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新酒発売

2011.12.24

クリスマスイブですが張り切って仕事をしています。

さて、26日(月)より発売を開始する「和田龍 純米しぼりたて生原酒」、納得の出来栄えとなりました。

新酒ならではのフレッシュ感、純米酒の柔らかなボリューム、そこに軽快でスッキリした飲みやすさが加わって、三位一体の味わいが存分にお楽しみ頂けます。
例えば鍋料理なんかには最高に合いますよ。

冬のみの数量限定品です。
ぜひご賞味下さい。

和田龍 純米しぼりたて生原酒

・精米歩合:70%
・アルコール分:19度
・日本酒度:+5
・酸度:2.0
・価格:1.8L 2,520円(税込)
    720ml 1.260円(税込)

「しぼりたて生原酒」発売開始

2011.12.20

お待たせしました。
本年度の「和田龍 純米無濾過しぼりたて生原酒」、いよいよ12月26日(月)から発売を開始致します。
たくさんのご予約・お問い合わせをありがとうございます。

和田龍 純米無濾過しぼりたて生原酒
1.8L 2,520円/720ml 1,260円(税込み)

天寶一

2011.12.03

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日頃から酒造りへの溢れんばかりの熱い思いや教えを頂いている広島県の蔵元、株式会社天寶一(てんぽういち)の村上社長から出来立ての新酒が届きました。

「天寶一 八反錦純米生原酒 おりがらみ生酒」
村上さん、今年の第1号の搾りです。

「こちらは今年も渾身の酒が出来たけぇ、和田も頑張れ!」
そんなメッセージがこの1本に込められているのをひしと感じます。

早速その夜開封してじっくりと味わいました。
力強く、甘と酸のバランスがしっかり取れた、村上さん入魂の素晴らしいお酒です。

村上さん、また春になったらお目にかかりましょう!

日本酒の可能性

2011.11.19

毎日全国のいろいろな日本酒を飲んでいると、新しい傾向のお酒が席巻している事に気が付かされます。

そのひとつが低精米酒。
要するに、原料となるお米をわざと削らないお酒の事です。

「普通酒」と呼ばれるレギュラークラスのお酒は、おおむね精米歩合70~65%(=玄米を70~65%の大きさに削ること)のお米を使用しています。
そして精米歩合60%以下のお酒は「吟醸酒」、精米歩合50%以下のお酒は「大吟醸酒」を名乗っていい事になっています。

ちなみに我々が日頃食べている飯米は、大体精米歩合92%くらいです。

参考までに、なぜお米を削ったほうがいいかというと、玄米の表層部にあるタンパク質や脂質・灰分といった物質が、お酒の健全な生育、そして味わいや香りを損なわせてしまうからです。

さてそんな中、最近とみに見かけるようになったのが件の低精米酒です。
中でも、具体的には「精米歩合80%」をドーンと前面に押し出したお酒が目を引きます。

先日東京へ出張した際にも、お世話になっている日本酒専門の酒場で低精米をウリにしたお酒を何本も飲んだのですが、そのレベルの高さにびっくり。
思わず「旨いっ!」と叫んでしまいました。

もうひとつ、最近目にするのは酸度の極めて高いお酒です。
私自身、「酸」は日本酒の味わいを決定付ける最も大切な要素と思っており、現に弊社はそれなりに酸のしっかりしたお酒を出していますが、それでも酸度3.0前後というお酒を目にするとまずは驚きます。
それでいて、飲んでみるときちんと美味しいんですよね。

昨日も秋田県のとある蔵の、特殊な造りによって「酸」の際立ったお酒を口にして、ああ、こういうのもアリなんだと、日本酒の持つ可能性の無限さに思いを新たにした次第です。

世界に冠たる日本酒ワールド、これからもっともっと面白くなりますよ。

城下町酒楽まつり

2011.11.05

去る11月3日、松本で開催された「城下町酒楽まつり」に出展して参りました。

今年3回目になるこのイベントは、松本駅前の居酒屋「蔵のむこう」「庵寿」「風林火山」の3店に合計18の蔵がブースを設け、お客様はそれぞれのお店を自由に出入りして、各蔵元のお酒を存分に楽しめるという内容です。

ちなみに当蔵は初参加、9月にお誘いのお電話を頂いた時は、わざわざ松本からお声掛け頂いたことに感激し、ふたつ返事でお受け致しました。

さて当日、弊社は「風林火山」さんの一角にブースを設けさせて頂きました。
そして開場の10時30分を迎えると、大勢のお客様が一斉に店内に入場していらっしゃって、のっけから大忙しです。

ちなみにこのイベント、おつまみは各蔵元が持参した漬物のみ。
私は吟醸粕で漬けた奈良漬けをお出ししたのですが、たくさん持っていったにもかかわらずあっという間に終わってしまい、嬉しい悲鳴です。

その後もブースには引きも切らず次々とお客様がお見えになり、中には思わぬ知人の訪問もあったりで、皆様と楽しく会話を弾ませながらお酒をお振る舞いしているうちに、あっという間に終了の午後3時30分を迎えました。
事前に主催者から言われた通り多めに持っていった4種類のお酒も、終わってみれば数本を残すのみでした。

終了後伺ったところによると、前日までにほぼ昨年の入場者数に並ぶ400枚の前売りが出ていたにもかかわらず、当日券を求めるお客様が殺到し、最終入場者数は600名にもなったそうです。

日本酒を愛する居酒屋さんがコラボし、そこに酒蔵が集まってお客様を呼ぶ、そんな新しい形態の「城下町酒楽まつり」、このイベントがこれからも益々発展することを願ってやみません。
最後に、事務局として縁の下の力持ちでご尽力頂いた山屋酒店の細野さんに心から御礼申し上げます。

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