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センセイ、頑張れ!

2021.01.22

浪人時代に机を並べた友人から久々に便りが届きました。

便りといってもただの便りではありません。
彼は某県の県会議員で、届いたのは彼の名前を冠した県議会だより「〇〇〇〇通信」でした。

彼は大学卒業後、実家に帰ったと聞いたまま、しばらく音信不通でした。

しかしある時、いきなり地元の県会議員になったと知らされ、驚く間もなく届いたのが彼の結構披露宴の招待状でした。

県庁所在地の一流ホテルで開かれた披露宴は、県知事をはじめとしたVIPが顔を揃え、「ここで何かあったら県政が麻痺するな」と、一緒に参加した予備校時代の親友と囁き合ったものでした。

しかもあまりの出席者の多さに舌を巻きながら、今我々がいる会場外のロビーがそのまま我々の席になるんじゃないか、などと心配したりもしました。

浪人時代からユーモア満載で、高校時代の同級生で今も一線級で活躍する某男性タレントにお笑いを教えたのは俺だと豪語する彼の言葉は、あながち嘘とは思えませんでした。

現に彼は披露宴の締めの新郎挨拶で、県知事はじめ居並ぶVIPを前に「近くにお越しの際は、迷惑なので決して家には来ないでください」と真顔で言ってのけました。

仕事で彼の県を訪れた際は、わざわざ時間を取って夜の一杯に付き合ってもくれました。

そんな彼ともしばし疎遠になりました。
そして、ずっと届いていた「〇〇〇〇通信」も、いつの間にか届かなくなりました。

しかし先日、その最新号がいきなり自宅へ届きました。
一体なぜ?

でも1面に映っている彼の写真は、30年以上前に机を並べていたそのままの姿でした。
そして文面から、彼が2女の父親であることも初めて知りました。

これだけ時間と距離が離れているのに、不思議と遠さは感じませんでした。
むしろ許されるのであれば、すぐにでも彼と話したい衝動に駆られる自分がいました。

Mくん、県会議員として脂が乗り切っている年齢ですね。
コロナ禍の中、奮闘している様子が伝わってきます。
これからも頑張ってください。
応援しています。
そして機会があれば、また会えることを楽しみにしています。
おたより、ありがとう!