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秩父へ

2019.09.29

今日は年に一度この時期に頂くご注文を届けに、秩父までお酒の配達に行ってきました。
しかも軽トラで(笑)。

配送便で済むのにと思われがちですが、そこは人とのご縁。
先で待つ皆さんと私も会いたいのです。
もうかれこれ10年以上のご縁になります。

秩父とはいっても市街地ではなく、合併前の旧吉田町。
四方を山に囲まれ、最寄り駅は隣町の秩父鉄道皆野駅のみ。
埼玉県とは思えない、町全体を包む自然の息吹に、行くたびに心洗われる思いです。

そして上田からの道中がこれまた楽しいのです。

もう慣れたもので、片道2時間強のドライブ。
近道も覚えました。

上信越自動車道で、はるか手前、高崎のひとつ前の吉井インターチェンジで降りて、群馬県の端に位置する鬼石(おにし)町を抜けて、峠を越えると、そこはもう秩父です。

あとに続く熊谷ナンバーの車は、長野ナンバーの軽トラが何でこんなところを走っているの?と思う事でしょう。

今日も快晴の道のりを、窓を開けて快走しながら、秋の空気を堪能しながら走って参りました。

そして帰りは替わりに1年分の一升瓶の空ビンを積み込んで、途中横川サービスエリアに立ち寄って、「峠の釜めし」をお土産に購入。

快適な、半日(もうちょっとかかるかな)のプチ・ドライブを兼ねた配達でした。

「沙良の森」1日限定オープン

2019.09.24

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上:乾杯前のご挨拶。背中を向けているのがサラさん。
下:各蔵ごとのサラさんのイラスト。このあとオークションに
  かけられます。


お酒とパンダをコラボしたイラストで、日本酒業界ではつとに有名なイラストレーター「沙良(サラ)」さんこと武内良さん。

そのサラさんが、四谷三丁目の日本酒居酒屋「鎮守の森」をジャックして店長となり、「沙良の森」が1日限定でオープンをしました。

この日集まったのはサラさんを慕う蔵元5蔵と満席のお客様。

サラさんのご挨拶と蔵元の自己紹介のあと、乾杯とともに始まった宴席は、蔵元が自社のお酒を持って各テーブルを回るスタイルでした。
これだとすべてのお客様とお話ができます。

テーブルごと、話が盛り上がってくるとタイムアップとなり、後ろ髪を引かれる思いで次のテーブルに移動する繰り返し。
あっと今に予定の3時間が過ぎました。

そしてそのあとは、蔵元にとっては恐怖の時間(笑)。
各蔵がサインしたサラさんのイラストがオークションにかけられるのです。
誰も手を挙げてくれなかったらどうしようという緊張の中、無事全蔵のイラストがお客様の手に渡り、まずはほっとひと息。
このお金は千葉県災害対策本部へと寄付されました。

お声掛け頂いたサラさん、「鎮守の森」の本当の店長(笑)竹口さん、そしてお集まり頂いたすべてのお客様に心から感謝しながら過ごした、心地よい秋の土曜日でした。

「信州上田酒蔵巡り」

2019.09.15

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「信州上田酒蔵巡り」と題したツアーのご一行が来社されました。

主催は、上田で折に触れお酒のイベントを開催するグループ「Hana sake」代表の大野さん。

ナビゲーターは上田の地酒専門店「地酒屋宮島」店主の宮島さん。

今回、初開催のこのツアー。
このおふたりのお声がけで集まった15名の皆さんが、1日掛けて上田の5蔵を見学してまわります。

見学2蔵目として当社に皆さんが到着されたのが午後11時。
それから1時間掛けて、当社の説明、そして試飲と楽しんで頂きました。

そして夜は全蔵を見学し終えた皆さんと、上田駅前の居酒屋での懇親会に合流。
皆さん、1日中飲み続けてきたとは思えないほど元気です。
会話が弾み、酒が進みます。

日本酒を愛する皆さんとの楽しいふれあいの中で、たくさんの元気を頂いた素敵なひとときでした。

ラランド 1959

2019.09.06

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すごいワインを飲んでしまいました。

CHATEAU PICHON LONGUIBILLE COMTESSE DE LALANDE 1959
シャトー ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド 1959年

ボルドーでも最高峰のポイヤック村で造られる格付けワイン。
しかもグレート・ヴィンテージといわれる1959年物です。
値段以前に、今はたぶん入手不可能です。

長年親しくさせて頂いているご夫妻の誕生日のディナーにお声掛け頂き、喜んで駆け付けたのは、折に触れおふたりと会食するお気に入りのレストランでした。

そしてこの日に還暦を迎えたご主人の生まれ年がまさに1959年。
オーナーシェフがこの日に合わせて、バースデーイヤーのサプライズワインを用意して下さったのでした。

それにしてもラランドの59年。
大袈裟でなく、見た瞬間に眩暈がしました。
これを飲める!

実は私が20代の頃、ボルドーワインで最初に感動したのがこのラランド。
当時は今では想像できないくらい安く買えたので、その中でも安いオフ・ヴィンテージの1984年をケース買いして、瞬く間に飲んでしまいました。
少し残しておけばよかった。

さて、この日抜栓したラランド1959。
今のラランドとはラベルも違っていて、たぶんボトルも手作り。
開けられたワインはソムリエが丁寧にデカンタージュしていきます。

料理も進み、シェフのスペシャリテ「子羊のパイ包み マリアカラス」とともに、いよいよグラスに注がれた「ラランド」の、そのむせ返るような芳香にしばし陶然。
す、凄すぎる・・・。

香りだけで数十分楽しんだあと、ようやくひと口目を含んだ時の美味しさといったら。
60年の歳月を感じさせない、まだまだ若々しい、柔らかく濃醇かつ繊細な味わい。
これだったら明日の朝まで楽しめそうな、そんな活き活きとした見事な逸品を、愛おしむように3人で時間を掛けて、ゆっくりと堪能したのでした。

ワイン、お料理、お店の空間、そしてひと皿ごとに厨房から出てきては話し掛けて下さるシェフのお人柄。
そのすべてが一体となって心から楽しませて頂いた、そんなあっという間の4時間でした。

「ひやおろし」間もなく発売

2019.08.24

猛暑の中にも秋の気配が感じられる今日この頃。

秋の風物詩「ひやおろし」の発売を間もなく開始致します。

ひと夏越して、この時期ならではの熟成感、円やかな風味と味わいをぜひご堪能下さい。

当社の「ひやおろし」は、搾ったままいっさい手を加えずに瓶詰めし、そのあと一度だけ火入れをした、いわゆる「無濾過生詰め」です。

発売は長野県一斉解禁日に合わせて9月9日(月)です。

「和田龍登水 ひやおろし」

・使用米:ひとごこち100%
・アルコール度数:16度
・小売価格:1.8L 3,000円(税別)/720ml 1,500円(税別)

お求めは当ホームページの「和田龍登水 お取扱店」様もしくは当社にお尋ねください。

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