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仙臺(せんだい)アビルヴァン和牛

2012.07.12

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週末に毎年恒例の社員旅行へ行って参りました。
今回の行き先は仙台・松島です。
とにかくよく食べ、そしてよく飲んだ1泊2日でした。
その中でも特に印象深かった1軒をご紹介致します。

「仙臺(せんだい)アビルヴァン和牛」。
私の親友で今回の旅行をコーディネイトしてくれた旅行代理店の社長が、何が何でも行くべきと勧めてくれた仙台市内のステーキ店です。

まず、前日に電話で予約した際のご主人の応対が素晴らしいものでした。
どうしてもそちらのステーキが食べたくて明日長野からお伺いしたいのです、と伝えると、一見の私に対してご主人の言葉の端々から歓迎の意がはっきりと伝わってきて、電話が切れたあとも明日への期待の余韻がしばらく続きました。

そして当日の昼、予約時間ちょうどに到着した我々は、まずその荘厳な店構えに圧倒されました。
意を決して中に入ると、待っていたのは若くてきれいなマダムの暖かな笑顔と、そして細やかなおもてなしでした。

「せっかくなので個室をご用意致しました」というマダムのお言葉にまず感激です。
そして部屋に入って以降、マダムのホスピタリティ溢れるサービスと楽しい会話とに我々はすっかり心奪われたのでした。

さて、この日出して頂いたお料理は以下の通り。

・コンソメ
・手作りハムと手作りベーコン
・ポテトサラダ
・和牛ステーキ
・炒めご飯
・プラムのソルベ
・コーヒー

まず感激したのはコンソメです。
ひと口すすると牛の旨みがしっかりと感じられ、そして食べ終えたあとも牛のコラーゲンで唇がペタペタと張りついて、これぞまさに本物のコンソメです。
そしてメインの和牛ステーキのおいしさといったら。
ミディアムレアに焼かれたステーキは肉本来の歯ごたえがしっかりとあり、噛めば噛むほど肉の旨みが口中いっぱいに広がってまさに至福のひととき。
肉を食べてるという醍醐味を実感致しました。

途中、料理を手掛けるご主人もご挨拶に登場。
電話で受けた印象そのままの暖かく誠実なご主人で、マダム同様会話に花が咲き、料理の味わいがいっそうおいしく感じられました。

気が付くと時刻はもう3時近く。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
私は最後にご主人とツーショットを撮って頂き、ご夫妻に見送られながらお店をあとにしました。

レストランとは、お料理だけでなく、スタッフの皆さんやお店の空気によってより一層おいしさが広がることを実感した、そんな仙台でのひとときでした。

ちなみに飲み物のメニューを観たら、ボルドーのグランヴァンの赤ワインに混じって、宮城の地酒「浦霞」「日高見」そして長野の「真澄」がラインナップされていました。
運転手でなければ飲んでました・・・。