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夏粕発売

2019.07.07

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夏粕の発売を開始しました。

以外に知らない方が多いのですが、漬物用の夏粕は、冬にお酒を搾った際に出来る板粕を槽やタンクに踏み込み、そのまま放っておくと自然発酵して、夏を迎える頃に板状から泥状に形を変えたものです。

この時期になると、当社の場合は私や社員がスコップで掘って(結構な重労働です)、それを手作業で袋に梱包していきます。

ちなみにテレビ等でよく放送されている通り、酒粕は数々の良質なアミノ酸等を含んだ、サプリメントを越えた優れた栄養食品として知られています。
(放送の翌日はお客様のご注文がどっと増えます。)
おかげさまで当社も、今年も既にかなりのご予約を頂いています。

健康のためにも、栄養の宝庫、酒粕をぜひお試しになりませんか。

「利き酒選手権上田予選」

2019.06.22

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恒例の「アマチュア利き酒選手権上田予選」が、今年も上田市のフリースペース「犀の角」で開催されました。

上田予選で1位・2位を取ると一週間後の長野県大会へ、そこで1位を取ると全国大会へと進めます。
そしてこの日は、過去最高の50名が参加して下さいました。

6種類のお酒が2つのテーブルに順番を変えて並べられ、最初のテーブルで5分間テイスティングしたあとに、隣のテーブルに移って同じお酒を当てるという、いわゆるマッチング方式です。

しかし点数の付け方は、全問正解のパーフェクトは0点、味に差があるお酒を同じと答えれば答えるほど点数が高くなる、「嗜好順位法」という特殊な採点方法を取っています。
これによって、利き酒の結果がよりシビアに点数に反映されます。

そして今回優勝したのは、いつも日本酒のイベントというイベントに片っ端から顔を出してくれている、この世界では有名人の男性Mさん。

しかも点数は全問正解の0点。
上田予選では初の快挙です。
素晴らしい!!のひとことです。

「単なる酔っ払いではなかったんだ!!」と皆から盛大な祝福を受けるMさん。
弾けるような笑顔で嬉しさをアピールしてくれました。

そして利き酒選手権のあとは、上田5蔵による「上田地酒の新酒を飲み尽くす会」。
美味しい料理ともども、みんなで飲んで食べて語って、5蔵が持ち寄った15種類45本のお酒は瞬く間にカラになっていくのでした。

佐渡へ。

2019.06.07

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毎年恒例の長野県酒造組合若葉会(青年部)の研修旅行で、今年は佐渡島へ行って参りました。

例年の如く、1泊2日で観光は一切無しのひたすら蔵元巡り。
今回も2日で4蔵を見学するハードスケジュールでした。

どの蔵元も、考え方も設備もそして利き酒したお酒も素晴らしく、感銘を受け続けた2日間でしたが、その中で印象に残った蔵元をひとつご紹介します。

「真野鶴」醸造元、尾畑酒造株式会社。

今回お伺いしたのは社長のご意向で、本蔵ではなく「学校蔵」です。

この「学校蔵」。
名前の通り、廃校となった小学校を佐渡市から借り受け、酒蔵として再生して酒造りを始めたという、驚きの施設です。

日本海に面した木造校舎の旧西三川小学校。
中に入ると教室や施設はそのままです。
しかし黒板の板書やディスプレイなど、そこここに蔵元の創意工夫がなされていて、訪れた人を飽きさせません。

聞けば年に一度、この教室で、テーマを決めた「学校の特別授業」が開催され、全国から100名を超える受講生が集まるそうです。
ちなみに校長は平島社長、学級長は奥様の留美子専務。
遊び心も満載です。
今年のテーマは写真にもある通り「佐渡島から考える、人が減っても出来ること」でした。

そしていよいよ一番奥の仕込蔵へ案内して頂きます。

ここでは、本蔵が稼動していない夏季だけ仕込みを行い、そこで酒造りを学びたい研修生を1週間単位で受け入れるそうです。
1週間を通して、酒造りはもちろん、人口減少に悩む佐渡の魅力も存分に知ってもらう事も目的のひとつとの、社長のお言葉でした。

この日も男性2名と台湾から来た女性1名が研修を終え、その「卒業式」に我々一行は来賓として立ち合わせて頂きました(一番下の写真)。

噂に聞いて一度は訪れてみたかった「学校蔵」。
夢とロマンにあふれるこの蔵の魅力を存分に堪能する事ができた、佐渡の海を眼下に望む快晴の午後でした。

お知らせ

2019.05.29

新発売の「和田龍登水 山恵錦(さんけいにしき)」。
おかげさまで当社の在庫は完売しました。

引き続き、当HPの「『和田龍登水』お取扱い店」様でお買い求め下さい。
ご不明な際は当社までご一報ください。

間もなく長野県の新しい酒造米として、農水省から正式に認可予定の「山恵錦」(現在の正式名称は「信交酒545号(山恵錦」」)。
今年は長野県内の26蔵が使用して、前回のブログにも書いた「お披露目会」も終わったばかり。

これから一層注目が高まること必至です。

「山恵錦お披露目会」

2019.05.21

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昨夜は長野市のホテルで、長野県が開発した新しい酒造米「山恵錦(さんけいにしき)」のお披露目パーティが開催されました。

長野県農政部の主催で、参加したのは「山恵錦」に携わった26のすべての蔵。

県知事はじめ多くの関係者が集まる中、オープニングでは26すべての蔵元がナレーションと画像と共に紹介され、乾杯とともに試飲会兼懇親会へと流れ込みました。

県産米ひいては長野県の地酒が盛り上がるこのような機会は大歓迎です。
2時間という短い時間でしたが、多くの出会いとあたたかなお言葉を頂き続けた素敵なひとときでした。

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