足を運んで頂き、お互いのお酒に対する思いを語り合った緊張と感動のひとときを、今でも鮮明に思い出すことが出来ます。
地元の佐久や軽井沢に留まらず、日頃からお酒の魅力を広く伝えることに力を尽くされ、昨年秋には「信州醸熱和酒の会(信州醸和会)」を設立されて、その時の様子は地元メディアでも大きく取り上げられました。
信州の山あいの小さな町に、このようなパワフルなお店があるという衝撃と素晴らしさをいつも再確認させられる、「酒舗 清水屋」さんはそんな一軒です。

名前繋がり

2008.01.06

お客様のお名前が弊社の銘柄「和田龍」と同じ、あるいは一部分重なっているとご連絡・ご注文頂くことが時折あります。
そんな時はご縁を感じて本当に嬉しいですね。
中には、それがきっかけで公私に渡る長いお付き合いとなったお客様もいらっしゃいます。
先日も、そんな関西のお客様から、お嬢様が仕事の関係で上田市を訪問されていると、リアルタイムでご連絡を頂きました。
こういう時こそ何はさておき駆け付けねばと、お仕事中の現場へと直行致しました。
お忙しいさ中でしたのでほんの数分しかお話しできませんでしたが、幼少の頃ご家族で上田遊びに来られた事を覚えて下さっていて、久方ぶりの再会に本当に感激致しました。
出会いの素晴らしさをしみじみ噛み締めたひとときでした。

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