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YOMOYAMA NAGANO 名古屋

2023.07.30

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コロナ禍が明け、従来の「長野の酒メッセ」から名前も形態も大幅に変えて再開された「YOMOYAMA NAGANO」。

長野県の酒蔵が一同に会するこのイベントが、5月の東京に続いて、先日名古屋の地にて初開催されました。

私自身は名古屋はまだまだご縁が浅いと思う事もあり、自分のブースだけヒマ過ぎたらどうしようかと、正直なところ一抹の不安を抱えながらの参加でした。

が、いざ蓋を開けてまず驚いたのが、「和田龍」や「和田龍登水」を知った上でブースを訪れて下さったお客様の多さでした。

日頃からお取り引きを頂いている酒販店さんや飲食店さんはもちろんのこと、おたくの酒を飲んでいるよ、あるいは飲んだ事があるよという一般のお客様も大勢お越し頂いて、そのたびに嬉しさに包まれながらお酒を注がして頂きました。

また、思いも寄らぬ愛知県の蔵元と初めての邂逅があり、わざわざご挨拶に来て下さった蔵元のそのお気持ちに、感激で胸がいっぱいになりました。

もうひとつ、今回の「YOMOYAMA NAGANO」で欠かせないのが「ボランティア」制度です。

蔵元をサポートする「ボランティア」の皆さんを一般公募し、当日は各蔵のブースに付いて接客のサポートして頂くという試みです。
今回の名古屋では何と80名ものご応募を頂いたとのこと。
しかも地元愛知県のみならず、長野・東京・京都・・・全国各地からわざわざ大勢の日本酒ファンの皆さんが駆け付けて下さいました。
中には日頃からお世話になっている方々の顔も見受けられて、何だか嬉しさ全開です。

そして当社のブースに「ボランティア」として付いて下さったのは、写真にあるように、男性Tさんと女性Iさん。

このおふたりが本当に素敵でした。

まずTさん。

お酒に限らず多ジャンルの博識を活かされてお客様に対峙され、私も大いに学ばせて頂きました。
後半は、出品酒「和田龍登水」4種類を、最も効果的に提供する順番を独自に見出され、その利き酒と理論の的確さに私も思わず唸る事しきりでした。

方やIさん。

わざわざ東京からこのイベントのために駆け付けて下さったとの事で、私の身も引き締まります。
そんなIさん、事前に伝えたお酒の情報を的確に咀嚼し、お客様おひとりおひとりに真摯に説明をして頂き、笑顔とともに見事なコミュニケーションを取って下さいました。

前半は写真の通り私が真ん中に陣取っていたのですが、後半はTさん・Iさんおふたりに真ん中に立ってもらって接客のメインを担って頂き、私は横で更に説明や紹介が必要なお客様との会話に専念する事が出来ました。

夕方5時から終了までの1時間は、ボランティアの皆さんも一般のお客様に交じって会場内を利き酒して回れるルールだったのですが、Tさん・Iさんとも、じきに当社のブースに戻ってきて下さって、引き続き接客のお手伝いをして頂けた事にも感激しました。
このおふたりとは、これからもこのご縁をずっと大切にさせて頂ければと願って止みません。

初開催の「YOMOYAMA NAGANO 名古屋」。
私にとって、想像以上に実りある、とても素敵な1日でした。

さて、次回は8月21日(月)、こちらも初開催の福岡です。
お近くの皆様、ぜひ足をお運びください。