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つまみたい夜

2016.05.21

「長野の酒メッセ in 東京」では大勢のお客様のご来場、誠にありがとうございました。

今回も、日頃からお世話になっている方、そして初めてお目に掛かる方、たくさんの方々との出会いを心から堪能できた素敵な1日でした。

さて、ここからは笑い話として読んでください。

「酒メッセ」の片付けも一段落したあと、妻とふたりで会場近くの寿司屋へ入りました。

喉がカラカラだったのでまずはビールで乾杯し、メニューにあった酒肴を頼むのですが、片っ端から「売り切れました」。
寿司用の刺身しかない状態です。
寿司の前にちょっとつまんで飲みたかった私は、仕方なくお店を変える事にしました。

「ビールだけで申し訳ないけど」と帰りたい事情を話すのですが、接客係は全員中国の女性。
こちらの説明が通じないのです。
かといってテーブル席だったので、寿司を握り続けるカウンターの中のご主人にわざわざ話しにも行きづらいし。

ゆっくりと平易な日本語で何度も伝えて、ようやく「分かりました」と言ってもらって、ほっとしながらレジへ向かったその時。

係の女性がカウンター越しに大きな声で「こちらのお客様、食べるものがないから帰るそうです」
思わずカウンターを振り返り、初老のご主人に誤解を解くべく「すみません!」というのが精一杯。
「いいですよ」と答えるご主人の笑顔が救いでした。

ちなみに次に入った、すぐ隣にある居酒屋。
酒肴も旨く、値段も安く、サービスもよく、「新政」「醸し人九平次」・・・次から次へとついつい飲み過ぎてしまいました。