記事一覧

「和田龍新酒を味わう会」2012

2012.06.07

ファイル 284-1.jpgファイル 284-2.jpgファイル 284-3.jpg

写真上:神田将(かんだ・ゆき)さん
写真中:三遊亭鬼丸師匠
写真下:開宴


今年で26回目を迎えた毎年恒例の「和田龍新酒を味わう会」を上田市内のホテルで開催致しました。
ありがたいことに今年も約100名のお客様にご出席頂き、例年多くの皆様のご参加に感謝の思いでいっぱいです。

パーティは2部構成。
まずはコンサートタイムです。
今年のゲストは昨年に引き続き、通算4回目のご登場となるエレクトーンの第一人者、神田将(かんだ・ゆき)さん、皆様の熱烈なアンコールに応えての登場です。

http://www.yksonic.com/

昨年、中国湖南省張家界での国際音楽祭で「最優秀音楽演奏賞」を受賞し、今まさに脂が乗り切っている神田さんがこの日演奏された曲は以下の5曲。

・組曲「惑星」より「火星」ホルスト
・ニューシネマパラダイス
・歌劇「サムソンとデリラ」より「バッカナール」サン・サーンス
・さくら(「最優秀音楽演奏賞」受賞曲)
・歌劇「運命の力」より「序曲」ヴェルディ

いつもながらどの曲も「ひとりオーケストラ」の名に相応しい圧倒的な迫力と感動を持って我々の胸に迫り、鳴り止まぬ拍手の中コンサートは終了致しました。

そしていよいよ乾杯です。
この春に搾ったばかりの新酒が次々と運び込まれる中、乾杯のご発声はこのブログにもたびたび登場する「夢ハウスあずさ号」の鈴木浩駅長。
つい最近も「なにこれ珍百景」に登場したり、「王様のブランチ」では浅草キッドが「この20年で最も感動した場所」に挙げた、今や全国区のお店です。

http://www.yumehouse.co.jp/

そしてこの日はもうひとり、嬉しいゲストがご来場されました。
上田市出身の若手落語家、三遊亭鬼丸師匠。
「今日行くから」と突然電話が入ったのがお昼前のこと。
そして師匠は、埼玉でのラジオの帯番組を終えた足で新幹線に飛び乗って駆け付けて下さったのでした。

鬼丸師匠には乾杯のすぐあとにご挨拶を頂いたのですが、そこは落語家。
笑いに溢れたスピーチとともに小噺を2席ご披露頂き、場内は爆笑の嵐に包まれました。

途中恒例のくじ引きタイムを挟んで(この日の特賞は「和田龍大吟醸 12年熟成酒」)、あっという間の2時間半、最後は恒例の一本締めで今年の「新酒を味わう会」は幕を閉じました。

残ったお酒はお客様がすへでお持ち帰りになり、空きビンだけが残るテーブルを眺めながら、今年も無事この日を迎えられた喜びを改めてしばし噛み締めました。
ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。