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珠玉のレストランバー

2013.05.02

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GW中の休日、会社自体は休みのその裏で、こういう時こそ捗(はかど)る(というか、やらざるを得ない)事務仕事がようやく一段落した夕方、ひと息つくために妻と向かったのは、このブログでも何度も登場している長野市の「Restaurant Bar Libiamo(レストランバー・リビアーモ)」でした。

上田市の繁華街の片隅に13年前にオープンしたその日から、時にはメインのダイニングとして、時にはアフターディナーの一杯を求めて通い詰めたこのお店は、その日を締め括る私の憩いの場所でした。

しかしオープン10周年を迎えた直後、多くの常連客に惜しまれ引き止められる中、私より一回り若いオーナーソムリエの坂田さんは「もう一歩前進したい」と、あえて長野駅前の激戦地へ移転しました。

店は移っても、選び抜かれたお酒やカクテルの数々、すべて坂田さん手作りのお料理、そして何よりも坂田さんのホスピタリティ溢れる心遣いは、オープン以来何ひとつ変わっていません。

この日も、チーズのブリュレ、熱々のマッシュルーム、苦味野菜のサラダ、仔羊といった数々の料理を堪能しながら、坂田さんとの楽しい会話や心安らぐ空間を満喫させて頂きました。

妻のラム好きを覚えていて、食後に上質なダークラムと、カカオ比率の高いビターチョコをさり気なく出してくる気配りにも感激です。
心もお腹も満たされて、ドアの外まで坂田さんに見送られながら、久々のリビアーモをあとにしました。

この珠玉のレストランバーは、長野東急百貨店と長野シェルシェの間をくぐった隣のビルの2階にあります。
カクテルやウイスキー1杯でも坂田さんは笑顔で迎えてくれるはずです。
あまり混み過ぎて、座れなくなると困るのですが(笑)。