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初呑切

2015.07.25

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佐久酒造協会・上田酒造協会合同の「初呑切(はつのみきり)」が佐久市で開催されました。

「初呑切」とは、冬に搾ったお酒が夏までの熟成を経てどのような酒質になっているか、客観的な評価を専門の先生に頂く、酒造業界の夏の恒例行事です。

今回は「関東信越国税局 鑑定官室」から1名、「長野県工業技術総合センター 食品技術部門」から2名、計3名の先生方にお越し頂きご指導頂きました。

まず先生方には午前中いっぱい使って、各社合わせて100本近いお酒をすべて利いて頂き、その1本1本に丁寧なコメントをご記入頂きます。
膨大な作業です。

そして午後からは各社の個別指導となります。

ちなみにその間は自由に利き酒できるので、我々にとってもまたとない勉強の機会となります。

やがて回ってきた当社の指導の番ですが、総合的に香り・酸・キレ等がきれいでフレッシュな酒質に保たれていると、好評価を頂くことができました。
これで夏以降の後半戦も安心してお酒をご提供していくことができます。

全社の個別指導が一段落するとすでに夕方です。

場所を宴会場に移し、各先生から総合的な講評を頂いたあとは、皆が打ち解けての宴席へと相成るのでした。