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ラム

2007.12.12

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東京渋谷にある、東急本店近くのクラシックバー。
ある時、一緒に行った妻が、洋酒ではラムが好きと言ったのを覚えていて下さって、2年続けて贈って下さったのが写真の2本です。
「イングリッシュ・ハーバー」と「ラマニー」。
どちらも初めて知る銘柄でした。
たぶんこだわり抜いて選んで下さったのでしょう、2本とも今までのラムの概念が覆るほど香りも味わいも深く豊かで、たちまち虜になり、連日晩酌のあとの一杯として、ストレートでゆっくりと楽しませて頂きました。
日本酒に限らず、素晴らしいお酒に出会った感動は格別です。

今日の晩酌

2007.12.11

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昨日の話に関連して。
僕自身、晩酌では勉強も兼ねて、できるだけ多くの蔵元のお酒を並べて飲むようにしています。
その都度、たくさんの感動や発見があって楽しいですね。
どれを飲んでもその蔵元だと分かる、そんなはっきりとした主張のあるお酒がひとつの目標です。
写真は、今日お得意先へ伺った際に購入してきたお酒です。
小さく見えますが4合瓶です。
あえて銘柄は隠しますが、宮城と愛知の蔵元のものです。
開栓して最初のひとくちは、いつもわくわく心躍ります。

ききちょこ

2007.12.08

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お酒を利き酒する時に使用する容器が、この「利き猪口(ちょこ)」です。(お酒を「利く」という漢字は本来は左に口偏がつくのですが、パソコンにないのでご容赦下さい。)
底に藍色の「蛇の目」と呼ばれる模様があり、これによってお酒の色をより明確に判断することができます。
写真は、あえて少し色のあるお酒を入れた時のものです。
違いが分かりますか?

紫外線

2007.12.06

しばらく前に掲載した、酒販店さんがお酒の品質を守るために照明を落とすことに興味を持って下さる方がいらっしゃいました。
そうなのです。
蛍光灯から発せられる紫外線はお酒の化学変化を引き起こし、着色の大きな原因となるのです。
なので近頃はお酒の品質保持のため、店内もしくはお酒専用の冷蔵庫に蛍光灯を使用しない酒販店さんが増えました。
店内をあえて薄暗くしている酒屋さんは日本酒を大切に扱っている、そう思って頂いていいと思います。

ラベルの話1

2007.11.29

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弊社のラベルに関する話を何回かに分けて掲載します。
まずは写真の「吟醸生酒」。
商品説明のページにもあるように、これはグラフィックデザイナー林規章氏に作って頂いたものです。
出会いは突然でした。
ある日、人を介して林さんからお電話があり、ぜひ一度日本酒のラベルデザインを手掛けたいのだけれど、うちのお酒を題材にさせてもらえないだろうか?という内容でした。
ちなみに林さんは、それまでにも某大手化粧品のデザインをいくつも制作されていると知ったのは、それからすぐの事でした。
私としてはこんなに光栄な話はないと思い、ただちにお受けしたのですが、嬉しい事にこの作品で林さんは、その年の「日本グラフィックデザイナー協会新人賞」を受賞されました。
それを受けて弊社もすぐにこのデザインを商品化させて頂き、今に至ります。
今やますます油が乗ってご活躍の場が増えている林規章氏、このご縁をいつまでも大切にさせて頂ければと思います。

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