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「美山錦」発売開始

2022.04.22

「和田龍登水(とすい)」新酒のご案内です。

「ひとごこち」「山田錦」に続きまして、来週から「美山錦」の発売を開始致します。
こちらももちろん「無濾過生原酒」です。

「和田龍登水」は、いわゆる香り系とは一線を画しています。
「和田龍登水」が目指すのは「穏やかさ」「やわらかな旨み」そして「バランス感」。
今年度はそのベクトルをさらに追及したつもりです。

4種類のお米がそれぞれ表現する上記の味わいをぜひご賞味頂ければ幸いです。

なおトリを飾る「山恵錦(さんけいにしき)」はゴールデンウイーク明けの発売予定です。

ご不明な点は遠慮なくお電話、またはトップページのバナーにあるメールにてお問い合わせください。

新酒続報

2022.04.14

新酒の出荷準備で大わらわで、ブログが疎(おろそ)かになってしまいました。

「和田龍登水(とすい) ひとごこち」新酒の発売を開始しました。

来週は「和田龍登水 山田錦」。
そのあとも「美山錦」「山恵錦」と続きます。

今年もすべて「無濾過生原酒」です。

4種類とも、お米の違いによる味わいの違いはありますが、目指す方向性は同じです。

全体を包む穏やかさ。
やわらかな旨味。
香りと味わいのバランスが取れた酒質。

するすると喉を通り、心地良い余韻を残して口の中から消え去る、原酒のイメージを覆す、きれいで優しい味わいに仕上がっています。

そして時を経るに従って、少しずつ熟成を重ね、フルボディへと成長していきます。

ぜひ皆様にご賞味頂けたら嬉しいです。
当ホームページの「『和田龍登水』お取り扱い店」様にてお求めください。
ご不明な点はお電話か、もしくはトップページのバナーからメールを頂ければと存じます。

新酒発売のお知らせ

2022.04.02

4月の「和田龍登水」新酒発売ラッシュを前に、弊社の店頭の冷蔵庫や棚がガラガラで、お越し頂く皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
第1弾の「ひとごこち」、いよいよ4月11日発売予定です。
そのあと引き続き「山田錦」「美山錦」「山恵錦」と順次リリースを予定しております。
今年も全量、無濾過生原酒です。
乞うご期待ください。

なお新酒の「和田龍純米しぼりたて生原酒」は、当社の在庫は完売しております。
引き続き当ホームページ内の「『和田龍登水』お取り扱い店様」にてお求めください。
お買い上げ、お召し上がり頂いた皆様に心からお礼申し上げます。
引き続き頑張ります!

「和田龍登水」をぬる燗で。

2022.03.26

「和田龍登水(とすい)」のぬる燗がめちゃくちゃ美味しいです。

えっ?
「無濾過生原酒」をお燗してしまうの?

実は少なくない飲食店さんが「和田龍登水」をぬる燗にしてご提供して下さっています。

そして私自身、その美味しさを改めて実感した機会が、ここ最近で2回ありました。

1回は江戸前のお鮨屋さんでの事。
こちらのお店は、このブログでも頻繁に登場する「小さな酒蔵応援団 革命君」の齋藤さんがご存命の時から「和田龍登水」をお取り扱い頂いております。

ペアリングを重視するこのお店では、先日お伺いした時も「『和田龍登水』はお鮨の時にお出しするようにしています」との事で、ご主人がおつまみのあとにお鮨を握り始めると、酒燗器で丁寧に温められた「ひとごこち」が供されました。

そのぬる燗の美味しかったこと!
熟成による旨味がお燗によって増幅して膨らんで、口いっぱいに広がる柔らかな味わいと、赤酢のシャリで握られた繊細なお鮨とが見事に調和して、思わず杯がぐいぐいと進みました。

もう1回は地元の有志で定期的に開かれている飲み会での事。
ビールで乾杯したあとに、皆が気を遣って「和田龍登水」を注文してくれて、「でもお燗したお酒も飲みたいなあ」。

そこで「ぜひ和田龍登水をぬる燗で飲んでほしい」と供したところ、皆が「美味い!」と大絶賛してくれて、結局6人で二合徳利が10本以上空いてしまいました。

無濾過生原酒のもうひとつの楽しみ方として、ぜひぬる燗も試してみませんか?
お勧めです。

齋藤さん、ありがとう。

2022.02.19

昨日2月18日は、地酒界の至宝、「革命君」の齋藤哲雄氏の一周忌でした。

以下は、生前の齋藤さんの新しい店舗を訪ねた日と、齋藤さんの訃報を知った日の当ブログです。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/662.html
https://www.wadaryu.com/blog/archives/770.html

思い起こせば、いつも齋藤さんから電話が掛かってくるのは大抵午後5時過ぎ、齋藤さんが出荷作業を一段落させたあとでした。
齋藤さんは日本酒業界や酒蔵への溢れんばかりの愛情や思いを語り続けて、あっという間に30分~1時間が経過するのが常でした。

私はそんな齋藤さんの語りを聞くのが本当に楽しかった。
そして、私という人間を選んで電話をしてきてくれた、齋藤さんの思いに感動する毎回でした。

齋藤さんの声が、そして笑顔が、今でも鮮明に蘇ってきます。

最後に会ったのは、齋藤さんが亡くなる1年前の春。
上田の若手蔵元4人が集まって、齋藤さんを囲んで飲んだ一晩でした。
大いに語って笑ってしこたま酔って、21時過ぎの新幹線に乗る齋藤さんを、みんなで上田駅の改札まで見送りました。
こちらを振り返って手を振る齋藤さんの姿を今も忘れません。

齋藤さんは今も私の心の中で生き続けています。
何だか涙が溢れてきます。

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