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「登水」新酒、発売開始

2011.03.30

いよいよ本年度の「登水(とすい)」新酒の発売を開始致します。
以前このブログでも少し触れましたが、今年の「登水」は装いを一新致します。

これまでの「登水・吟醸酒 (山田錦/精米歩合59%)」は、今年度より醸造アルコールの添加を廃止し、「登水・山田錦純米酒」となります。
また、これまでの「登水・純米酒 (美山錦/精米歩合49%)」は、スペックはそのままに、名称を「登水・純米吟醸酒」に変更致します。

双方が純米酒となった事により、山田錦と美山錦、ふたつのお米から来る味わいの違いを今まで以上にお楽しみ頂ける事と存じます。
「山田錦」はどっしりとした重厚な味わいに、片や「美山錦」は香り高く軽快な味わいに仕上がっています。

また、和食だけでなく洋食や中華、エスニックなど、多様化する食卓にも合わせて頂けるよう、あえて「酸」を少し多く出しました。
これにより、キレよく、肉や油や香辛料にもきれいにマッチすること請け合いです。

それでは今年度の「登水」、ぜひご賞味頂ければ嬉しいです。
今年もおいしいでいすよ!
なお、お取扱い酒販売店様、あるいは料飲店様をお知りになりたい方はメールにてお問い合わせ下さい。

登水・山田錦純米酒    1.8L 2,940円/720ml 1,470円

登水・美山錦純米吟醸酒 1.8L 2,993円/720ml 1,496円


※一切「火入れ」をしていない「生酒」、しぼった直後に1度だけ「火入れ」をした「生詰(なまづめ)」、両方ございます。

今だからこそ、元気に酒を飲もう!

2011.03.23

今回の震災では東北方面の酒蔵も甚大な被害を受けました。
受けた損害の大小こそあれ、ほとんどの蔵元がしばらくは出荷不能の状態です。
中には今だに連絡すら取れない蔵元もあります。

そんな中で被害を受けた蔵元のためにも、我々日本酒を愛する者が出来る事は何か。
ひとつは元気に酒を飲む事だと思います。

震災以降、経済が沈滞化傾向にあり、その流れは流通業界や飲食業界にも及び始めています。
まずはそんな流れを食い止めなければなりません。

確かに世の中は自粛ムードです。
でも被害を受けた蔵元が元気になって戻ってきた時に、もう一度その蔵元のおいしいお酒が飲める土壌を作っておくためにも、今こそ日本酒を愛する我々がお酒を飲みましょう!

今さら言うまでもありませんが、お酒は人の心を癒し、人と人とを繋ぎ、そして人の人生を豊かにする、人生の名脇役です。

そんな日本酒をこれまで以上盛り上げるために、そして東北の銘酒復活のために、今日も元気よく日本酒を酌み交わしましょう。

ご報告2

2011.02.23

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「登水(とすい)」、美山錦の純米酒も搾れて参りました。
やはり感動の瞬間です。

ご報告

2011.02.22

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「登水(とすい)」、まずは山田錦の純米酒が搾れました。
いつも感動の瞬間です。
発売時期等、詳細は改めてお知らせ致します。

登水(とすい)上槽間近

2011.02.17

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写真:発酵途中の「登水」のもろみ


「登水(とすい)」が間もなく上槽(お酒を搾ること)を迎えようとしています。

アルコール度数が16度台まで上昇し、日本酒度も切れ(甘口から辛口に推移すること)、ほどよい酸も乗って参りました。
あとはバランスを見ながら目標とする数値を見極め、搾るタイミングを計るのみです。

昨年までは醸造アルコールを添加していた山田錦の「登水」も、今年は美山錦同様、装い新たに「純米酒」として登場します。

また例年通り、最初の数ヶ月は「生酒」として限定販売も予定しています。

さて、どんなお酒が出来上がってくるでしょうか。
乞うご期待下さい。

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