新年度の「和田龍 純米しぼりたて生原酒」新酒、順調に行くと12月20日前後には発売を開始できそうです。
詳細が決まりましたらアップ致します。
今しばらくお待ち下さい。
信州上田 ほろ酔い社長がつづる日々の記録
新年度の「和田龍 純米しぼりたて生原酒」新酒、順調に行くと12月20日前後には発売を開始できそうです。
詳細が決まりましたらアップ致します。
今しばらくお待ち下さい。
素敵なお酒を手に入れました。
「郷乃誉 純米吟醸 超辛口 雷神ひやおろし」(須藤本家/茨城県)。
「郷乃誉」はずっと前から大好きで、上田市から車で約1時間ほどの須坂市の丸本酒店さんを訪問しては、敬愛する店主の水本さんからその魅力を語って頂きながら、今もいろいろな種類を購入して飲んでいます。
10年以上前に飲んだ同社の「山川草木」、このお酒は2000年前の古代米を蔵元が再現して仕込んだお酒ですが、当時の価格で20,000円(現在は40,000円!)という破格の値段ではありましたが、仲間7名で共同購入してその魅力を堪能したことを昨日のように思い出します。
そして今回の「雷神ひやおろし」、こちらも極めて入手困難な希少酒ではありますが、このたび縁あってお知り合いになった酒販店の社長さんからご好意で1本お分け頂いたものです。
「郷乃誉」の魅力は何といっても味わいのバランスの見事さ。
この「雷神ひやおろし」もその例に漏れず、熟成からくる柔らかさ、膨らみ、透明感、シャープな酸・・・それらの絶妙なハーモニーを心ゆくまで味わいました。
このお酒をお分け頂いた酒販店の社長さんとは、それまで全く面識がなかったにも係わらず、何度か話すうちにすっかり打ち解けて、今や旧知のごとく大切な存在のおひとりとなっています。
その社長さんが大切に扱われている「雷神ひやおろし」、他にもたくさんのお客様が待っていらっしゃるであろう中であえて1本お譲り頂いた、その社長さんの心意気も噛み締めながら、ゆっくりとそして存分に楽しませて頂きました。
今日もまた酒が人を繋いでいます。
素敵な人、そして素敵な酒との出会いに感謝です。
先日、弊社に若い女性5名のお客様がお見えになりました。
ここ何年にも渡る、この時期の毎年の恒例です。
実は彼女たちと私とのそもそも繋がりは「聖飢魔Ⅱ」。
以前も記したように私自身が「聖飢魔Ⅱ」の大ファンなのですが、そんな私と、やはり熱烈なファンである彼女たちを結び付けてくれた理由はふたつあります。
長野でライブがあるとデーモン閣下が「闘う日本人」という曲で歌詞を変えて「酒は和田龍!」と歌ってくれていたのがひとつ(ちょっとした訳がありまして)。
そして聖飢魔Ⅱの全メンバーの衣装をずっと製作し続けてきた、当ブログでもたびたび登場のJAP工房、そのHPに弊社のリンクを張って頂いていた事がひとつ。
そんな和田龍という会社はどんなところだろう?という事で、数年前、その5人の女性はわざわざ弊社を探し当てて訪ねてきてくれたのです。
5人のうちひとりは地元上田の女性で、それ以外の4人はわざわざ関東からのご来訪です。
毎年この季節に、名物の新蕎麦や松茸料理を楽しみながら温泉に入りに5人は上田に集まるのです。
数年前に初訪問して頂いた際にも、初めて会ったとは思えないくらい6人で意気投合して、あっという間の約2時間。
会話の中に繰り出される聖飢魔Ⅱの専門用語の連発に、傍で聞いている我が社の社員も感心するやら呆れるやらの毎回です。
そんなに何回来てもうちは何にもないよと笑いながら言うのですが、でもそれは私の嬉しさの裏返しです。
今年も店先でお茶を飲みながら、5人と1人の楽しい時間が瞬く間に過ぎていきました。
お酒を通じてのこのようなご縁は、私にとって大切な宝物のひとつです。
皆さん、来年もまたお待ちしていますね。
あるいはその前に、聖飢魔Ⅱが再集結したら(彼らは1999年12月31日、すなわち世紀末に解散してからこれまでに3度再集結しています)、会えるのはライブ会場でかな?
開場前の弊社のブース
松本駅前で開催された「城下町酒楽まつり」に出展して参りました。
今年で4回目を迎えるこの「城下町酒楽まつり」、松本駅前の6会場
・蔵のむこう
・庵寿(あんじゅ)
・庵寿別館 イタリアンCROSS
・風林火山
・和利館
・山里
それぞれのお店に今年は長野県内28蔵が集い、午前11時から午後3時まで4時間に渡り、各蔵がお酒をお振る舞い致しました。
事前に伺ったところでは、前売りの段階で昨年の入場者数を越えて700枚が売れているとのこと。
そんな数字を裏付けるように、弊社がブースを出した「庵寿」さんでも開場と同時にお客様がどっとご入場されました。
それにしても、昨年も感じたのですが、このイベントにお見えになるお客様は素晴らしいですね。
どなたも楽しく酔っていらっしゃるのですが、そんな中でおいしいお酒を見つけようという探究心が旺盛で、しかも礼節をしっかりわきまえていらっしゃる。
蔵元としてはお酒の注ぎ甲斐がある方ばかりです。
正直申しまして松本地域では弊社の知名度はまだまだ低いと思っているのですが、そんな弊社のブースでもお客様は途絶えることなく、しかも皆様真剣にお酒を味わってコメントを下さる、その上で「おいしい」と言って頂けるとこちらの気持ちも俄然盛り上がります。
中には「昨年おいしかったから今年も来たよ」というお客様も大勢いらっしゃり、喜びも倍増です。
大量に持っていった粕漬けも皆様「おいしい」と召し上がって頂いて、終了間際にはすっかり空に。
気持ちも弾んだままイベントはお開きとなりました。
今回改めて感じたのは松本という街の素晴らしさです。
松本駅前だけでも日本酒に力を入れて下さるお店がたくさんあって、しかもこの「城下町酒楽まつり」のように、お互いのお店が手を組んで日本酒の魅力をさらに広げようとご尽力頂いている、素晴らしい事だと思います。
最後に、縁の下の力持ちとして、いつも目に見えないご苦労を山ほど背負って下さっている山屋酒店の細野さんご夫妻に心から御礼申し上げます。
オープン直前の場内
毎年恒例の「長野の酒メツセ」、今年も長野県内約70の蔵元が参加して、大盛況のうちに開催されました。
当日の入場者は2600名。
おかげさまで過去最高の数字となりました。
そして弊社のブースでもたくさんの出会いと感動がありました。
開場早々、最初のお客様として掛け付けて下さったのは、わざわざ名古屋からいらっしゃった酒販店のMさん、そしてこの稚拙なブログを毎回ご愛読頂いて訪ねてきて下さった女性のTさんでした。
おふたりとも初対面でしたがお気持ちが本当に嬉しく、今年の「酒メツセ」開始に当たっての最初のパワーを頂戴しました。
それからあとも、お世話になっている皆様が続々とお見えになりました。
日頃からお酒をお取り扱い頂き、そして折に触れたくさんのアドバイスを頂く酒販店の皆様。
以前はよくつるんで飲んでいたのに、いつの間に偉くなっていった(笑)卸問屋の皆様。
仕事という立場を越えて、お伺いするたびに人と料理とお店の魅力に酔わせて頂く飲食店の皆様。
いつも弊社のお酒をご愛飲頂いている、顔馴染みのお客様の皆様。
そしてたまたま弊社をご訪問頂いたことがきっかけで、今回もわざわざ県外も含めてご遠方からお越し頂いた皆様。
さらには今回初めて弊社のお酒を飲んで何がしかを感じて下さり、慌ただしい中にもじっくりとお話しする時間を頂いた多くの皆様。
中にはお話をしたあとで実はこの道のプロと身分を明かされる方もいらっしゃり、偉そうな事を言ってしまったと思わず赤面する場面も何度かありました。
その他にも、えっ、この方もわざわざ足を運んで頂いたんだと感激するお客様がそれはそれは大勢いらっしゃって、今年は例年以上に密度の濃い、そして感謝の思いに包まれた6時間となりました。
朝の長野駅前でのビラ配りから始まって片付けが一段落するまで実に12時間超、でも「酒メツセ」終了時の疲れは毎回とても心地良いのです。
この日も上田へ戻って居酒屋のカウンターで杯を傾けながら、今日1日の出会いに改めて酔いしれたのでした。
お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。