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「神田 木花」オープン

2010.07.01

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写真上:「神田 木花」入口
写真下:オープン直後、栄えある第1号の客として撮影した店内。
    ちなみにテーブル席や個室もあります。


このブログで2008年9月9日に登場した、東京は代々木上原にある和Cafe&和Dining「木花(このはな)」。
その姉妹店として、このたび「炭火割烹 神田 木花」がオープン致しました。

「木花」代々木上原店はオープンして以来、私自身も大のお気に入りの1軒として足繁く通うこと数知れず。
ほっと安らぐ暖かな空間と月山料理長の洗練された料理とで、その都度満足のいく時間を過ごさせて頂いております。

そして今回オープンした「炭火割烹 神田 木花」、こちらは一体どのようなお店に仕上がったのか、興味津々のまま、オープン当日にお祝いも兼ねてお伺いしました。

夕刻、神田駅西口を出て住所を頼りに探す事しばし。
徒歩数分の大通りに面した角の場所に、すぐに「木花」の看板を見つけました。
しかし若干早めに到着してしまった事もあり、せっかくだからとお店の外観を撮影しているとタイミングよく入口の扉が開き、オーナーの若松さんが開店準備のため和服姿で出ていらっしゃいました。
「女将!」と声を掛けると、驚いて振り向いた若松さんの顔はすぐに満面の笑みに変わり、こちらからの「おめでとうございます!」という言葉と共にしばし談笑。
それにしても不景気が叫ばれるこの時期に、あえて新店舗を出した女将の勇気と英断にはただただ頭が下がります。

そしていよいよオープン。
親友とふたりで入店した私たちは、栄えあるオープン第1号の客として迎え入れられました。
厨房を見ると、普段は代々木上原店を任されている月山調理長の姿も見えて、改めて今日この日に賭けるお店の意気込みが伺えます。

早速メニューを見ながら、せっかくなのでコース料理を注文しようとした私たちに、「サービスの係を慣れさせたい意味もあって、もし良かったら単品でご注文して頂けるとありがたいです」という女将の言葉。
そういう事であればと改めてメニューを見つめ直し、目に付いた料理を片っ端から注文、お店の今後のためにオペレーションの不確かなところはあえて指摘もさせて頂きました。

それにしても、メニューにずらりと並んだ数々の料理の、そのコストパフォーマンスの素晴らしさは、代々木上原店の精神をしっかりと受け継いでいます。
魚や肉などのメインの料理はもちろんですが、さり気ない突き出しの一品まで実はしっかりと仕事が成されていて、その完成度には改めて思わず感嘆の声が出てしまいます。
この日もあっという間に全ての料理を完食して、楽しい宴の時間はお開きとなりました。
見渡すと広い店内はいつの間にか満席、その盛況ぶりに私まで嬉しくなってしまいました。

ちなみに「神田 木花」、ランチでは富士吉田うどんを提供しています。
メニューには「つけめん」「カレーつけめん」「肉うどん」「生醤油温玉おろしうどん」などが並びます。
私も後日、ランチタイムにお伺いして「かき揚げうどん」を食べたのですが、その太く、もっちりシコシコしたコシと味わいに感動、あっという間に食べ尽くしてしまいました。
小皿に添えられた七味唐辛子がこれまたおいしい。
一食の価値ありです。

代々木上原店同様、神田にお越しの歳はぜひ一度「神田 木花」に立ち寄ってみて下さい。

「炭火割烹 神田 木花」
千代田区内神田3-5-3 矢萩第2ビル1階
営業時間:月~金 11:00~15:00 17:00~23:00
土   11:00~16:00 17:00~21:00
定休日 :日祝
電話番号:03-3254-4533