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お役所仕事

2011.02.04

先日、水道の移設の必要に迫られ、市役所水道局に電話した時のことです。

今の時代、電気・ガス・電話・インターネット等、移設の依頼は電話1本で、しかも極めて丁寧な応対ですぐに受け付けてくれます。
また、郵便局の住所変更届けも、わざわざ足を運ばなくても自宅からインターネットで申し込めるようになりました。

ですので水道の移設の申し込みも電話で簡単に済むと思っていましたが、これが大間違いでした。

「一度お越し頂かないと受け付けられません」
これが市役所水道課の電話口での答えでした。
思わず我が耳を疑ってしまいました。

そのあまりにも平然とした口調に疑問を抱いた私は、市役所までは車で5分ほどの距離であるにも関わらず、あえて次のように続けました。
「それでは土曜か日曜にお伺い致します」
「土曜・日曜は休みです」
「では平日の夜お伺い致します」
「平日は5時15分までの受付となります」
「・・・」

なるほど、つまりウイークデーに働いている人は来なくても結構、そうおっしゃるわけですね。
でも行政もサービスと言われて久しい昨今、なのにこの前時代的なサービスの在り方はちょっと信じられない思いです。

仕方なくその日の午後に水道局を訪れましたが、受付の対応も素っ気ないものでした。
少なくとも前述した電気・ガス・インターネット等の会社とは、ホスピタリティという意味で雲泥の差がありました。
水道の開栓手数料として1000円徴収されましたが、どうせならもっと気持ちよく払いたい、そんな思いにさえ刈られました。

別の日の市役所での出来事。

仕事上、毎月の酒税の申告を最近はインターネット回線すなわち「e-tax」で行うのですが、その際に必要な私の住民基本台帳カードの有効新期限が切れたので、更新のため市役所市民課を訪ねた時のことです。

無事手続きを終え、帰り際、担当の男性に「ありがとうございました」とお礼を言ったところ・・・返ってきた答えが、さらりと「ご苦労様でした」。

よ~く考えてみて下さい。
「ありがとう」に対して「ご苦労」のひとこと。
すごい「上から目線」ですよね。
そもそも「ご苦労様」は目上から目下にのみ使う言葉ということを市民課窓口の彼は知らなかったのでしょうか?

こんなさり気ない場面にも意識の差が垣間見られて、思わず「お役所仕事」という言葉が脳裏によぎった一瞬でありました。