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思い出の店

2018.09.01

普段は滅多に飲まない紅茶を久々に飲んでいて、学生時代に通った喫茶店を思い出しました。

私が住んでいた東京の某私鉄沿線の駅前の、いかにも普通の喫茶店です。

ある時、一緒に入った先輩が紅茶を頼んだところ、何とリプトンのティーバックが浸かった紅茶が平然と出てきました。
値段は確か450円。

「喫茶店でこれはないですよね」「値段もたけえなぁ」とか2人で苦笑する中、先輩が突然マスターを呼びました。

テーブルの横まで来たマスターに、先輩は笑顔でひとこと。
「このお店の紅茶、とっても美味しいですね!」

マスターは無言でカウンターの奥へ去っていきました。

もう1店、以前このブログにも書いた、学生時代に驚いたお店があります。

品川プリンスホテルにテナントで入っていたスパゲッティ専門店。
そのお店の名前を冠した一番安いスパゲッティが、何とお替り自由という事で、喜び勇んで頼んだところ・・・。

出てきたのはただの茹でたパスタ。
ソースがかかっていないどころか、味付けすらしてありません。
そこに、タバスコと粉チーズだけで味付けして食べろという、とんでもないシロモノでした。
しかも値段は忘れもしない780円。
衝撃でした。

やがてこのスパゲッティは、後輩が何杯食べられるかというチャレンジメニューになりました。
3杯が限度でしたけど。
今こんなメニュー出したら怒られるよな。