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もみじ

2013.05.28

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以前このブログでも紹介した、私の大のお気に入りの、上田市内にある四川料理の名店「四川や」。

今日はランチで訪問し「サンラーメン」を注文したところ、サービスの女性が「今日はスペシャルです」という言葉とともに持ってきてくれたのが写真の器。
何が浮いているか分かりますか?

そう、鶏の足、すなわち「もみじ」です。

この一品、ダメな人はまったくダメでしょうね。
しかし私は大好物。
噛りつくとゼラチンたっぷりの肉がプルプルと口の中に溶けて、骨の芯までしゃぶってしまうおいしさです。
お店のマスターが「もみじ」を仕込んでいる時にタイミング良く訪問すると、時々こうやって添えて出してくれるのです。

「酸」と「辛」が絶妙に絡み合う逸品「サンラーメン」とともに、大満足でお店をあとにした午餐のひとときでした。

さて、明日からは長野県酒造組合青年部にあたる「若葉会」の研修旅行です。
ちなみに今年の研修先は福井県です。
「黒龍」の黒龍酒造と「早瀬浦」の三宅彦右衛門酒造を訪問し、勉強させて頂きます。

そして万年旅行幹事の私は、今年も旅行幹事。
参加して下さった皆さんに行って良かったと満足して頂けるよう、精一杯頑頑張って参ります。

珠玉のレストランバー

2013.05.02

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GW中の休日、会社自体は休みのその裏で、こういう時こそ捗(はかど)る(というか、やらざるを得ない)事務仕事がようやく一段落した夕方、ひと息つくために妻と向かったのは、このブログでも何度も登場している長野市の「Restaurant Bar Libiamo(レストランバー・リビアーモ)」でした。

上田市の繁華街の片隅に13年前にオープンしたその日から、時にはメインのダイニングとして、時にはアフターディナーの一杯を求めて通い詰めたこのお店は、その日を締め括る私の憩いの場所でした。

しかしオープン10周年を迎えた直後、多くの常連客に惜しまれ引き止められる中、私より一回り若いオーナーソムリエの坂田さんは「もう一歩前進したい」と、あえて長野駅前の激戦地へ移転しました。

店は移っても、選び抜かれたお酒やカクテルの数々、すべて坂田さん手作りのお料理、そして何よりも坂田さんのホスピタリティ溢れる心遣いは、オープン以来何ひとつ変わっていません。

この日も、チーズのブリュレ、熱々のマッシュルーム、苦味野菜のサラダ、仔羊といった数々の料理を堪能しながら、坂田さんとの楽しい会話や心安らぐ空間を満喫させて頂きました。

妻のラム好きを覚えていて、食後に上質なダークラムと、カカオ比率の高いビターチョコをさり気なく出してくる気配りにも感激です。
心もお腹も満たされて、ドアの外まで坂田さんに見送られながら、久々のリビアーモをあとにしました。

この珠玉のレストランバーは、長野東急百貨店と長野シェルシェの間をくぐった隣のビルの2階にあります。
カクテルやウイスキー1杯でも坂田さんは笑顔で迎えてくれるはずです。
あまり混み過ぎて、座れなくなると困るのですが(笑)。

仙臺(せんだい)アビルヴァン和牛

2012.07.12

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週末に毎年恒例の社員旅行へ行って参りました。
今回の行き先は仙台・松島です。
とにかくよく食べ、そしてよく飲んだ1泊2日でした。
その中でも特に印象深かった1軒をご紹介致します。

「仙臺(せんだい)アビルヴァン和牛」。
私の親友で今回の旅行をコーディネイトしてくれた旅行代理店の社長が、何が何でも行くべきと勧めてくれた仙台市内のステーキ店です。

まず、前日に電話で予約した際のご主人の応対が素晴らしいものでした。
どうしてもそちらのステーキが食べたくて明日長野からお伺いしたいのです、と伝えると、一見の私に対してご主人の言葉の端々から歓迎の意がはっきりと伝わってきて、電話が切れたあとも明日への期待の余韻がしばらく続きました。

そして当日の昼、予約時間ちょうどに到着した我々は、まずその荘厳な店構えに圧倒されました。
意を決して中に入ると、待っていたのは若くてきれいなマダムの暖かな笑顔と、そして細やかなおもてなしでした。

「せっかくなので個室をご用意致しました」というマダムのお言葉にまず感激です。
そして部屋に入って以降、マダムのホスピタリティ溢れるサービスと楽しい会話とに我々はすっかり心奪われたのでした。

さて、この日出して頂いたお料理は以下の通り。

・コンソメ
・手作りハムと手作りベーコン
・ポテトサラダ
・和牛ステーキ
・炒めご飯
・プラムのソルベ
・コーヒー

まず感激したのはコンソメです。
ひと口すすると牛の旨みがしっかりと感じられ、そして食べ終えたあとも牛のコラーゲンで唇がペタペタと張りついて、これぞまさに本物のコンソメです。
そしてメインの和牛ステーキのおいしさといったら。
ミディアムレアに焼かれたステーキは肉本来の歯ごたえがしっかりとあり、噛めば噛むほど肉の旨みが口中いっぱいに広がってまさに至福のひととき。
肉を食べてるという醍醐味を実感致しました。

途中、料理を手掛けるご主人もご挨拶に登場。
電話で受けた印象そのままの暖かく誠実なご主人で、マダム同様会話に花が咲き、料理の味わいがいっそうおいしく感じられました。

気が付くと時刻はもう3時近く。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
私は最後にご主人とツーショットを撮って頂き、ご夫妻に見送られながらお店をあとにしました。

レストランとは、お料理だけでなく、スタッフの皆さんやお店の空気によってより一層おいしさが広がることを実感した、そんな仙台でのひとときでした。

ちなみに飲み物のメニューを観たら、ボルドーのグランヴァンの赤ワインに混じって、宮城の地酒「浦霞」「日高見」そして長野の「真澄」がラインナップされていました。
運転手でなければ飲んでました・・・。

ベーグル屋ハル

2012.05.07

4月下旬、当社にふらりと立ち寄られた若いご夫妻。
試飲をされながら話が盛り上がり、どちらからいらしたのかお伺いしたところ、このたび東京から上田へ越されてきて、6月1日にベーグル屋を開店される事が判明しました。

店名は「ベークル屋ハル」。
場所は上田市の中央、「海野町(うんのまち)商店街」のほぼ真ん中です。

ちなみに4月までは高田馬場にお店を出されていたそうで、早速ホームページを開いてみました。

http://www.fsf-haru.com/

ぜひブログを読んでみてください。
たくさんのお客様に愛された素敵なお店だったことが伝わってきます。
そしてご夫妻がどんな経緯で上田へ出店を決められたかも分かります。
上田の人と街と自然とを本当に気に入って下さっているのですね。

ご夫妻のお人柄に引かれてその後も連絡を取り合う中で、先日もおふたりがご来店されました。
その時も、上田の魅力を語り続けるおふたりと接しながら、ぜひ上田の街に「ベーグル屋ハル」が根付いてほしい、しみじみそう思いました。

高田馬場の時はランチも提供されていたそうですが、上田では販売一本で勝負されるとの事。
上田駅お城口を直進し、中央交差点を右折して、駅から徒歩で約10分。
「ベーグル屋ハル」、6月1日オープンです。

中華料理「四川や」

2012.03.01

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上田市の合同庁舎斜め前に位置する中華料理「四川や」。
私の大のお気に入りの一軒です。
10年以上前にオープンした時から、昼に夜に通い詰めています。

とにかく何を食べてもおいしい。
圧倒的な人気はゴマの風味が香るタンタン麺ですが、辛さの中に香辛料の絶妙な味わいが広がる四川麻婆豆腐をはじめ、グランドメニューのどの一品もハズレがありません。
例えば普通の炒飯なんかも、その火加減や味付けは舌を巻く旨さです。

夜の宴会も、定番コースのすばらしさはもちろんですが、もうひとつお薦めはオーナー兼シェフの山浦さんに、ある程度の好みを伝えてお任せしてしまう事。
それはそれは張り切って、創意工夫に満ちた渾身のひと皿を作ってくれます。
しかもコース料理の量の多さといったら。
五目おこげが出てきてもう満腹、これで締めかと思っていると、さらにそのあと「お米と麺、お好きなものをお作りします」と聞かれて目を白黒させる毎回です。

ちなみにシェフの山浦さんは、あの陳健一の四川飯店出身です。
四川飯店を良く知る友人によると、杏仁豆腐なんかもまさに四川飯店の味そのものなんだそうです。

さて、そんな「四川や」に昨日もランチで行ってきました。
そこで注文外でさり気なく出てきたのが、写真にもある鶏の足を揚げたもの。
実は私は鶏の足をはじめ中華のゲテモノ系も大好きでして、常々オーナーとゲテモノでフルコースをやろうと言っているほど。
コラーゲンたっぷりの足にむしゃぶりつき、数分後には骨だけが皿の上に残されました。

東京のセルリアンタワーホテル東急内にある、今や押しも押されぬ大人気店「szechwan restaurant 陳」の菰田(こもた)料理長と共に四川飯店で腕を磨いた「四川や」の山浦シェフ。
「彼には負けません」と胸を張るその言葉が決して誇張ではない事は、一度「四川や」に足を運んで頂ければ分かると思います。

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