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No.13cafe

2019.07.28

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猛暑の中での東京出張。

午後3時を過ぎた頃、汗だくになりながら向かったのは新宿歌舞伎町。
「健康プラザ ハイジア」4階に素敵なお店があるのです。

「No.13cafe」。

その名の通り、おいしいデザートと共にカフェタイムも過ごせるのですが、実はここは絶品の干物と選りすぐりの地酒が有名な、飲み処の名店なのです。

その証拠に、ここには折に触れ全国の蔵元が顔を出します。
昨日も、私も敬愛する茨木の蔵元が立ち寄よったと、その方のfacebookに載っていました。

さて、店内に入り片隅のテーブルに腰を落ち着けた私は、調理をしている彼の姿を見つけて「ノブさんの手が空いたら声を掛けて頂けますか?」とサービスの女性にお願いします。

待つこと数分、誰が来たのかと訝しながらテーブルまで来てくれたノブさんの驚く顔を見ながら、再会を喜び合います。

ちなみにこのお店の干物をはじめとした酒肴の数々や、地酒の品揃えは、すべてノブさんプロデュース。

でも今は午後3時過ぎ・・・「のぶさん、今日はデザートでもいい?」とお許しを得て選んだのは、スペインはバスク地方のチーズケーキ「バスクケーキ」とアイスコーヒー。

運ばれてきた、この「バスクケーキ」の美味しさといったら。
濃厚なチーズの風味、サックリした外側とトロリとした内側の舌触りの妙味。
そこにホイップクリームを付けると軽快な甘さも加わって、あっという間にお皿は空になりました。
これで600円は安いし、しかも50円追加でチョコレートソースがトッピングてきるそうです。

ノブさんによると、このバスクケーキも酒と合わせられる事を前提にしているそうで、しばらく前も、とある蔵元がこのケーキと合うお酒をマリアージュしていったそうです。

歌舞伎町の喧騒の中、静かなビルの4階に佇む干物と地酒の名店「No.13cafe」(カフェタイムはもちろんデザートとドリンクでもOK)。
よろしければぜひ足を運んでみてください。

メニューは3品、が・・・

2019.01.07

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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
当ブログも頑張って更新していきたいと思いますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

さて、今日は私が足繁く通う名食堂をご紹介します。
千曲市の「あさひや」。

このお店、昼間はメニューが何と3品しかありません。

・<鶏がら黄金スープ>しょうゆらーめん(ちゃーしゅーらーめんもあります)
・<野菜たっぷり白あんかけ>さらしな焼きそば
・ソースかつ丼

これだけです。

しかしその3品がどれも絶品!
加えてボリュームの凄さは写真のソースかつ丼を見て頂ければお分かりかと思います。

清潔感あふれる店内はいつも満席で、寡黙でダンディなご主人とちゃきちゃきで美人の女将さんがお店を仕切っています。

実は先日もお客様を連れて行って、かつ丼を堪能してきたばかりです。

繊細で透明感に満ちたスープのしょうゆらーめんも、野菜がたっぷり入った白あんが乗った上田流の焼きそばも大好き。
お伺いした際には、家族の分の焼きそばを持ち帰りで追加する事もしばしばです。

そして夜の宴会料理がこれまた美味しい。
しばらく前の宴会では、もつ鍋の美味しさに感動。
これまで食べたもつ鍋の中でもトップクラスの味わいでした。

住宅街にさり気なくたたずむ「あさひや」。
でも店内は美味しいお料理に舌鼓を打つお客様の熱気でいっぱいです。

ネットで検索して、お近くをお通りの際はぜひ一度行ってみてください。

四谷三丁目「くりや」

2017.08.05

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今年も大盛況だった「大長野酒まつり in 四谷」。
真夏の四谷エリアを長野の地酒がジャックさせて頂きました。

そして当社がブースを構えたのは3年連続となる四谷三丁目の「くりや」。
素敵な女将さんが営む日本酒専門の居酒屋です。

このお店を紹介して下さったのは、四谷三丁目の会員制地酒専門店「鎮守の森」(元「酒徒庵」)のオーナー竹口さんです。

数年前、「酒徒庵」でお酒の会に参加させて頂いた折、打ち上げで数名の蔵元とともに連れていって頂いたのが「くりや」でした。
女将さんの笑顔、そして美味しい酒肴にたちまちぞっこん。

それがご縁で、ここ数年は相思相愛(笑)で「くりや」にブースを構えさせて頂いております。

今回も「大長野酒まつり」の前日に、敬意を表して一般客として訪問。

この日のお目当てはパスタ。
こちらのお店、和食に混じって、さり気なくパスタメニューや火曜日限定の(酒に合う)カレーとかがあるのです。

女将に聞いたら今日はいい雲丹(うに)があるというので、それをスパゲティにしてもらったところ、これが美味いのなんの。
前のお店でかなりお腹は膨れているというのに、あっという間にひと皿完食。
ついお替りまでしてしまう始末でした。

翌日の「大長野酒まつり」で、お客様に振る舞われた酒肴は名物「牛すじの煮込み」と「揚げなす」。
厨房で汗だくになりながら(そしてエネルギー補給でお酒を呑みながら)腕を振るう女将の料理には、人だかりが絶えませんでした。

ちなみにこの日「くりや」で隣にブースを出されていた蔵元は、「信濃鶴」を醸す敬愛する長生社の北原さん。
真摯なお人柄はもちろんのこと、いつもながらのぶれない安定した酒質に今回も感動でした。

くりや http://kuriya.epice-inc.com/

「和とBAR 月の小路」

2017.05.06

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上:「和」のカウンター
下:「BAR」カウンター


京浜東北線大森駅を降りて徒歩2分。
2月にオープンしたばかりの「ホテルグランティオス別邸」。
そのメインダイニング「和とBAR 月の小路」へ行って参りました。

このお店のコンセプトは、その名の通り「和と洋の融合」。
ひとつの店内には、お寿司や会席を楽しめる「和」のスペースと、食前酒やアフターディナーの一杯を楽しめる「BAR」スペースの両方が備わっています。

妻とともに訪れたのはゴールデンウイークの夜。
エレガントな女性店長さんのお出迎えを受けながら、まずは「和」のカウンターに腰を落ち着けます。

選んだメニューは、土日祝日限定の「寿司会席」(4,000円)。
このコースの特徴は、お寿司(3貫ずつ3皿)と焼物・煮物といった一品料理が交互に出てくること。
前菜に続いて、この日は中とろ・金目鯛・したびらめの「一之寿司」でスタートです。

お料理の美味しさと共に、お酒も「鳳凰美田」「王録」「雨後の月」・・・どんどん進みます。

途中、大好物の〆鯖と、会話が弾む中で板長さんが好みを察して出して下さった小肌の紐巻きを追加して小一時間。
巻物・軍艦・玉子の「三之寿司」を楽しんでいる時に、このお店をご紹介下さった営業企画室の長嶋さんご夫妻が合流されました。

食事を終えた我々4人はバーカウンターに移動し、長嶋さんチョイスのイタリアワイン(これがまた香りとボディが豊かで美味)のボトルを開けて、閉店時間まで楽しい会話に花を咲かせたのでした。

聞けば和のランチもコストパフォーマンス抜群。
板長さんによれば週5日通われるお客様もいるそうです。

大森駅前に出来た、外の喧騒を忘れる快適な異空間「和とBAR 月の小路」。
おすすめです。

「そば処 木鶏」

2017.04.07

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とある日曜日、仕事が一段落したところでふと思い立ち、妻を乗せて車を松本市の隣の山形村へ走らせました。

目指す先は「そば処 木鶏(もっけい)」。

お店とご主人の塙(はなわ)さんとの出会いは以下の過去ログの通り。

http://www.wadaryu.com/blog/archives/493.html

今回はその時以来の訪問です。

店内に入った瞬間の凛(りん)とした空気は変わりません。
その向こうで、塙さんが熱心に蕎麦に向かっています。

目が合った瞬間、すぐに分かって下さった時の嬉しさといったら。
心躍らせながらカウンターに陣取ります。

このお店のウリはもちろん蕎麦と、もうひとつが「ギタロウシャモ」。
そのどちらも味わおうと、大もり蕎麦とミニ木鶏丼(親子丼)の両方を欲張って注文。
塙さんの仕事を見ながら出来上がりを待ちます。

やがて届いた十割蕎麦と親子丼。

まずはお勧めに従い、十割蕎麦に塩を振ってひとくち。
お蕎麦の繊細な甘みと旨みとが口の中いっぱいに広がって、思わず「旨い!」

続いて食べた木鶏丼の、プリプリの弾力と噛みしめた時の肉の味わい、そして卵とタレの美味しさに、こちらも「旨い!」

おそばに付いた山葵やそばつゆやそば湯まで堪能し尽くして、器はあっという間に空っぽになりました。
まだまだ食べられるぞ、と思っている横から、妻は追加でデザートを注文。

塙さんや、隣に座ったお客様との楽しい会話もご馳走に加わって、素敵な午餐のひとときは過ぎていくのでした。

ひとつだけ残念だったのは・・・車でなければ目の前の冷蔵庫にズラリと並んだ日本酒が飲みたかった!

「そば処木鶏」。
松本山雅のホームグラウンド「アルウィン」から車で数分の、魂のこもったお蕎麦の名店です。

http://ichigoichienococoro.com/

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