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映画の話

2011.08.12

皆様、お盆休みはいかがお過ごしですか?
弊社は13日(土)まで営業です。
それまでフルスロットルで頑張ります。

今日はまた映画の話をいくつか。

子供たちと一緒に「ハリーポッターと死の秘宝 PART2」を観てきました。
とはいっても、私はこのシリーズは途中から観ていないので、冒頭からストーリーはチンプンカンプン。
あとでトンチンカンな質問を子供たちに浴びせて大笑いされたりもしました。

このシリーズで興味深かったのは何といってもスネイプ先生を演じたアラン・リックマン。
そう、「ダイ・ハード」で犯人のボス役を演じたあの人です。

「ダイ・ハード」を初めて観た時はあまりの面白さに狂喜乱舞したものですが、「ハリーポッター」の1作目を鑑賞中はよもやスネイブ先生があの犯人と同一人物だったとは思いも寄らず、観終わってから知ってひたすら感激。
今回も彼がするたびにスクリーンに釘付けになっていました。

で、結局スネイブ先生はいい人だったの?悪者だったの?と聞いて、またしても子供たちに笑われながら詳しい解説をしてもらうハメとなりました。

そういえば初代ダンブルドア校長のリチャード・ハリスも大好きな俳優でした。
でも2作目を取り終えて亡くなってしまい、とてもショックだったのを思い出します。

続いても映画の話題。

先日早朝にテレビを観ていたら、「NARUTO」の最新作にちなんで、作者の好きな刑務所映画ベストスリーを特集していました。
そこで勝手ながら、僕の好きな刑務所映画ベストスリーを挙げさせて頂きます。

・第3位 アルカトラズからの脱出

数あるクリント・イーストウッド主演作品の中でも、個人的に大好きな1本(監督は「ダーティハリー」のドン・シーゲル)。
脱出不可能といわれたアルカトラズ刑務所から脱走を企てる、実話をもとにした作品ですが、終始一貫したサスペンスタッチの緊張感溢れる映像とストーリー展開は何度観ても飽きません。

・第2位 パピヨン

小学生の時に観て心をわしづかみにされた作品です。
スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマンという両巨頭の身を削るような演技に、観るたびに釘付けになった思い出が蘇ります。
スティーブ・マックイーンの叫びとともに流れる、ジェリー・ゴールドスミスの甘美なテーマソングが心に焼き付いて離れません。
ちなみにこのジェリー・ゴールドスミス、僕が大好きな映画音楽作曲家で、この人のサントラLPは今でもすべて大切に保管してあります。
この作品はつい最近「午前10時の映画祭」でリバイバル上映されましたが、観に行けなかったことを今でもとても後悔しています。

・第1位 ミッドナイト・エクスプレス

やはりこの1本でしょう。
中学生の時、何の予備知識も持たずに観に行ったこの作品、映画が終わった瞬間はあまりの衝撃でしばし席を立つ事ができませんでした。
しかもこれが実話とは。
ラストシーンで、実在の本人の写真がスクリーンに大映しになった瞬間は、すでに涙でぐしょぐしょのほおに新たな涙がとめどもなく流れてきたのを今でも忘れません。
「この刑務所を出るにはミッドナイトエクスプレスに乗るしかない。即ちそれは脱走すること」。
興奮と感動と衝撃とに包まれた、個人的には掛け値なしの傑作です。
ジョルジオ・モロダーのメインテーマを聴いただけで、あの感動がまた蘇ってきます。